エミリー・ブラントの色気とビル・ナイの渋さが光る、大人のためのブラック・コメディ『ターゲット』 「伝説の殺し屋」と「天才的な女詐欺師」、そして「何も知らない青年」という異色トリオが巻き起こす、ちょっとダサくて、どこか温かい逃亡劇――『ターゲット』は、そんな一言では収まりきらない味わい深い作品です。 主演のエミリー・ブラントは、『プラダを着た悪魔』や『クワイエット・プレイス』での印象的な演技からは想像しにくい、奔放で狡猾、しかしどこか憎めない女性詐欺師ローズを演じきっています。彼女の妖艶な笑顔と軽快な台詞回しが、作品に華やかなアクセントを加えています。 一方、殺し屋ヴィクター役のビル・ナイは、几…