【2025】キャニオンのMTBおすすめ6モデル。キャニオンを実際に楽しむオーナーが魅力を解説

ドイツ発のバイクブランド「CANYON(キャニオン)」は、高性能かつ手の届きやすい価格帯のMTBを多数展開しており、世界中のライダーから支持を集めています。

本記事では、キャニオンのマウンテンバイクが人気を集めている理由や、初心者におすすめのモデル、購入前に知っておきたい注意点までを、実際にキャニオンのMTBに乗っている筆者の視点から詳しく解説します。

「キャニオンのMTBが気になる…」という方は、ぜひ参考にしてみてください!

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目次

キャニオンのMTBが選ばれる理由とは

キャニオンのMTB
出典:CANYON

ドイツ発のバイクブランド「CANYON(キャニオン)」。店頭での販売を行わない、直販スタイルによる高いコストパフォーマンスと、レース現場で培われた技術力を強みに、世界中のライダーから支持されています。

まずは、そんなキャニオンのMTBの魅力をおさらいしましょう。

直販スタイルで圧倒的なコスパ

キャニオンのMTB
出典:CANYON

キャニオンの最大の特徴は、販売店を通さない“直販スタイル(D2C)”を採用していることです。

店舗や代理店を通さず、メーカーからユーザーに直接バイクを届けることで、販売にかかる中間コストを大幅に削減。その分のコストをフレームやパーツのグレードに還元しているため、「高性能なのに手の届きやすい価格」を実現しています。

同等スペックのMTBを他ブランドでそろえようとすると、1.5倍ほど高くなるケースもあり、キャニオンのコストパフォーマンスは際立っていると言えます。

スタイリッシュなデザイン

キャニオンのMTB
出典:CANYON

キャニオンのMTBは、無駄をそぎ落としたスタイリッシュなデザインが印象的です。

カラーリングは、マット系や落ち着いた色味のものが中心。個性的なグラフィックや鮮やかな色使いのバイクも多い中で、キャニオンは控えめで品のあるカラーリングを展開しています。

もちろん、デザインの好みは人それぞれですが、ミニマルなデザインに惹かれる方には、キャニオンの美学が響くのではないでしょうか

海外のレースシーンでも使われている信頼性

MTBのリアディレイラー
出典:CANYON

キャニオンのMTBは、クロスカントリー・ダウンヒル・エンデューロといった各分野のレースシーンで使用されており、世界的な大会でも表彰台を経験するなど、確かな実績を重ねています。

こうしたレースで得られた知見は、市販モデルの製品開発にも活かされているはず。そのうえで、手の届きやすい価格を実現している点も、キャニオンが選ばれている理由のひとつと言えるでしょう。

用途別に選びやすい、豊富なラインナップ

キャニオンのMTB
出典:CANYON
  1. トレイル:Neuron、Spectral
  2. クロスカントリー:Exceed、Lux
  3. エンデューロ:Strive、Torque
  4. ダウンヒル:Torque、Sender
  5. ハードテイル:Stoic、Grand Canyon

キャニオンのMTBは、走るフィールドや目的に応じて豊富なラインナップがあります。さらに、それぞれのカテゴリ内でも、フレーム素材(アルミ/カーボン)やパーツ構成のバリエーションにより、ライダーのスキルや予算に合わせた幅広い選択肢が用意されています

「これからMTBを始めたい」という人にも、「さらにステップアップしたい」という人にも応えられる豊富なモデル展開も、キャニオンの強みの1つです。

どれを選べばいい?初心者には「トレイルモデル」がおすすめ!

キャニオンのMTB
出典:CANYON

MTBとひと口に言っても、トレイル、クロスカントリー、エンデューロ、ダウンヒルなど、いくつかのカテゴリに分かれています。それぞれ用途によって求められる性能が異なるため、まずは自分に合ったカテゴリのバイクを選ぶことが大切です。

中でも、初心者におすすめなのが「トレイルバイク」

登りと下りのバランスに優れ、週末のちょっとしたライドから、里山トレイルやMTBパークまで幅広く対応できる“汎用性の高いオールラウンダー”です。前後サスペンションのトラベル量は130〜150mm程度が主流。

キャニオンのラインナップの中で、トレイルバイクは以下の通りです。

フルサスペンション

  • Spectral(やや下りに特化したジオメトリ)
  • Neuron(より登りにも強いオールラウンダー)

ハードテイル

  • Stoic(下りをしっかり楽しめるハードテイルバイク)
  • Grand Canyon(ツーリングや日常使いにも対応する万能モデル)

