『それでも前へ』 ホップ・ステップ・ドロップ――この悪い癖を抑え込み、自らに課した目標に向けてまい進し続けることが、果たして俺にはできるのだろうか。 考えれば考えるほど、もはや単なるレポート課題の提出という次元を超越した、自身に内在する光と闇、善と悪、コスモスとカオスの戦いというスケールの大きな話になっていく。このままでは全宇宙の存亡をかけた戦いにまで発展してしまうだろう。 俺は考えることをやめた。 ブルース・リーの格言の"Don't think. Feel"だ。 とにかく一歩を踏み出そう。『ホップ・ステップ・ドロップ現象』という悪癖も、俺の鼻と同じで、いまさら切りはなすことなどできないのだ。…