12月の句読点。秋葉原の地下に潜る 12月の秋葉原。電気街の喧騒を抜け、冷たい夜風に吹かれながら目的の場所へ向かう。今回の忘年会の舞台は、炭火焼肉の名店「たん清(たんきよ) 本店」だ。 集合の20分前に到着したが、入り口には「カラーコーンの前でお待ちください」の張り紙。この店は、時間枠による「総入れ替え制」を徹底している。制限時間90分という枠組みが、日常の食事を「真剣勝負の祭り」へと変えていく。この慌ただしさこそ、年末という季節の解像度そのものかもしれない。 静まり返った入り口に置かれたカラーコーン。人気店の厳格なルールは、これから始まる「濃密な90分」へのプロローグのようでもある。 12月…