トレイルバイクを選ぶには、公式サイトの「マウンテンバイク」ページから「トレイル」カテゴリを選択するだけでOK。

いきなりクロスカントリーやダウンヒルといった専門性の高いバイクを選ぶと、性能を引き出しきれず扱いにくさを感じることもあるでしょう。だからこそ、まずは扱いやすく万能な「トレイルバイク」から始めるのが最適です。

中級者以上は“特化型”で遊びの幅を広げる

キャニオンのMTB
出典:CANYON

トレイルバイクに慣れてきたら、自分のスタイルや好みに合わせて、より専門的なモデルを選ぶのも選択肢のひとつ。

例えば、登坂スピードや軽快さを重視するなら「クロスカントリー」、ゲレンデやMTBパークのダイナミックな下りを楽しみたいなら「エンデューロ」や「ダウンヒル」なども。

自分の遊び方に合わせてバイクを“最適化”していけるのも、MTBの奥深い魅力のひとつです。

キャニオンのMTBおすすめ6選

それではここから、キャニオンのおすすめMTBを6台ご紹介します。

フルサスからハードテイル、カーボンからアルミまで、乗り方や予算に合わせて選べる多彩なモデルをピックアップしました!

CANYON(キャニオン) Spectral CF 7

参考価格(税込) 519,000円
フレーム素材 カーボン
メインコンポ Shimano SLX
フロントトラベル量(mm) 150
リアトラベル量(mm) 140
重量(kg) 15.26
フルサス / ハードテイル フルサス

「Spectral CF 7」は、登りも下りも楽しめる汎用性の高いトレイルバイク。特に、下りでの安定感や走破性に優れており、アグレッシブな走りにも対応します。

軽量かつ高剛性なフルカーボンフレームに、前150mm/後140mmのサスペンションを装備。Shimano SLXを中心に、信頼性のあるパーツで構成されています。

64°のヘッドアングルと76.5°のシート角により、テクニカルな下りでも安定感があり、登りもスムーズ。Flip Chipによる前後異径ホイール仕様(マレット化)や、ハンドリングを補助するK.I.S.も搭載した、高い走行性能を備えた1台です。

CANYON(キャニオン) Spectral 5

参考価格(税込) 339,000円
フレーム素材 アルミ
メインコンポ Shimano Deore
フロントトラベル量(mm) 150
リアトラベル量(mm) 140
重量(kg) 15.8
フルサス / ハードテイル フルサス

Spectral 5は、先に紹介したSpectral CF 7と同じ設計思想に基づいたアルミフレームモデル

前150mm/後140mmのサスペンションと、ほぼ共通のジオメトリ(ヘッドアングル64°、シート角76.6°)により、下りでも高い安定性と操作性を発揮します。

ただし、単なるカーボンモデルのコピーではなく、アルミ特有の剛性や振動吸収性を活かすため、チューブ形状や鍛造部品などは専用設計。CF(カーボン)シリーズ同等の走行性能を目指し、アルミ素材に最適化されたフレーム構造が採用されています。

コンポーネントはShimano Deoreをベースに構成されており、初めての1台としては十分すぎる性能を備えたモデルです。

CANYON(キャニオン) Neuron CF 7

参考価格(税込) 459,000円
フレーム素材 カーボン
メインコンポ Shimano Deore
フロントトラベル量(mm) 140
リアトラベル量(mm) 130
重量(kg) 14.04
フルサス / ハードテイル フルサス

Neuron(ニューロン)シリーズは、先に紹介したSpectral(スペクトラル)シリーズと比べて、よりオールラウンドな設計が特徴のトレイルバイク

前140mm・後130mmのサスペンションに、ヘッドアングル66°・シート角76°というジオメトリを組み合わせることで、登りやすさや長距離走行時の快適さを重視した設計になっています。

中でも当モデル(Neuron CF 7)は、カーボンフレームを採用。コンポーネントはShimano Deoreをベースに、スプロケットに上位グレードのXTを組み合わせることで、変速性能や重量面にも配慮された構成です。

上りセクションの多いトレイルや、トレイルまで長距離を自走する必要があるライダーに、最適な1台であると言えます。

CANYON(キャニオン) Neuron 5

参考価格(税込) 279,000円
フレーム素材 アルミ
メインコンポ Shimano CUES
フロントトラベル量(mm) 140
リアトラベル量(mm) 130
重量(kg) 15.54
フルサス / ハードテイル フルサス

先ほど紹介したNeuron CF 7のアルミモデルが、このNeuron 5です

前140mm・後130mmのサスペンションに、ヘッドアングル66°・シート角76°というジオメトリはCF(カーボン)モデルと共通で、バランスの取れた走行性能をそのまま楽しめます。

