こんにちは。
今回も生成AIで事前に整備したプロンプトを使って上場企業の投資評価をしていきたいと思います。
対象会社は以下です。
- 技術継承機構 証券コード:319A
使用したのはGeminiです。
経営コンサルタント、事業経営者、金融アナリストの3人で議論して評価するような形にしています。
昨年上場した企業ですが、ビジネスモデルが面白いです。
中小の製造事業者をどんどんM&Aする会社なんですが、そのあと売らずにグループ企業として伸ばしていくスタイルです。
社名の通り、日本の製造業が黒字倒産が多いので、その技術をちゃんと承継できるように、というコンセプトですね。
株価は最初そこまで跳ねなかったですが、徐々にあがって、9月くらいから一気に登りましたね。そのあと少し落ち着いていまは9000円台です。

ここはまだオーナーが60%以上株保有していて、浮動株が少ないのもあり、1日の値動きが大きそうで、そういうのが好きな人には楽しいかも。
さ、いきましょう。
技術承継機構 (Technology Succession Organization)
1. 市場環境:「2025年の崖」の現実と商機
「承継」という名の巨大市場
銀行や自治体からも「あそこなら安心して任せられる」という信頼を得ており、ソーシング(案件発掘)において他社を圧倒しています。
IPO後の成長加速
2. ビジネスモデル分析:なぜ「再生」できるのか
| 職人技の デジタルアーカイブ化 |
ベテラン職人の「カン・コツ・経験」を、センサーやカメラで数値化し、AIに学習させる独自のシステムを持っています。これにより、新人でも短期間で熟練工に近い加工が可能になり、属人化を解消しています。 この「技術の形式知化」こそが、同社の最大のMoat(競争優位性)です。 |
|---|---|
| 「中小企業連合」 による規模の経済 |
バラバラだった町工場をグループ化することで、バックオフィス業務(経理・人事・調達)を共通化し、コストを劇的に削減しています。 また、グループ内での相互発注や、大手メーカーへの共同提案が可能になり、単独では取れなかった大型案件を受注できるようになっています。 |
| 若手経営人材の 輩出プラットフォーム |
「社長になりたい」という意欲ある若手や、大企業出身のエリートを積極的に採用し、買収した子会社の社長として送り込んでいます。 経営者人材のプールを持っていることが、買収件数を増やしてもマネジメントが破綻しない理由です。 |
3. 財務分析とバリュエーション
高PERの正当性
買収した企業がDXによって筋肉質な財務体質に変わることで、連結後の利益率は年々向上しています。のれん償却費を考慮しても、キャッシュフロー創出力は極めて強力です。
ニデック(旧日本電産)との類似性
違いは、技術承継機構がターゲットにするのが「ニッチトップの超小型企業」である点です。一つ一つは小さくても、それらが100社、200社と集まり、デジタルで連携した時、「バーチャルな巨大製造コングロマリット」が誕生します。
この「分散型製造業」のモデルは、変化に強く、現代のサプライチェーンリスクに対応した新しい製造業の形と言えます。
4. リスク要因と最終投資判断
PMI(統合)リスクへの警戒
また、買収ペースが早すぎる場合、ガバナンスが効かなくなり、一部の子会社で不正や品質問題が発生するリスクもゼロではありません。
結論:日本株ポートフォリオの「守護神」兼「成長枠」
確かに、日本電産くらいになるとすると夢がありますねぇ。
買って育てるっていうことで、成長させるノウハウどうしてんだろって思ったら、バリューアップの手法があるんですね。はじめてきいたNGPって。

海外も含めて連続買収企業の事例とかこれ、何かの資料で使えそうだな。

面白いなぁ。日本の製造業にとってプラスになるといいし、もう少し違う領域でもこういうの出てくると楽しそうですね。
中長期投資では全然ありだけど、直近上がり過ぎてるから、もう少し下がってくれないかしら(そんなこと言ってる時点でダメですね)
なお、これまで株式投資型クラウドファンディングの案件やIPO案件も評価しています。興味あれば是非ご覧ください。
(詳しくはこちら)
IPO案件評価 カテゴリーの記事一覧 - ゆる投資とAIと暇つぶし
FUNDINNO案件レビュー カテゴリーの記事一覧 - ゆる投資とAIと暇つぶし
最後に、本記事はあくまで個人の見解であり、特定の金融商品をお勧めするものではないのでそのへんは自己責任で!