FRBの〇・七五%利上げにしめされるものは何か——東西の帝国主義の抗争 六月一五日に、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)は、急激に進行するインフレを抑えるために、政策金利を通常の三倍にあたる〇・七五%引き上げることを決定した。ニューヨーク市場の株価は、その前日には暴落し、当日にはその利上げは織りこみ済みとして平静をとりもどしたのであったが、翌日にはまた下落した。東京市場の株価もまた、これに連動した。日銀は、日本経済の低迷を打開するために大規模な金融緩和政策を維持しており、しかもその維持を決定したことからして、円相場は下落しつづけている。 金融市場のこの表層の動きは、帝国主義世界経済がはらむ新…