コスモス―他 (東欧の文学) 作者:ヴィトルド・ゴンブロヴィッチ 恒文社 Amazon ★★★ 部屋探しをしていた「ぼく」とフクスは、町外れの一軒家に間借りすべくその家に向かう。道中、2人は首くりりのスズメを発見するのだった。その後、宿泊先の部屋の天井に矢印があったため、その方向へ行くと、今度は首くくりの木切れを見つける。誰が何の意図でそんなことをしたのか? 「あんたはこのわしを、きっと、頭のおかしな男と思っとるだろうな?」 「いくらか」 「そういってもらうと楽だね。わしがちょっと気違いのふりをするのは、楽な気になるためさ。楽でもしなくちゃ、とてもやり切れやしないからね。あんたは楽しみが好きか…