埼玉、いちばん最寄りの東浦和駅からも3km以上離れた場所に佇む、小さなスリランカ料理の名店。
『アキフーズ』(Aki Foods)北浦和駅(もしくは浦和駅)から「(浦31系統)さいたま市立病院行き」バスに乗り、「西宿」停留所で降りれば徒歩2分ほどでお店に着きます。

コンパクトながらスリランカのワクワクが詰まった店内。

2階席もありますよ。
お店にたどり着くまでにかかった時間と交通費をねぎらうように、料理の価格設定はリーズナブル。

ありがたや。
★ライオンラガー ¥600おなじみスリランカを代表するビール。
ビンでいただくのは久々。格別です。
★ランプライス ¥1200ライスとカレー、たくさんのおかずをバナナの葉で包んだスリランカ弁当。
この日の内容はざっとこんな感じ。
パリップ(豆カレー)
パパダム
骨付きチキン
ジャガイモのココナッツカレー
干し魚
コラサンボル(ほうれん草)
キャベツのマッルン
ソイミート
揚げ玉子
サンバライス

辛すぎず、濃すぎず、塩気強すぎずの味付け。
しかしモルディブフィッシュやココナッツミルクの旨みや、ブラックペッパーのほど良い刺激で絶妙なバランスに仕上がっています。
これは、スリランカ料理マニアだけでなく、初めてスリランカ料理を食べる方にもぜひオススメしたい完成度!
ライスは貴重なスリランカの小粒米サンバライス。おかずそれぞれの味がよく染み、よく混ざり合います。しかも食感は軽やか。
★ワタラッパン ¥400
★スリランカティー ¥300孔雀椰子の蜜を用いたスリランカプリン「ワタラッパン」。
甘さ控えめ、食感柔らか。
スリランカが世界に誇るセイロンティーとの相性も抜群ですね。
近隣にお住まいの方、クルマ移動の方以外は簡単に行けない場所なだけに、ちょっとしたカレー遠征にはもってこい。
胃もココロも満たされること間違いなしです。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
トマトのまち、埼玉県北本市。
北本産トマトを使用した「北本トマトカレー」で積極的に町おこしをしており、「よこすかカレーフェスティバル2014」の「ご当地カレーグランプリ」で優勝するほど盛り上がりを見せています。
もともとは『あさひ庵』というお蕎麦屋さんが発祥とされる「北本トマトカレー」ですが、今では外国人経営のお店でも提供されているんです。
『ヘブン』ネパール人によるインド料理店、いわゆる「インネパ店」ですが、夜はおつまみメニューが充実したアジアン居酒屋に。

最近オーナーチェンジがありましたが、変わらず地元に愛されているようです。
★炭焼きマトンセクワ ¥649+税ネパールのスパイシー肉焼き「セクワ」。串焼きスタイルの店も多いですが、こちらはボリュームたっぷりのスライス肉スタイル。完全にスパイス焼肉です。
ガッツリ効いたブラックペッパーに生姜、柔らかな羊肉と炭の香ばしさでお値段以上の満足度です。
★ネパールハイボール ¥549 +税ネパールのウイスキー「オールドダルパール」使用。
さて、件の「北本トマトカレー」ですがランチタイムもディナータイムもオーダー可能(メニューが置いていない場合は店員さんに声かけてくださいね)。
★北本トマトカレー ¥909 +税バターチキンの如きトマトベースのカレー。
ライスの上にはフレッシュトマト。
さらに添えられているのは「トマトナン」!
まさにインネパならではの「北本トマトカレー」です。

甘みが特徴の北本トマト、このカレーにもじんわりとした甘みが。
トマトナンもフルーティな甘みがあり、なるほど北本トマトの魅力を堪能できます。
カタチが良いトマトは八百屋に。
規格外のトマトはカレーに。
そう、「北本トマトカレー」はフードロス対策の取り組みとしても注目なのですよね。

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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
JR川越線 日進駅から徒歩5分、土日は通し営業をしてくれる、ありがたいインド料理店。
『ミラン レストラン』たなびく国旗から分かるようにネパール人によるインド料理店、いわゆる「インネパ店」です。
すぐ近くにある『スバス』、2キロほど先の清河寺にある『ザヤカリ』はいずれも系列店。この界隈のインド料理を完全に牛耳っているようですね。

暖簾で仕切られた半個室スタイルが面白いですね。

奥にはお座敷もあります。

席につくとまず、チキンスープのサービスが。

メニューには、いわゆるナン&カレー+タンドリーチキン的なセットもあるのだけど、それだと面白くない。
お店の個性を楽しむため、こんなチョイスをしてみましたよ。
★チキンサヒコルマ ¥900
★海老チャーハン ¥900「チキンサヒコルマ」はクリームとカシューナッツを用いた白くてクリーミーなカレー。いわゆる「シャヒコルマ」ですね。

しっかりした鶏肉に、時折現れるクラッシュカシューナッツの食感。本来甘いカレーを辛口でオーダーしたら、いい感じの甘辛テイストになって意外に良かった!

