黄芪 現代に息づく「補気薬の王様」:黄芪(おうぎ)とは? 黄芪(ファンチー/おうぎ)は、マメ科の多年草であるキバナオウギまたはナイモウオウギの根を乾燥させた、中国の伝統的な重要な生薬の一つです。その利用の歴史は2000年以上にもわたり、古くから「補気薬の王様」として珍重されてきました。 中国の伝統医学(中医学)において、「気(き)」は生命活動の根源となるエネルギーと考えられています。黄芪は、この「気」を補い、体を活気づける、つまり「補気(ほき)」の作用に最も優れる生薬として知られています。 ✨ 中医学における主要な働き 補気昇陽(ほきしょうよう): 消化器系の「気」を補い、内臓の位置を保つ力を…