
ポリプテルス・パルマス・ビュティコファリー
学名:Polypterus palmas buettikoferi
別名:ポリプテルス・パルマス・ビュティコフェリー、ポリプテルス・ローウェイ、ポリプテルス・レトロピンニス
最大長:40cm
原産地:リベリア、カメルーン、セネガル、ソリマ川、カーサモンス川、セントポール川など
かつてローウェイとかレトロピンニスとか呼ばれていた種。
ポリプテルスの分類は何度も何度も混迷を極めており、
現在はパルマスの亜種ということになっています。
(レトロピンニスは別種の名前になっています。こちらを参照。)
パルマスには現在3亜種が記載されています。
パルマス・パルマス・・・・・・基亜種。現在は全く輸入されません。
パルマス・ポーリー・・・・・・最も流通が多く、普通にパルマスといえばこの種類を指します。
パルマス・ビュティコファリー・・この種です。
しかし正直、
ビュティコファリーと他の2亜種とは外見から何から随分異なっている様子。
おそらく、分類学者たちも、
・・・うーん、やっぱり別の種だよなぁ・・・・でもなぁ・・・・
・・・今そんなこと言ったら、また混乱するしなぁ・・・
・・・めんどくさいなぁ・・・亜種ってことで片付けとくか・・・・
って感じだったのでは?
いずれまた混乱する予感・・・
その時に備え(?)うちではこいつを「ローウェイ」と呼んでいます。
そもそも、ポリプテルス・パルマス・ビュティコファリーって名前長すぎ!

ポリプテルスの中でも成長は極端に遅く、
うちでも2年で1~2cm成長したかどうか。
活発に泳ぐパルマス・ポーリーと異なり、
物陰に隠れていることが多いポリプですが、
運動量の少なさも成長の遅さに影響しているのでしょう。

このように慣れて出てくるまでに1年以上かかりました。
古代魚と呼ばれる魚の中では異例なほど少食でもあります。
体色にはバリエーションがあり、
ブラウンタイプ、イエロータイプの他、ブルータイプなんてのも存在します。

うちのはイエローですね。

色の鮮やかさ、明るさ、派手さはポリプ随一。
しかし、
一番のポイントは、
黄色く発色したスポット模様の頭部の美しさです。

ほら、

ほら、

ほら。
古代魚にしておくのがもったいない美しさです。
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