年当番の輪番にあたる北、巽、西城(にしんじょ)垣内の人たちが行事の準備や世話にあたる奈良市池田町のタイマツ行事。タイマツの材料集めから会所の支度、念仏鉦なども。この年は北垣内が世話人にあたった。タイマツの竹は縄で縛って簾状にする。それに藁や竹の葉を敷きつめて転がしながら筒状にする。できあがったタイマツはおそろしくでかい。直径が1m、高さはほぼ4mにもなる大型のタイマツである。保管してあった一台の太鼓を広大寺池畔に運びこむ際に打ち鳴らす。昭和9年に「勇み踊り」が復興された際に貼り替えられた大きな太鼓である。かつてはタイマツ周りでそれを唄って踊っていた太鼓踊りがあった。70年ぶりに復活したが昭和1…