コンポーネントにはShimano CUESを採用し、コストを抑えながらも日常使いやトレイルライドに幅広く対応。フルサスMTBを手頃な価格で始めたい方におすすめのモデルです。

CANYON(キャニオン) Stoic 3

参考価格(税込) 145,000円
フレーム素材 アルミ
メインコンポ SRAM SX Eagle
フロントトラベル量(mm) 140
リアトラベル量(mm) -
重量(kg) 15.66
フルサス / ハードテイル ハードテイル

Stoic 3は、下りをしっかり楽しみたいライダーに向けたハードテイルバイクです。

140mmトラベルのサスペンションフォークを搭載し、フロントのみで衝撃を吸収するハードテイルならではのダイレクトな操作感と軽快さを両立。

ジオメトリはややスラック(=ヘッドアングルが寝ている)な設計で、下り坂や荒れた路面でも安定したライドフィールを実現しています。

変速やブレーキにはトレイルライドに適したパーツをアッセンブル。高いコストパフォーマンスを実現しつつ、トレイル入門にもぴったりの1台です。

CANYON(キャニオン) Grand Canyon AL 5

参考価格(税込) 109,000円
フレーム素材 アルミ
メインコンポ Shimano CUES
フロントトラベル量(mm) 120
リアトラベル量(mm) -
重量(kg) 13.45
フルサス / ハードテイル ハードテイル

Grand Canyon AL 5は、通勤からツーリング、トレイルまで幅広く使えるハードテイルバイク

120mmトラベルのサスペンションフォークを搭載し、街乗りの段差から軽めのオフロードまで快適に走破できます。

豊富なマウントを備え、ボトルケージやキャリア、キックスタンドの取り付けにも対応。コンポーネントにはShimano CUES、ブレーキには油圧ディスクブレーキを採用しながら、価格は約10万円と非常に手に取りやすいモデルです。

筆者はキャニオンの「Spectral 125」に乗ってます

筆者のキャニオンのMTB
出典:筆者撮影

ちなみに、筆者が初めてのMTBとして選んだのは、キャニオンの「Spectral 125」というモデル

現在は終売となっていますが、当時(2023年)はフルサスペンション・カーボンフレーム・シマノXTコンポ搭載で、セール価格35万円前後という、信じられないほどコストパフォーマンスの高い1台でした。

選んだ決め手は、まずデザイン(カラーリング)に惹かれたこと。そして各種レビューでも高評価が並んでおり、安心感がありました。

「登れて、下れて、遊べる」トレイルバイクというポジションも、MTB初心者の自分にぴったりだと感じた理由のひとつです。

筆者のキャニオンのMTB、フロントサスペンション
出典:筆者撮影
筆者のキャニオンのMTB、タイヤ
出典:筆者撮影

各パーツのグレードも、MTB初心者の自分にとっては、十分すぎるほどの構成。

実際に乗ってみると、登りでは想像以上に軽快に進み、下りではしっかりとした安心感がある。軽量なカーボンフレームのおかげで取り回しも楽で、総じて「めちゃくちゃ楽しい!」というのが率直な感想です。

キャニオンでMTBを購入するときの注意点

キャニオンのMTBは、コストパフォーマンスに優れた魅力的な選択肢ですが、購入にあたってはいくつか事前に知っておきたいポイントがあります。

とくに「海外通販であること」や「自分で組み立てる必要があること」など、日本の実店舗での購入とは勝手が異なる部分も。あとで困らないように、ここでしっかりチェックしておきましょう。

送料がバイク代とは別にかかる

筆者のキャニオンのMTBの梱包段ボール
出典:筆者撮影

キャニオンで完成車を購入する場合、商品代金とは別に送料がかかります。2025年8月時点では、送料は一律15,000円。加えて、輸送中のダメージからバイクを守るための専用段ボール「Bike Guard」の費用として、2,300円が追加で必要です。

いずれも、商品をカートに追加してレジに進むと自動で加算されます。

届いたMTBは自分で組み立てる必要がある

梱包段ボールを開梱した筆者のキャニオンのMTB
出典:筆者撮影

キャニオンの自転車は、届いてからユーザー自身で組み立てる必要があります。

とはいえ、パーツの大半はすでに組み付けられており、作業自体はそこまで難しくはありません。同封の説明書を見ながら進めれば、特別な知識がなくても問題なく組み立てられるはずです。

