肌寒くはあるが、雨の心配は皆無で、風も吹かない。絶好の墓詣り日和である。 昨二十六日が、父の月命日だった。母の月命日は六日だから、いずれに片寄っても差支えないものの、できれば末尾六の日を、墓詣りの日としてきた。もちろん厳密なものではなく、気分・体調によりおうおうにしてズレる。今月は一日遅れとなった。今年の詣り納めだ。 詣り納めなさるかたが多いとみえて、花長さんの店頭に用意された作り置きの花束は残り少なかった。そのわりには父が好きだった色と母が好きだった色との花がちゃんと残っていて、気を好くした。残りものにはナントヤラである。 庫裏へ顔出しして、年末のご挨拶。先月の父十七回忌法要のお礼を申しあげ…