新暦三月の初午の日に初午祭が行われ、参列者に昔懐かしいハタアメ(旗飴)を配られると知って出かけた桜井市三輪の成願稲荷神社。大神神社の神宮寺の一つである浄願寺の鎮護社として正応三年(1290)に創始されたと伝わる。成願稲荷神社はかつて大字高宮の氏神社であった。大神神社の神職がいうには昭和40年に大神神社末社として移管したそうだ。石灯篭に「稲荷社 享和三年癸亥(1803)九月吉日 寄進壽七」。台座に「石工 佐保庄村儀助」の刻印が見られる。奈良県内で佐保庄といえば天理市の佐保庄町。機会があれば関係性を調査したいものである。三月初午祭の神事に大神神社の神職が参進する。参集した人たちは大字高宮と馬場。こ…