坂口志文さんがノーベル賞を受賞した。 近頃、日本の研究力が低下していることが言われていただけに、うれしいことだ。 でも、彼は既に欧米でも数々の受賞を受け、お兄さんは「やっとか」と言っていた。 坂口さんの容姿を見て、すぐフィンランドの妖精・ムーミンが思い浮かんだ。 眼差は鋭いが、奥さんも言っているが、性格は至っておっとりしているそうだ。 しかし、自分の考えを曲げず、同じテーマで何十年も研究し続ける頑固さがある。 インタビューで座右の銘を聞かれた時に、少し考えて「一歩一歩」と答えた。 あまり気の利いたものではないことを、照れながら言っていたのが印象的だった。 でも、その言葉は正に、本人のこれまでの…