十勝管内中札内村に住み、となりの更別にアトリエを持つ鈴木隆さんの個展。木彫が主軸にコンセプチュアルな作品が多く、次に何を発表するか分からない作風の多彩さについては、十勝はもちろん北海道内でも屈指の作家である。 十勝管内新得町にあるダム湖のほとりで繰り広げられた「サホロ湖環境アート」の一環で2000年、鈴木隆さんが直径8メートルの地盤を芝生部分につくり、現地で採取したシラカバの種をまいて以降、毎年の様子を記録した写真を展示している。 あらかじめ言っておけば、ここに並んでいるのは写真であるが、これはいわゆる「写真展」とはいえないだろう。撮影位置や角度も、シラカバの木々からの距離も、年によってばらば…