町の中心部にある市立荘内病院。 地方の医療機関を悩ます医師不足は、この病院でも深刻な状況のようです。 今、ボクが向かっている整形外科は、当病院の真向かいにあります。 「痛みがなくなれば、またやるでしょ?」 「痛みが出るということは、走れないということですよ」 そう話した時の医師の表情が、ボクの今とこれからのことを教えてくれたよ。 先生、ボクはちゃんと理解していますよ。 後輩オーモリ君が言う通り、膝は消耗品であることを。 今さらですが、残された機能は大切にしながら、使っていきますよ。 だから?今日も歩いて来たし、帰りもこうやって遠回りして帰るんです。 自宅とは逆方向、南に向かえば、城址公園のそば…