始まりと終わりの島
止まり木とは飛び疲れた鳥さんが「一休みだっピー!」と羽を休めるところ。
仕事や人間関係に疲れた現代人にもそれが必要だと思いませんか?
このブログは鳩 (筆者) が自分にフィットする止まり木を探しに出かけた記録をゆるくまとめたものである。
2025/1/12 (日)の記録。
おのころ島と早朝の鳥。あとイエスタデイをうたって。
きょうは マボロシ島 みえんのう……
とは、僕のおじいちゃんの口癖だ。というのは当然の如く嘘である。
ポケットモンスタールビーサファイア・エメラルドに登場するキナギタウンに住む、一日中海を眺めているおじいちゃんのセリフだ。
この導入は本筋と関係あるようで、ない。
🕊️ ぽっぽー。ぽっぽー。朝ですよー。朝ですかー。そーなのかー。
僕は昨日床の間で起こったことから一定の学びを得て、AM6:30にアラームをセットした。
寝る前に仕込んだ曲は葵橋だ。
これは「イエスタデイをうたって」というアニメでEDに3話だけ使われた曲だ。このアニメには正直、僕には難解で納得のいかないご都合展開が繰り広げられる様を見せられ、圧倒させられたという印象しかない。
愛とはなんぞや、というのがテーマなのだが、そんなのよくわからないけどイケそうな方選んじゃないなよYOU!とふわりとまとめられた恋物語である。
個人的には愛とかそんなこと以前に「言わんと伝わらん」それだけじゃないかな。

アニメ イエスタデイをうたって
だが葵橋は超絶名曲だ。
物悲しい曲調が少しづつ盛り上がり、キャッチーでメロディックなサビに繋がっていく。
何気ない日常。
それは誰にでもあり、誰にでも感知できるものではない。ふとした瞬間に自分を客観視し、向き合った者にしか感じ取れないものだ。
僕自身それを忘れてしまいがちだから、このブログを書き始めた。
言語化することで自分が何に幸せを感じるのか、わかりやすくなるような気がしたのだ。
言葉にすれば、陳腐な物になってしまう。
誰がそんなことを言ったのだろうか。
歌手のさユりさんは、イエスタデイをうたってのHPで葵橋について語っている。
「葵橋」は、何気ない日常の曲で、普段はささやかすぎて通り過ぎてしまう日常の何気なさを、どのように丁寧に言葉で表現出来るだろうか、そんな思いで作っていきました。
タイトルの「葵橋」なんですが、大正時代に新宿近辺にあった駅の名前なんです。
目の前にある景色と、目には見えない過去や記憶その両方が混ざり合って出来ている日常の手触りを楽しんでもらえたら嬉しいです。
さユりさんについては、どう考えても書くべきトピックがあるのだが、敢えてここでは書かないでおく。
もしこの変なブログを読んだ方が彼女の曲に興味を持って貰えたら、とても嬉しい。
そして僕は7時過ぎに起床した ()
精一杯頑張ったニャ……。(?)
ポッポ肌をさすりながら、ようやくお布団脱出を果たす。
眠気を取るため、鳴門のマザーズでモーニングをついばんだ。
はとぽっぽてぃのてぃとは何か。
タオルケットをもう一度4というフリーゲームのキャラが元ネタなのは周知の事実ですが (は?)
てぃの部分はその名の通りお茶です。お茶が好きなのですエッヘン。
それはそうとマザーズの偉いところはコーヒーがポットで出てくること。
マグカップ2杯飲めるからついつい長居しちゃう。
鳴門に訪れることがあれば、ぜひ!


一番人気マザーズサンドセット840円
兵庫県淡路島について
マボロシ島、じゃなくておのころ島という別名を持つのは淡路島。
――ではなく、その隣にある沼島 (ぬしま) だ。
まずは淡路島について話そう。
徳島県鳴門市の大鳴門橋と兵庫県神戸市の明石海峡大橋で繋がれた瀬戸内イチ大きな島である。

