沖縄のアグー豚を使ったお料理には、琉球時代に中国の使節団約400人を、半年間接待した折のご馳走だった歴史がある。柔らかい上肉を、焼いたり煮込んだりして接待したが、半年のあいだ居続けると沖縄中の豚肉が底をついたそうだ。礼儀知らずは今も変わらない使節団だったようだ。 ▲豚のスネ肉で決して豚の鼻ではない 従って食べる風習のなかった、スネ肉・豚足・顔周辺の肉・耳・ホルモンなどは、庶民が仕方なく残り肉を食べていた経験が、沖縄流の豚肉煮込み料理の起源となっている。沖縄の煮込み料理は、泡盛・黒糖・醤油などでコトコト煮込んで、お箸でホロホロと崩せるくらいまで軟らかく煮込むのがポイントだ。 ▲テビチは真空パック…