雪の降らない茨城の冬も、色彩が乏しいことに変わりはありません。そんな冬が始まります。枯れ木立の間を銀狼の群れのように冷たく乾いた風が吹き抜ける季節です。 いつも 1 1 月に野に出て、リンドウの花の鮮烈な青の光を網膜に焼き付けて、彩り溢れる生命の季節に別れを告げる、そんな儀式めいたフィールド行をしておりました。今年は機を失した。間に合うか。 うわあ、機を失したどころではありません。自然公園であるところの「いつものフィールド」、今年はススキやオギの穂が出そろうというタイミングで草刈りされたようです。セイタカアワダチソウの花期なので適切といえば適切ですが、同時期に花穂を出すアキノキリンソウ、センブ…