日本で7番目に大きい島でもあるという。
面積にして592.3k㎡。
東京23区と同じくらいなんだって。
よくわからんけど、デカイものにはとりあえずこれ言っとけとおばあちゃんに教わりました。
デカ過ぎんだろ…
何を隠そう、古事記国生み神話の舞台なのです。
鳩も詳しくはないですが、おのころ島とされる沼島 (上のマップの下側にあるやつ)でイザナギ・イザナミの2神が日本列島を生み出したそうな。
そして初めに産み落とされたのが、ここ淡路島だったそう。
灘黒岩水仙郷 ナルキッソスの咲く丘
鳴門北インターから高速道路に侵入を試みる鳥。
渦潮で有名な鳴門海峡に架かる大鳴門橋を越え、淡路島に渡ったら間髪いれずインターチェンジを抜ける。その間約7.1km。
普通車休日料金ETCで580円。つまり往復で1160円だ。
四国民は四国から出る際は問答無用で罰金を徴収されるのだ。
橋「行ってらっしゃい!罰金やで!」
ゴートゥー鳩「お、おう」
橋「おかえり!罰金やで!」
カムバック鳩「ポーポロッポローポーポロッポロ- (白目)」
四国から本州に架かる橋は3つあるけど、全部そう。つらい。
大きいと思ってたけど意外とこじんまりした道の駅福良を経由して、灘黒岩水仙郷を目指す。
こじんまり。
空も海も綺麗だ。
停泊している「海賊船」鳴門の渦潮に突入していく姿は迫力がある。
何度か自転車の軍団とすれ違う。大型バイク乗りも多く、もちろん車のドライブにも最適なドライビングロードだ。
割とコーナーがきつい峠道のような区間もあるので注意。
途中の待避所でパチリ。
沼島だ。
通りすがった港ではあちらに渡る汽船が運航していた。
いつか訪れてみたい。
同じくずっと来てみたいと思っていたのが、灘黒岩水仙郷だ。
僕の中で淡路島は玉ねぎと水仙の島だと思っている。
玉ねぎに関しては島内で「皮むく人」のバイト募集を見かけるし、淡路島玉ねぎバーガーなんかは有名だよね。
そして水仙。これも色々なところに植えてあったり、普通に自生していたりする。
水仙は英語でNarcissus ナルキッソスと言うが、語源はギリシャ神話に由来する。
そして名作ノベルゲームナルキッソスの舞台が灘黒岩水仙郷なのだ。
ご都合展開が一切ない、ただおだやかに決められた結末に導かれる物語は、ここで終わりを迎えたのである。
群生地を囲うように階段が設置してある。
べっちゃないかぁちょっと休みや~
今年は夏の暑さが厳しく、開花が遅れているそう。
残念ながらあまり咲いてなかった。
この写真みたいな群生が見たかった~!
伏線回収
道の駅で南あわじ温泉郷の看板を見てから、絶対行こうと思っていた。
・うずしお温泉
・南淡温泉
・南あわじ温泉
・潮崎温泉
・三原温泉
・サンライズ温泉
なんと6つ源泉が存在するらしい。
今回は帰り道にあったゆーぷるにお邪魔することにした。

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外観はきれいで、普段使いしやすそうな雰囲気だ。
源泉は潮崎温泉になるようだ。
大人一人630円。券売機で入浴券を購入して脱衣所へ向かう。
浴槽はそんなに広くはないが、十分だ。
もちろん循環ろ過式で塩素の匂いは強め。露天風呂はピンク色の入浴剤が投入されており、風に当たりながら半身浴を楽しんだ。
🐦今回はここまで🕊️
キビタキという鳥さんだ。
ナルキッソスとはナルシストの語源なのだが、この鳥さんはナルシストになっちゃうのも納得の美しさである。
冬の花の水仙と違い、キビタキは初夏から秋まで日本に滞在する。
年がら年中ぽっぽっぽぽーな鳩と対照的に「期間限定の美しさ!」はちょっとずるいっぽー。
なんて羨んでみたりする。
止まり木はみんなの心の中に。
それではこの辺で!バサバサ。
謎の県"徳島"の雰囲気サイコー温泉
止まり木とは飛び疲れた鳥さんが「一休みだっピー!」と羽を休めるところ。
仕事や人間関係に疲れた現代人にもそれが必要だと思いませんか?
このブログは鳩 (筆者) が自分にフィットする止まり木を探しに出かけた記録をゆるくまとめたものである。
2025/1/11 (土) の記録。
謎の県徳島と早朝の鳥。あとマイユア。
年明け早々にやってきた3連休に戸惑いつつ、僕はどこに行こうかとアラームをAM5:00にセットした。
予定通りオンタイムに流れてきたTears Infection (Myself ; Yourself 通称マイユアのOP曲 大好き) をワンコーラス聞き流し、二度寝を決め込んだ。
だって寒いからさ……。
めったに雪降らない四国でも雪降ってたよ。なんなら吹雪いてたよ。
鳥さんふわふわになっちゃうね!カワイイネ!ヤッター!

