山陵町取材を終えてからも民俗取材。目的地は京都南部の神社。行先をカーナビゲーションにセットして車を走らせる道は歌姫街道。その昔は、奈良と京都を結ぶ重要な街道。平城京を建設する資材の搬入に利用された街道。この場では多くを語れないが、その地に添御縣坐(そうのみあがたにます)神社が鎮座する。これまで気にもかけていなかった神社にふと立ち止まり停車した。佐紀町・山上八幡神社の六人衆から聞いていた、歌姫の氏子たち。長老らの負担も大きく、簾型の注連縄作りも難しくなっている、と。やがては中断の憂き目。やむを得ない判断だったと思料する。その添御縣坐神社に参拝したくなって車を停めた神社。大正13年に再建された鳥居…