レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ざくろの色」(1969)です。 映画は、アルメニアの吟遊詩人サヤト・ノヴァの生涯を描いた作品です。監督がセルゲイ・パルジャーノフ。なかなかの映像作家です。 この映画の特徴は、詩人の生涯を俳優が演じて観客に解り易く咀嚼(そしゃく:かみ砕くこと)して理解させようとするのですが、この映画は違います。 女優ソフィコ・チアウレリが道案内人として色々を役を演じ、例えば青年詩人、詩人の恋人、尼僧、天使、パントマイムと演じ、その生涯を表現するこれまた物凄い映画になっています。こんな映画は初めてです。 表現的には、歴史的文化遺産の…