明治10年、文明開化の音が響く京都で、絵具や染料を扱う一軒の商店が産声を上げました。以来140年以上にわたり、日本の産業の「色」と「機能」を支え続け、染料から化学品、そして最先端の電子材料へと、時代の変化とともにその姿を変えてきた化学品専門商社があります。今回は、大阪・船場に本社を構える老舗、「松浦株式会社」の決算を分析します。激動の時代を幾度も乗り越えてきた老舗企業の経営戦略と、決算書に隠された本質的な強さの秘密に迫ります。 【決算ハイライト(第132期)】資産合計: 7,972百万円 (約79.7億円)負債合計: 5,514百万円 (約55.1億円)純資産合計: 2,459百万円 (約24…