生きとし生ける無数の存在の中で、人間だけに与えられたかけがえのない宝。精神の自由の行使という宝を持ち腐れにして、大多数の人間ははかなく死んでいく。 遺伝子は貪瞋痴を手足のように駆使して全生命を操ってる。 遺伝子(貪瞋痴)こそが生命を現にあるように生かしている。 そして時が来れば同じ力によって容赦なく殺される、 古くなった車を買い換えるように、遺伝子に乗り捨てられて。 彼らの親もそうされた。彼らの子供もまた…。 遺伝子とその具体的作用である貪瞋痴は、人を滅ぼすものでもあると同時に、人を生かしてるものだ。 その偉大な能動的側面を見て「遺伝子は神だ」という者もいる。そうなると、おれはバランスをとりた…