訪問介護事業所の起業は、介護保険制度に基づく厳格な手続きを要します。 事業を始める際の最初のステップは法人の設立です。個人事業主としての運営は認められていないため、株式会社や合同会社などを設立し、法務局で登記を完了させる必要があります。 法人設立後は、事業所として指定を受けるために人員基準と設備基準の確保へと進みます。 人員面では、管理者やサービス提供責任者、そして一定数の訪問介護員の配置が必須です。特にサービス提供責任者は、介護福祉士などの資格と実務経験が必要になるため、有資格者の確保が重要です。設備面では、事務室や相談室、鍵付きの書類保管庫など、運営に必要な空間を確保し、プライバシーが守ら…