美しい塗装や壁紙で仕上げられた、快適な室内の壁。その滑らかで完璧な表面は、実は最終的な仕上げ材そのものよりも、その下にある「下地調整」の品質に大きく左右されます。壁の凹凸を埋め、平滑な面を作り出す「パテ」は、建築の品質を決定づける、まさに”縁の下の力持ち”です。この専門分野で、日本初となる製品を開発し、80年以上にわたり業界を支え続けてきたパイオニア企業があります。 今回は、1941年(昭和16年)の創業以来、建築用下地調整材の専門メーカーとして、特に「メーコーパテ」で高いブランドを築いてきた「メーコー株式会社」の決算を分析します。日本の建築品質を足元から支える、”隠れたる巨人”の堅実な経営と…