先般の参議院選挙では、参政党が「日本人ファースト」を掲げて全国で742万もの票を集めた。彼らは「減税」「食の安全」「教育再生」だとかの一見当たりさわりのないことを表看板にする一方で、「外国人が日本の社会保障制度を食い物にしている」といったデマを流している。これは単なる虚偽であるだけでなく、意図的なキャンペーンにほかならない。というのも、われわれ低賃金と物価高騰に苦しむ労働者たちが「日本人が苦しんでいるのは“不法外国人”のせいだ」と考えるようになれば、生活苦をもたらしている真の原因である政府・資本家階級にとってはまことに都合がいいからである。この点では参政党も日本保守党も国民民主党も維新の会もす…