加えて、キャニオンは全車種分の組み立て解説動画を公式サイトにアップしてくれているので、それもぜひ参考にしましょう。

また、組み立てに必要な工具類もすべて同封されています。

組み立てを「対応ショップ」に依頼することも可能

自分での組み立てに不安がある場合は、「キャニオンバイク持ち込みメンテナンス対応ショップ」に依頼するという選択肢もあります。

この場合、オンラインストアで自転車を購入する際に、配送先を自宅ではなく対応ショップの住所に設定してください。

ただし、必ず事前にショップへ連絡を入れ、対応の可否や料金について確認しましょう。もちろん、組み立ては有料となります。

自宅近くに対応ショップがあるかどうかは、以下のリンクから確認できます。(※「組立納車対応ショップ」と記載のある店舗のみが、完成車の組立納車に対応しています)

消費税・関税込みの価格表記になった

現金のイメージ画像

以前は、バイクの購入時に表示されている価格とは別に、受け取り時に消費税を現金で支払う必要がありました。

しかし、2024年11月からは価格表記が「消費税・関税込み」に変更され、表示価格=支払総額という形に。これにより、購入時にいくら必要なのかがより明確になり、安心して注文できるようになりました。

注文から配達までに、3~10営業日かかる

カレンダーのイメージ画像

キャニオンのバイクはすべてドイツから発送されるため、注文から配達まではおおよそ3〜10営業日ほどかかります。実際の配送日数は、在庫状況などによって前後します。

筆者が購入した際は、注文から9日目に到着しました。

キャニオンのMTBでよくある質問

最後に、キャニオンのMTBに関するよくある質問と、それに対する回答を見ていきましょう。

店舗では購入できる?

キャニオンのバイクは実店舗での販売を行っておらず、公式オンラインストア限定での取り扱いとなります。国内のショップに在庫が並んでいる……ということは基本的にありません。

「現物を見てから買いたい」「試乗してから決めたい」と感じる方も多いと思いますが、キャニオンは“直販スタイル(D2C)”を採用しており、これによって高品質なバイクをリーズナブルな価格で提供できている、という背景があります。

試乗はできる?

キャニオンは全国に販売店舗を持たないものの、東京都八王子市に「キャニオン東京テストセンター」を設けており、事前予約をすれば実際に試乗することが可能です。

現行モデルの一部がラインアップされており、サイズ感やフィーリングを購入前にチェックしたい方にとっては貴重な機会といえるでしょう。

また、全国各地で定期的に試乗イベントも開催しています。

これらの情報は、キャニオン公式サイトの「イベント情報」ページやキャニオン・ジャパンのSNSアカウントなどで随時発信されているので、最新情報をこまめにチェックするのがおすすめです。

保証などはある?

キャニオンのバイクには、2年間の基本保証と6年間の特別延長保証が用意されています。どちらもフレームやフォーク、コクピット、シートポストなどのCanyon製パーツが対象で、納品時点での製造上の不具合などに対応しています。

基本保証はバイクそのものに対して適用されるため、中古であっても購入から2年以内なら請求可能です。特別延長保証は最初の所有者限定で、第三者への譲渡後は対象外となります。

万が一トラブルが発生した場合は、キャニオンの公式サイトから保証申請を行う仕組みです。

写真と症状の詳細を添えてオンラインで申請すれば、テクニカルサポートチームが内容を確認し、必要に応じて製品の検査や交換の案内をしてくれます。

キャニオンのMTBは、こんな人におすすめ

筆者のキャニオンのMTB
出典:筆者撮影

まとめると、CANYONのMTBは以下のような方に特におすすめです。

  • 価格を抑えつつも、走行性能やスペックに妥協したくない
  • ミニマルで洗練されたデザインが好み
  • 自分で組み立てやメンテナンスを楽しめる(もしくは対応できる)

とはいえ、「メンテナンスが得意じゃないから…」という理由でキャニオンのMTBをあきらめる必要はありません

実を言うと筆者自身も、そこまでメンテナンスに詳しいわけではないため、近所の自転車ショップに点検や調整をお願いしています。

もし「どうしてもCANYONのMTBに乗りたいけど、整備は自信がない…」という方は、あらかじめ近くのショップに相談してみるのがおすすめです。

また、先述した「キャニオンバイク持ち込みメンテナンス対応ショップ」であれば、確実に整備してもらえますよ。

自分に合った1台で、キャニオンのMTBライフを始めよう!

直販スタイルによる高いコストパフォーマンス、実績に裏打ちされた信頼性、そして豊富なラインナップ。CANYONは、初めての1台を探している方にも、次のステップを見据えている方にも、有力な選択肢となるはずです。

本記事を参考に、ぜひ自分に合った1台を見つけてみてください!