エグゼクティブサマリー 2025年7月20日に実施された第27回参議院議員選挙は、日本政治の転換点となる歴史的な結果をもたらした。自民・公明両党は過半数の維持に必要な50議席の確保に失敗し、衆議院に続き参議院でも少数与党となった。これは自民党結党以来初めての衆参両院での過半数割れという歴史的事態である。 一方で、国民民主党と参政党が大幅な議席増を達成し、新興政党の台頭が顕著となった。投票率は58.51%と前回より6.46ポイント上昇し、期日前投票も過去最多の2,618万人に達した。女性当選者も40人と過去最多を更新するなど、多面的な変化が見られた選挙となった。 1. 参議院選挙の概要 1.1 …