メニューにはビリヤニもあったけど、ここはあえての「海老チャーハン」。
ネパール人のコックさんって「ご飯」に対する感覚が日本人に近く、さらに居酒屋勤務経験者も多いため、塩コショウ強めで決めてくることが多いのです。この店のメニューラインナップを見るに、「これはチャーハン頼むべきだな」と感じた次第。
かくしてその読みは当たり、これはなかなかナイスなチャーハン。
ご飯はしっとりウェットな仕上がり。塩コショウがビシッと決まっていてこれだけで美味い。さらに具材の海老が、良くある加水で安くプリプリに仕上げたやつじゃなく、しっかり身が詰まって旨み溢れる良い海老。
そこにコルマをかけちゃっても全然アリな楽しさでした。

さらなる辛さ追加に玉ねぎアチャールも用意されています。
我ながら良きチョイス、良き組み合わせ。
皆さんも自分の「推しコンボ」を見つけてみてくださいね。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
埼玉県行田。
未知の町へと初上陸したところ、素晴らしすぎるパキスタン料理と遭遇!
『パークカシミールキッチン』
PAK KASHMIR KITCHEN
「パーク」は「パキスタン」の意、「カシミール」はインド北部とパキスタン北東部そして中国との国境にも面する山岳地帯。

こちらの店長であるサドゥさんはパキスタン側のカシミール地方出身とのことです。

メニュー表紙の「PAK」が「朴」に漢字変換されているのはご愛嬌!

インドとの国境地帯らしく料理メニューには北インドと共通のカレーもたくさん。ビリヤニも人気だそうです。
ですが更にパキスタン色が強いメニューが壁に掲示されていました。
★チキンクライ
CHICKEN KARAHI
1kg 2000円 2kg 3800円なんとキロ単位のオーダー!
1キロでも圧巻のボリュームです。

良く「カラヒ」や「カダイ」とカタカタ表記されるこの料理、底が丸い鍋でたっぷりの肉をスパイスとともに炒め煮した、いわばドライタイプの肉カレー。
ブラックペッパーたっぷり、ブラックカルダモンたっぷりの濃厚風味でお酒が進みます。

いやいや旨すぎ、行田の名物料理に認定しましょう。
あ、食べきれなかった分はテイクアウトOK。迷わずオーダーして翌朝も楽しみましょうね。
★ログニナン ¥420
Rogni Nan
丸くて甘味あるパキスタン式ナンに胡麻がたっぷり。これは大当たり!カラヒとの相性も抜群です。
★ホット&サワースープ ¥430
Hot & Sour Soup現地系パキスタン料理店で、スターターとしてよく出てくる、辛さと酸味のある中華っぽいスープ。なのですが食べてビックリの具沢山。
お得すぎます。
★チャナプラオ ¥520
Chana Pulaoひよこ豆を用いた首都圏最安級プラオ。
この価格なら安心してカレーに合わせられますね。
★ベイガンパコラ ¥450
Baingan Pakoraひよこ豆の衣で揚げたナスの天ぷら。
迷ったらまず最初にオーダーしましょう。
ビールにめっちゃ合いますよ。
そうそう、こちらムスリムのお店ながらお酒もちゃんと扱っているんです。しかもビックリ価格で!
★キリン一番搾り 樽詰め生ビール ¥310そして、
★グラスワイン ¥350オーダーすると「心こめて注ぎます」だって。いつもよりお酒がココロに沁みる・・・
こんなところに?
ってな立地ながら、次々とやってくるパキスタン同胞たち。
料理の美味しさと良心価格だけでなく、接客含めた居心地の良さがアツい支持をあつめる理由なのでしょう。
ここはまた来たい!
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
東所沢で地元の支持を集めるインド料理店『カシミール』が、2度の移転を経て堂々駅前にオープン。
『インド・エスニック料理 カシミール』(KASHIMIR)
2025年1月14日、東所沢駅前ロータリー向かいに移転オープン。


お店は海鮮食堂の居抜きのようですが、巧く雰囲気を作っています。入り口横のケバブコーナーは増築でしょうか。
メニューにはインド料理の定番に加え、プラオや石焼ビリヤニなども。カレーもナンもちょっと変わったものまで揃っています。
★マハラジャビール ¥700
★インド式スパイシーぎょうざ 6P ¥600町中華の餃子みたいなサイズをイメージしていたら倍くらいのサイズで思わず声が出てしまいました。
鉄皿でジュウジュウと提供されたのは、鶏ひき肉にスパイスを加えたオリジナル餃子。ネパール餃子モモを鉄板焼きにした感じですね。
続いてオーダーしたのはこちら。
★マトンガラ ¥1300
★ブルーベリーナン ¥700「マトンガラ」は鶏挽き肉とマトン肉のコンビネーションカレー。辛口でオーダーしました。


玉ねぎたっぷり挽き肉たっぷりでドロっと濃厚。羊肉も塊でゴロッと。ですが油の使い方が上手いのか、重たさは感じられません。

ブルーベリージャムが中に詰まった「ブルーベリーナン」。
ナン生地はふかふかタイプです。

実は羊肉って、甘酸っぱいベリー系と良く合うんです。なかなか良い組み合わせができました。
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