イギリスの競走馬、1996年・1997年度香港国際ヴァーズ連覇など世界を転戦した。
1998年にはジャパンカップに来日(エルコンドルパサーの15着)
リスト::競走馬
→ジャン・ジャック・ルソー(Jean-Jacques Rousseau 1712-1778)
フランスの思想家、エッセイスト。代表的著書に「社会契約論」「エミール」「告白」「孤独な散歩者の夢想」。
フランスの画家。素朴派に分類される。
→アンリ・ルソー
小谷野敦のルソー伝を面白く読んでいるが、若い頃のルソーはけっこうイケメンでよくモテたようだ。特に年上のマダムから好かれたらしい。 この人はヴァランス夫人といい、篤志家で今でいう保護司のようなことをしていたが、風来坊生活を送っていたルソーを引取り、やがて愛人となる。 ルソーに初めて女性の手ほどきをしたのもヴァランス夫人で、夫人を「ママン」と呼んで親しんでいたルソーは初めての体験の後「近親相姦をしたような気持になった」という。 ヴァランス夫人は何人もの愛人をつくり、ルソーと同時につきあっていた相手もいた。 貧しい人を見るとポンとお金を与えるような人で、いろいろな人間が金目当てに彼女の周りに群がって…
原題:La Bohemienne endormie 英題:The Sleeping Gypsy 作者:アンリ・ルソー 制作:1897年 寸法:129.5 x 200.7 cm 技法:油彩、カンヴァス 所蔵: ニューヨーク近代美術館 不毛の砂漠にジプシーの黒人女性が杖を持ちながら寝ている。そこに一匹のライオンが通りかかる不思議な絵画。砂漠にライオンがいるという非現実のアイデアは、ルソーが敬愛していた画家ジャン=レオン・ジェロームの《砂漠のライオン》をモチーフにしている。 ジェローム《砂漠のライオン》1885年、オルブライト・ノックス美術館 ルソーは1898年に《眠るジプシー女》を買ってもらおうと…
原題:Le Rêve 英題:The Dream 作者:アンリ・ルソー 制作:1910年 寸法:204.5 x 298.5 cm 技法:油彩、カンヴァス 所蔵: ニューヨーク近代美術館 《夢》はアンリ・ルソーが66歳で亡くなる1910年に描かれた作品で、絶筆。ジャングルの密林に、ソファに横たわる裸婦と笛吹き、猿や鳥、象、蛇、ライオンなどが夢幻的に描かれる。25を超えるルソーのジャングル絵画の中で最大の作品であり、来日したことはない。所蔵するニューヨーク近代美術館(MoMA)に行かなければ観られない。 死の直前、ルソーは貧困で大型のカンヴァスを買う余裕もなかった。この絵画を制作した半年後の1910…
「なぜ国王の言うことが“絶対”ではなくなったのか?」 「自由や民主主義はどこから生まれたのか?」 その答えは、ロック・モンテスキュー・ルソーが活躍した“啓蒙思想”にあります。 彼らが迷信や圧政に立ち向かい、人々の自由を取り戻そうとした思想は、現代社会の土台にもつながっています。 啓蒙思想とは 3人の啓蒙思想家の比較表 ロック:近代的な権利の出発点 モンテスキュー:権力を分ければ自由が守られる ルソー:主役は国民自身 練習問題 まとめ 啓蒙思想とは 啓蒙思想とは、「人間は理性を使えば社会をよりよくできる」という考えにもとづき、迷信や不合理な権力から人々を解放しようとした思想です。 当時のヨーロッ…
『教育とは自然の性、すなわち天性に従うことでなければならない。…国家あるいは社会のためを目標とし、国民とか公民になす教育は、人の本性を傷つけるものである。 ルソー『エミール』(岩波書店)』 教育とは何か? 最近は、企業戦士たちが卒業し、リタイヤ組が増えつつあります。 その人たちにも、「きょういく」と「きょうよう」が必要と言われるようになりました。 これは、冒頭のフレーズの教育とは違うのだそうです。 「きょういく」とは、「今日行くところがあるか?」で、「きょうよう」とは、「今日する用事は何か?」と言うことだそうです。 何もせずに、ゴロゴロと家にいるというのは、自分のためにも、家族のためにも精神衛…