とはいえ二度寝とはいいものである。
二度寝からしか得られない栄養素があるといっても過言ではなく、YouTube観ながら寝落ちするのをやめられないのと同じだよね。
こういう小さな気持ちよさを「怠け」と切り捨てるのか、止まり木なのか、どちらにせよ鳩にとっては必要なものだから。
人生生産効率RTAしてないから! (至言)
とりあえず「Tears Infection」聴いてね。気に入ったらアニメも見てあげてね。
徳島と香川の境は山間に佇む、地元の人々に愛される温泉銭湯
閑話休題。



何度もお世話になっている温泉なので、今年もよろしくという思いを込めて、ここを選んだ。
徳島市から車を走らせ30分ほどで到着。
徳島県がどういうところかあまり知られていないと思うが、たった30分も走れば秘境っぽい山間に出てくるのである。
鳩としては鳥冥利に尽きるが、普通の人間からすると田舎スンギと感じる土地であろう。
それはそれとして、いつも通り受付の前にある券売機で入浴券を購入。
大人1人600円。
受付で券とスタンプカードを渡すと「あといっちょですー」とお姉さんからお声が。
あせび温泉はスタンプが10個溜まる度に一回入浴が無料になるシステムなのだ。
僕はちょくちょく通っていたので20個目まで「あといっちょ」なのだった。
脱衣所へ続く暖簾をくぐると、駐車場の車の数で思ったことだったが、かなり人が多かった。特に子供連れのお父さんの数がいつもの比でない。
体を拭くときに5秒に1回は「すみませんー」と鳴きながら領有権を主張したほどだった。
お湯の質感は正直言って普通だ。
かけ流しでもないし、街にあるスーパー銭湯と大差ないといっていい。
それもそのはず、四国、とりわけ徳島と高知は温泉資源に乏しいのだ。
源泉温度も低く、沸かしてようやく私たちが浸かれる温度になっている。
だとしても、あせび温泉の良さはやはり景観だ。内湯からは一面が大きなアクリル張りになっており、それを通して桜やイロハモミジ、松などが植えられている庭が眺められる。
もちろん外に出ることができ、そこには露天の岩風呂が待っている。
四季を彩る花や木を眺めていると、贅沢に時間を使っている気持ちにさせてくれる。
お風呂上りにはビンの牛乳を飲む。
家で吉野川の水 (水道水) を汲んでくることもできるけれど、昨今の物価や燃料費の高騰を鑑みると、銭湯を経営するのってなかなか難しいことだと思うの。
だから僕は銭湯に来たら飲み物を買います。
鳩「やっぱり牛乳はムサシノ牛乳!」
僕のような外様にはお湯を借りられることだけで感謝感激雨嵐な訳で、いつまでも続いて欲しいと思える場所がここにはある。
そんな重い想いに馳せながら、退館後、鳩は深々とお辞儀を施設に向けるのであった。 (してない)
ありがとうあせび温泉。フォーエバーあせび温泉。
板野町民 (なんだこのトリ……)
🐦今回はここまで🕊️
余談になるが、あせびは漢字で馬酔木と書く。
馬がたべたら酔っぱらうのカナ~なんて考えたあなた。
そんな甘ェモンじゃねえよ! (豹変)
実は結構激しい毒を持つらしく、馬が食べたときに苦しみでふらつくことからこの漢字を当てるといいます。
あせび温泉の外に植えられていた馬酔木。赤いのは実かな?

近年増加の一途をたどる鹿さんたちも、この馬酔木は食べないので、鹿が多い山間部には自生する馬酔木の群落だけが残っているような状況もあります。
止まり木はみんなの心の中に。
それではこの辺で!バサバサ。