
「スパイスキッチン じょし家」
映画館が並ぶ通称「映画館通り」から脇に入った横丁、ビルの2階にお店はあります。


もともと同じビルの1階で「インドカレーレストラン じょし家」として営業していたこのお店。
当時はインド・ウッタラーカンド州出身シェフ、ジョシさんによるインド料理がメインでした。
2018年、ジョシさんがインドに帰国し閉店。
その後店長がイチからインド料理を学ぼうと、あの渡辺玲先生による「サザンスパイス」へ通い南インド料理を習得。
2020年11月2日、岩手唯一の南インド料理レストラン「スパイスキッチン じょし家」として復活オープンしました。

営業のメインはランチタイム。
単品カレーの他、南インドのミールス、ミニミールスを常時提供しています。

料理が残っていれば夜も営業するようですが、売り切れ時には夜はお休みされています。
(私が盛岡に訪問した2日間はいずれもランチで売り切れ)
このあたりはSNSや電話で確実にチェックする必要がありそうですね。
この日は「サリサリ」からの梯子で13時頃の訪問。
すでにミールスは売り切れており、ミニミールスを注文しました。
ちなみに、メインのカレーをどれにするかで価格は変わってきます。

★じょし家のミニミールス(タミル風ペッパーチキン)¥1000
アーンドラ風、ケララ風、マラバール風などが並ぶ中、パンチがありそうなのを選んでみました。
メインのカレーの他、ラッサム、サンバル、ピーマンのアチャール、パパド、そしてライスは岩手産「銀河のしずく」を用いています。

タミル風ペッパーチキンは具材たっぷり、ブラックペッパーガツンの期待通りのカレー。
ラッサムも酸味あるパンチのきいた仕上がり。
そして一番びっくりしたのがサンバル。
ミールスの中では優しいつなぎ役を果たすことの多いサンバルですが、ここのはかなりスパイシー。
辛口で、マッシュルームがたっぷり入っていて、メインを張れる迫力です。
ライスの銀河のしずくはハリのある食感で、濃い目のスパイス料理に負けない味わいですね。

★八幡平マッシュルームのアチャール ¥500
サイドメニューがたくさんあるのもこの店の魅力。
チキン65だって置いてるんです。
このアチャールは標高の高い八幡平で作られたマッシュルームを使用。
コリッと存在感ある食感と程よい酸味でお酒のアテにも良さそうです。

後半はアチャール含め全部混ぜ込んじゃいましょうね。
いやあ、カレー専門店自体の総数が少ない盛岡でここまで本格的な南インド料理は貴重も貴重。
これは繁盛してもらわなきゃ困りますよね。

★マサラチャイ ¥300
食後はマサラチャイで一服。
実はこのお店のもう一つの顔として、B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム、岩手ビッグブルズのサポーター店でもあり、ブルズの試合がある日は、対戦相手のチームの地元にちなんだカレーを出したりもしているそう。
これからも岩手ならではの個性をどんどん出して行って欲しいものですね。
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