d_ocha-kai’s diary

お茶やお菓子と本のことなど。

宇治に行ってきました

宇治といえば平等院

HPによると1052年に藤原頼通によって開かれたそうです。

お天気がよかったので、ここを理想の地にしようと考えた人の気持ちが伝わりました。

券売機で入場し、時間制のチケットを購入して団体で鳳凰堂を拝観。インバウンド率高めのようです。下の写真の中央の限られた部分だけの拝観でしたが、阿弥陀如来様や飛天、描かれた絵や柱などから荘厳な歴史を感じられました。

 

お茶を扱うお店が本当にたくさんあって、駅から平等院に向かう道もお茶ロードでした。

そして、どのお店もお客さんが途切れません。買い物カゴにどんどん品物を入れていきます。気持ちいいほどです。

 

お店に入ってパフェをいただきました。テーブル上の案内に宇治茶が紹介されています。2軒ほど回って宇治でのお茶のことがわかってきました。

上林記念館では江戸時代からのお茶の生産からお茶壺道中までの様子が展示されており、道具類もとても充実していました。そして、1階にいけられていたお花が印象的でした。

 

駅前のポストもお茶壺のかたち。ご当地消印だと嬉しいですね。

 

こんなにお茶製品があるのだから京都駅でも買えるかな、と京都駅に向かいました。

移動する時に荷物が多くなるのを警戒したのですが、京都駅では思ったほどのバリエーションがありませんでした。茶そばは買って帰りたかったのですが。

 

京都駅のお弁当売り場では有名料亭の高級なお弁当が並んでいました。せっかくだから高級路線と思いましたが、目の前で売り切れて行きました。迷いなく手を伸ばす、慣れた様子のたサラリーマンの方の姿に焦りを覚えます。

自分は迷いすぎました。気がつくと見慣れたラインナップになっています。もっと早い時間では違う品揃えだったのに決断力がなさすぎます。面倒でも改札を一度出て駅ビルに向かったほうが選択肢が多かったのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

記憶に残った言葉(シャネル展 III )

展示の後半で、新たにパンフレットを渡されました。

「LESAGE  刺繍とテキスタイル100年の物語」とあります

後半は、ルサージュというアトリエの展示だったようです。

 

10日ほどしてから、その会場で目にした言葉が

ふと頭に浮かびました。

 

「刺繍をするには、生地の地直しがとても大切」

 

 

 

生地の目がまっすぐでなければ、刺繍を載せても美しい仕上がりにはなりません。

もちろん、その時のノリや気分の高揚で作ることも大切だと思ますし、

作る人のキャラクターはどうしたって出てくると思います。

けれど、十分な土台なしに結果を出すことはできない。

材料を過不足なく揃え、環境を整えたうえで、技量を持っていること。

 

できていて当たり前の準備を整えることは、実は難しいと思いました。

そして、一時的な成功だけでなく事業として継続していける経営力も

大切なことだと思いました。

 

 

 

 

 

眼福(シャネル展 Ⅱ )

お茶をいただいて、お買い物コーナーを過ぎて

そろそろおしまいかと思った先に

服を作るためのアトリエのようなフロアが広がっていました。

 

 

糸の配色、さまざまなツイードが試作され、服の形になっていく過程を見ていきます。

ビジューの映像もあり、壮大な手仕事の世界が広がっていました。

ツイードを見るとなぜ、テンションが上がるのか。

綺麗だから、としか言えません。

 

刺繍で装飾された長いドレスが展示されていました。コートかもしれません。

黒地に黒いスパンコールやビーズが縫い留められているのですが、刺繍が素晴らしい。

絵柄だけではなく、裏の始末がとても綺麗です。

下の写真のように裏を開いて展示してありますが、丁寧さに圧倒されました。

そして縁のゴールドは、すべてビーズ!のように見えました。

手を惜しむという発想はないようです。

 

 

 

花で飾られたワンピース。絹地にシルクで刺された刺繍の立体感。

日常的ではないけれど、見ているだけで笑顔になるほどの綺麗さでした。

 

綺麗なものを見て心を洗う(シャネル展)

六本木ヒルズに行ってきました。

できた当初は何度か行きましたが、久しぶりです。

森アーツセンターギャラリーで「CHANEL  presents  "la Galerie du 19M Tokyo"」

を観てきました。

エレベーターで上がり、会場に入ると、

素材の作成過程がフロア一面に展示されています。

羽根、ボタン、糸、金工、金具でパンプスの木型に固定された皮革。刺繍など。

 

壁には製作過程やショーの風景が。

窓の外には六本木の街が広がり、ヒルズ族という言葉を思い出しました。

 

