『竹取物語』は、平安時代初期に成立した**日本最古の物語(かな文学)**です。作者は不明ですが、高度な教養を持つ人物(一説には紀貫之など)と考えられています。 現代でも「かぐや姫」の物語として広く親しまれているこの作品について、主なあらすじと特徴をまとめました。 1. 竹取物語のあらすじ 物語は大きく分けて以下の4つの構成で進みます。 ① かぐや姫の誕生 竹取の翁(おきな)が光り輝く竹の中から、わずか三寸(約9cm)の女の子を見つけます。女の子はみるみるうちに美しく成長し、「なよ竹のかぐや姫」と名付けられました。翁は竹の中から黄金を見つけるようになり、家は豊かになります。 ② 五人の貴公子への…