ある会合があり、幼馴染に伝えたいことがあり出席しました。幼馴染は来ませんでしたので、代わりに、別の人にどうしてそのような選択をしたのか、その後起きたこと、最近の関心事について話しました。 逢えなかった幼馴染には、二つの詩をプレゼントすることにします。 去りゆく五月の詩(詩集「廢園」より) われは見る。廃園の奥、折ふしの音なき花の散りかひ。風のあゆみ、静かなる午後の光に、去りゆく優しき五月のうしろかげを。 空の色やはらかに青みわたり夢深き樹には啼く、空しき鳥。 あゝいま、園のうち「追憶」は頭を垂れ、かくてまたひそやかに涙すれどもかの「時」こそは哀しきにほひのあとを過ぎて甘きこころをゆすりゆすりは…