そこを通り抜けて織物の実演をしている部屋に入ります。

経糸は細いツイード緯糸はリボンやネップヤーンなど、何段かで変えています。

ここで組み立てられ、会期後は移動するためか織機は木で組まれたものでした。

 

先の部屋には唐紙の大きな衝立?が。

脚部分は版木でしょうか。もっとコントラストをつけることもできたと思いますが

薄い地色に派手ではない色と質感で、光が当たると模様が浮き出てきます。

壁には和紙(?)でできた花が。飛天のイメージでしょうか。

 

ビーズやリボンで飾り付けられたお茶碗も展示されていました。

 

畳の部屋が窓に沿って設置されていました。

変形の床に沿って畳が敷き詰められていて、のびのびとした空間でした。

障子の紙の代わりに薄手の生地が張られていて、そこにも

手仕事が施されていました。

 

進んでいくとお茶のコーナーがありました。

一口羊羹とお茶をいただきながら、映像を見ることができます。

 

京都で開催されていたら、工芸についての観客のつぶやきが

聞けたでしょうか。

 

お米以前の事

お米が出回らなくて、備蓄米を小売店で売るというニュースが

この夏にありました。

 

手に入る時に準備しておきましょう。と

購入はしましたが、2キロを消費するのに3ヶ月ほどかかります。

もう新米のシーズン。炊き立ての新米は美味しいと知っていながら

先のお米が減りません。

2種類のお米を開封してどちらも劣化するのは避けたいので

地道にご飯を炊こうかと思っていましたが、避難用の食料を点検して驚きました。

 

持ち出し用荷物の中のご飯が、賞味期限を4ヶ月ほどすぎていました。

多めに買っていたため30パックくらいあります。

期限を過ぎたからといって、処分なんて考えられません。全部いただきます。

 

新米を買うのは先延ばしにして、

もう一度、備蓄品の見直しです。缶詰も期限を確かめましょう。

箸とお手拭きと紙皿とラップ、そして冬の服も足しておきましょう。

 

 

 

 

日付変更後すぐの

9月29日に「3月のライオン」18巻を購入してダウンロード。

朝にかけて読みます。

成長した主人公の姿に年月を感じます。

 

その流れで1巻から読み返しています。

展開を知っているのに、一緒に喜んだりしてしまいます。

登場人物の紹介をエピソードを繋いで無理なく進めています。

話の順番をすごく考えてあって、発言から人柄が浮かびます。

この回ではこの人のこんな面を出したかったのだなと気付きます。

手書きで添えてある文がまた、細かくて面白いのです。

 

1巻の巻末に初出が2007年とあり、今は2025年なので、18年間。

リアルタイムで読んでいらした方、作者様、お疲れ様です。

とにかく、お体に気をつけて。一度に発表できるページが少なくなっても

時間がかかっても、きれいに物語が広がるといいなと思いました。

 

少年の成長と共にもう一つのテーマが"食"。

読んでいると、スーパーでの買い物が増えます。

今日は渋皮煮を作りました。

7話の栗をむきながらの会話の影響です。

 

砂糖を入れなくても甘みを感じるけれど、

保存のためには砂糖が必要なので、後で入れて一煮立ちさせてから

一晩おくことにします。明日の朝、さらに砂糖を入れて煮て、

冷めたらビンに詰めようと思います。

 

 

 

 

 

 

誠実な印刷物

ユニクロの店内で"LifeWear magazine"という冊子を見つけました。

とはいっても、雑誌がどんどん薄くなっていますから

本屋さんの雑誌と同じ感覚です。

 

秋冬物のコーディネート、ロンドンでのケイト・ブランシェットのインタビュー、

表紙の絵の作家を含む、バルセロナストックホルムでの2人の作家への取材。

ユニクロが上陸して20年を迎えるという香港の案内。

充実しています。

 

そして、感動するのは、それぞれの服が今後世界で発売される予定であることです。

この本を8月の終わりに店頭に並べることから考えて、

服のデザイン、製造点数、生地、付属品、工場、発送の段取りは

決定しているからこその

誌面での発表。何年前から計画されたものなのでしょうか。

考えることのスケールが大きくて

想像もできません。

 

けれど、これだけのものをお届けしますという約束をする

誠実さを、印刷されたものから受け取ることができて

嬉しいと思いました。

 

最後のページでは特設サイトのQRコードも掲載されていて

そこでは過去のアーカイブも。さらに連携している

ECサイトでお買い物もできる。アマゾンKindleでも無料配信!

 

身近にあるユニクロが好きというより、発想を実現する方法を探し続ける姿勢が

好きなのだと思いました。