松浦史明准教授によるご報告: 今回はカンボジアでの遺跡調査について紹介します。カンボジアの遺跡といえばアンコール・ワットが有名ですが、その他にもたくさんの遺跡があります。 こちらはアンコール・ワットからおよそ半世紀あと、12世紀の終わりごろに創建されたバンテアイ・クデイ寺院です。当時の王であるジャヤヴァルマン7世は、仏教を国家宗教としたことで有名で、この寺院にも仏教に関する図像が多く見られます。 例えばこちらの写真には、何が描かれているでしょうか(ちなみにこの部材は、崩れてしまった建物の一部分を地面に積み直したものです)。私が今期担当している「仏教美術」の授業を受けている方は想像がつくかもしれ…