西国街道は、離宮八幡宮の惣門前を通り、その先で右に曲がる。角に「右西国道」と刻まれた、元禄5(1692)の道標が残されていて、そこをすぐに左に曲がる枡形の道(曲尺手)と成っている。 通りに開業は明治時代といい、150年余りの歴史ある「三笑亭」という店があった。 荏胡麻油の発祥地である離宮八幡宮の御神油を頂いて天ぷらを提供したのが初めらしい。看板には料理旅館と書かれているが、今旅館は休止し割烹料亭と成っているようだ。 木造2階建てで、赤く塗り込められた壁が何とも艶っぽい料亭である。 これまで見てきた街道筋には、宿場に関連した遺構の説明が殆どなされていなかった。 本陣・脇本陣、問屋場や高札場等の位…