やもよやもよ おとんに目かけて ござらんかん この詞は『わらべうたー日本の伝承童謡ー』岩波文庫・1962年(昭和37年)刊 に紹介されている、佐賀地方のトンボつりの歌詞です。「やも」とは、大型のヤンマのことで「ヤンマよ、おとり目がけてやって来ないか、やっておいで」という意味です。歌いながら竿を振り回して取ったのでしょうか。このトンボとりは「おとり法」のようです。 「おとり法」以外にも、「とりもち法」「とりこ法」「目回し法」などがあります。 私の子供の頃には、補虫網で楽に捕獲できるのに、粋がって「とりもち法」で、ベトベトしたとりもちが付いた長い竿を振り回して、オニヤンマを追いかけた記憶があります…