キャンプの醍醐味といえば、焚き火とBBQです。 特に、子供たち(10歳と6歳)が遊び疲れて寝静まった後、お気に入りの豆で淹れたコーヒーを飲みながら、燃え盛る炭を眺める静かな時間は格別です。この時間は、多忙な日常から解放され、思考のCPU使用率がゼロになる瞬間。私にとって最高のデジタルデトックスです。 しかし、至福の後の「火の始末」は、いつだって憂鬱でした。 「チリチリ…」と残る熾火を前に、冷えるのを待つあの時間。横で妻の「まだ終わらないの?」という無言のプレッシャーを感じながら、別の火消しつぼにごそごそ移す作業。最高の静けさを手に入れたいのに、撤収の焦燥感が、翌朝のコーヒーさえも不味くしていま…