半年前の6月19日ことだ。虫送り取材に訪れた宇陀市室生下笠間に入店したお店にカケダイと巡り会った。カケダイは干したもの。腹合わせした2尾の干し鯛は太い藁をエラから口に通して吊っていた。その姿は同地に住むⅠ家で拝見したことがある。写真を見れば腹合わせというよりも口合わせのように見えるカケダイに驚いたものだった。ダイコクサン(大黒さん)、エビスサン(恵比須さん)の神棚に供えていた民家のカケダイと同じように吊っていた。6月に店主から伺っていたのはこのカケダイは手造りであることだ。12月になれば寒くなる。尤も今年はすでに何度かの木枯らしがやってきた。やってきたものの天気は良くなったり雨が降ったりであっ…