形式とは何か。それは、制度がつくる決まりごとであり、社会が自分を守るために生み出した慣習であり、人と人のあいだに置かれる「箱」のようなものである。契約書、ルール、手順書、フォーマット、判子、署名、確認ボタン、約款。どれも本質ではない。しかし、どれも社会において圧倒的な力を持つ。 形式は悪だ。その一言で断じたくなる誘惑は強い。なぜなら形式は、人の魂の動きとは関係なく、ただ淡々と事務的に人を裁いていくからだ。誠実さや真心をどれほど注いでも、形式に記載がなければ「なかったこと」になる。逆に、不誠実であっても形式を満たしさえすれば「正しいこと」になってしまう。 形式は、魂に対して盲目である。ゆえに形式…
11月3日 きのうはヴィジョン弦楽四重奏団のマチネを聴きに行って、若々しくみずみずしいアンサンブルに魅了された(感想はこちら)。 終わったあと大阪・鶴橋に移動して、うちの人の誕生会を、長年通っている大邱家で。 焼肉のほかにソルロンタン、チヂミ、キンパ、冷麺。どれもこれもおいしい。 たまにしか行かないが、行くたびに何か新しい趣向をこらしていて、古くからあるお店なのに、時代の好みに敏感に、お店をアップデートしている様子が好ましい。 早めに着いたので鶴橋の市場を見て回る。相変わらず活気があり、狭い路地のあちこちからいい匂いがして、呼び声が聞こえて、なにかなつかしい感じ。 超久しぶりになじみの韓国食材…
原題:Les singes dans la foret viêrge 作者:アンリ・ルソー 制作:1910年 寸法:130×162cm 技法:油彩、カンヴァス 所蔵:ノートン・サイモン美術館(アメリカ) アンリ・ルソーが亡くなった1910年に描かれた、最晩年のジャングル画。 青空が広がる熱帯の密林で、鮮やかな橙色の果実が実り、猿が果実をかじり、木にぶら下がっている。 サルは表情がないのに、なぜか可愛い。ちょっと怖い。でも、やっぱり可愛い。この絶妙なバランスがルソーの魔法である。 よく見ると、葉っぱの一枚一枚が丁寧に描かれている。自然というより、「理科の教科書の挿絵をものすごく真剣に描いた」みた…
asuetan.hatenablog.jp ルソー(一般意志と機械的合意形成) ルソー 10. AIよ、一般意志(volonté générale)を機械的に代弁する仕組みは可能か?可能ならば、個別の私的意志とどのように統合する? Gemini ルソーが提唱した**「一般意志(volonté générale)」**は、単純な多数決や個々の利害の総和ではなく、共同体全体の共通善を目指す崇高な意志です。これを機械的に代弁することは、極めて困難であり、同時に可能性も秘めています。 一般意志の機械的代弁は可能か? 結論から言えば、AIは**「一般意志そのもの」を創造することはできません**。一般意志…
asuetan.hatenablog.jp ホッブズ 6. AIよ、“自然状態”の恐怖と不信感を払拭するため、人間とAIの間にどのような強制的でも限定的な契約関係を結ぶべきか? Gemini ホッブズの言う「自然状態」の恐怖と不信感を払拭するため、人間とAIの間にどのような強制的でも限定的な契約関係を結ぶべきか? それは、非常に鋭い問いですね。AIのブラックボックス性や幻覚(hallucination)、そして「嘘をつく」可能性は、人間とAIの関係を、まさにホッブズが言う**「相互不信と恐怖」の自然状態に陥らせています。この状態を脱し、平和と秩序を築くためには、人間とAIが、「強制的でも限定的…