織田信長の活躍した頃、海を渡ってきた奇怪な妖術者の群がギヤマンクラゲを求めて各地を襲撃した。
世界制覇を狙う卍党の仕業である。強烈なエネルギーの製法を秘めたギヤマンクラゲ3匹。
日本の平和を願う信長は、卍党の野望を粉砕すべく飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ。
その名は・・・・赤影 参上!!!
ギヤマンクラゲ
学名:Tima formosa
直径:30mm
分布:北海道から東北の海面近く、北大西洋(?)細密画のような、宇宙生物のような不思議な存在感。
和名のギヤマンとはもちろん、南蛮渡来のガラスのことです。
細く長い触手を動かし、活発に遊泳するその姿は・・・
むしろ、凧に乗った白影のイメージですね。

このギヤマンクラゲ、非常に優雅で美しく、見ていて飽きない不思議な魅力があるのですが・・・・・
欠点が一つ。

接近したギヤマンクラゲ同士、触手がどんどん絡まっていっちゃうのです。
携帯ガジェットなどの充電コードが鞄の中で絡まってほどくのに一苦労・・・なんてこともよくありますが、
他人と絡まってほどけなくなるよりはましですよねぇ。
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海の中には、人間の想像を超えたデザインの生き物がいるわけで、
生まれ変わってもこいつにはなりたくないわなぁ・・・というのがこちら。
シーアップル
学名:Pseudocolochirus axiologus
別名:アデヤカキンコ
最大長:20㎝
原産地:インド洋、西部太平洋のサンゴ礁域
いわゆるナマコの仲間なんですが、ド派手な体に「小原流ですか?」ってな枝ぶりの触手がビラーン。
「シーアップル」とかいわれても「いや、それ言うならシーパイナップルでしょ?」と突っ込みたくなる姿。

多くのナマコは海底に堆積した餌を掃除するように食べるのですが、このシーアップルは触手を使い、
水中に浮遊するプランクトンを捕らえて口に運びながら食べるんです。
触手の枝ぶりが良いのは、プランクトンをキャッチするための面積を広げるため、というわけですね。
水槽内での飼育も可能で、水中の有機物を掃除するため水質浄化に役立つとも言われていますが、
万が一死んだ場合には、体内に含まれたサポニンという有毒成分が溶け出し、他の生物を道連れにする場合もあるらしいので注意です。
・・・ってか、それってつまり、毒リンゴじゃん?
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テーマ:熱帯魚 - ジャンル:ペット
まずはこちらの動画をご覧ください。
どうです?
クモが隠れていたのに気がつきましたか?
トタテグモの仲間学名:Ctenizidae sp.
英名:Trapdoor Spider
地面にトンネル状の巣を作り、
その入り口に扉をつけることがその名の由来。
クモの中では原始的な部類に入ります。
普段は巣穴の入り口あたりに隠れ潜んでおり、
餌となる虫が通りかかると突然飛び出して捕まえ、
巣穴に引きずり込んで食べます。
餌となった虫にしてみれば、
あまりに一瞬の出来事で訳がわからないまま、
暗闇の中で食べられることになるわけで・・・。
・・・本当、このクモが小さくてよかった。
いきなり目の前の地面がバカッと開いて、
10mほどのクモが飛び出して、
自分をガシッと掴み、
穴の中に引きずり込んでしまう・・・
その間わずか0.1秒・・・・
なんて、想像しただけで超ホラーです。
逆に大型動物が近づくと、
蓋を内側から引っ張って閉じ身を守るそう。
日本でも比較的普通にいるクモなのだそうですが・・・
この潜伏ぶりだと、発見はなかなか難しそうですね。
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11月の東京湾、新木場付近。
なにやら海上に浮かぶ物体が・・・

そう、クラゲですね。
ミズクラゲ学名:Aurelia aurita
英名:moonjelly
別名:ヨツメクラゲ
成体直径:15~30cm
分布:世界中の海
日本でもっとも普通に見られるクラゲ。
胃と生殖腺が四つあり、それが透けて目のように見えることからヨツメクラゲとも呼ばれます。
お盆過ぎの海水浴場でぷらぷら浮いていたり波打ち際に打ち上げられているのをよく見ることから、
晩夏のクラゲと思われている節がありますが、
実際は一年中みることができるクラゲです。
刺胞(毒針のようなもの)を持っていますが小さい上に毒性も弱いため、
人間の皮膚を通して痛みを感じさせることはほとんどできません。
よくお盆過ぎに海で泳ぐとクラゲに刺されると言われますが、
実際に刺すのは海に浮かんで目立っているこいつではなく、
すいすい泳いで目に付きにくい別のクラゲたちです。
ミズクラゲは素手でつかんでも大丈夫。無罪です。

かさを開閉しながら海をゆらゆら漂う原始的な生物であるこのミズクラゲ。
実は雄雌があります。
四つの「目」が白い(精巣)のが雄。褐色(卵巣)なのが雌というのが一般的な見分け方。
今回の写真は・・・ちょっと微妙ですね。

食用にならず(食用になるのはビゼンクラゲやエチゼンクラゲ)、
大量発生することからあまり漁師には好かれていないこのミズクラゲ、
しかし最近ではペットとして飼育する人も増えているとか。

フワフワ、ユラユラと開閉するその姿は癒し効果抜群。
クラゲを眺めることでストレスが軽減されるとの研究報告もあようです。
ストレス過多な人は試してみてもいいかもしれません。
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