USBトングル(dongle)DACで、前回のLow cost USB DACで取り上げた。「NOSTALSIC USB C & 3.5 mm イヤホンジャック変換 」よりも更に安いものを発見した。USB Dongle DACは、ドングルとしてUSBに接続するとデジタル信号をアナログに変換してそのままイヤーフォンなどを差し込んで試聴できるものだ。USB接続部側のちょっとしたふくらみの中にDADとアンプ信号処理を行うチップセットが入っている。イヤーフォンは、3.5mmピンジャックタイプではない、USB接続製品はすべてDACを内蔵しているわけだが、教えてもつい最近までぴんと来ていなかった。スゲーと思う。 ― , White noise original source; — , White noise of ANDTOBO analog output, — , earphone (KZ ZSN PRO X) sound recording with omini mic of TASCAM DR-100III NOSTALSICのその製品は今は880円 なのだが、さらに安価な製品があって「ANDTOBO USB C-3.5mm イヤホン変換アダプター DAC搭載 24bit/96KHz対応 」がなんと2セットでAmazonで1,099円 だった。1個550円 しないという値段で、しかもスペックが上?みたいな製品。 メーカー?はANDTOBO でよいのか?例によって中華製?のメーカー名はなんて読めばいいのか、込められた意味すら大抵わからない。NOSTALSICはその意味でちゃんとメーカーサイトがあって、覚えやすいメーカー名だとは思った。「作り逃げ」はしない気がする。 早速、貧乏人の銭失い的なものを恐れない天邪鬼さで購入。低音域の落ち方がNOSTALSICのものより緩い。なんかハイレゾっぽいスペックで書かれているが、接続すると16bitの選択肢しか出てこない。古いロットを送ってきたのかもしくは、Amazonで謳っているスペックが虚偽なのかのどちらか。それでもまあ、それなりの音で効けてこの値段なら、文句は出なくて腹を立ててもしょうがない製品だと思ってしまった。 追記 ーこの製品とはまた別の商品。安値更新だが、地積んでテストしていないので、評価はできない。この製品も、24bit/96kHzとなっているが、当然のことながら、怪しい。繋いだらバレるが、スマホで使っている限り、スペックが表示されないからバレないと思って、流石にデジタルオーディオアンプでは今どきは使えない余っている安い16bitチップを使っていると思う。そうでないとこの熱では無理だと思う。どうせ、視聴しても皆、音の違いとか、そのスマホで日常的に聴く境ではなおさらわかんないもん。多分ダブルブラインドしたら皆落第だろう。私も落ちる自信ある。 「一週間待ってください。ハイレゾを謳っている安価なDongle DACで間違いなく24bit/96kHzのものをお見せしましょう」なんて具合に、流石に買いまくってテストする気はない。これだけ安価だと、クレームつけるコストも面倒だし話の材料にはなった。予備のDongle DACがあと一つか二つあればいいかと思っていたので、うたい文句と違うけれど、もうこれでいいやって思っている。 ただし、PC→24bit/196kHz DACからアナログ変換した音源をDENON PMA-390IIIに飛ばして、そのヘッドフォンジャックで試聴した音に比べれば、かなり落ちる。音源がCDかそれに準じたクオリティにあれば、アナログアンプが鳴らすヘッドフォン/イヤフォンの音は、かなり良いというのが私の実感だ。勿論、目録以上のアナログアンプであれば、BASS/TREBLEコントロールによる音質調整も最低限可能ということもあるのだが、CDの登場とともに1980年代に完成していたデジアナ丼は、それなりに旨いのである。アナログアンプが中古とは言え、DACも含めてスペックが上なのに、550円に勝てなくては困る。 なお、類似の英品も沢山あって、チップセットもつくりも皆一緒で、性能差はないだろう。不良ロットをうまくはじけているかどうか、不良品に当たるか当たらないかだけと思う。その中で、わざわざ、これを選ぶ必然性もあまりないかも。 Earphone (KZ ZSN PRO X) sound recording with omini mic of TASCAM DR-100III なお、この手のDongle DACをminiPCで使う場合の注意点に気が付いた 。前面のUSB端子には使わないようにすること 。必ず、背面のUSB端子に接続することだ。miniPCの多くの前面部のUSB端子は、大したキャパのない細い接続線を後ろから持ってきていて、それを更に大抵二つに分けているモデルが非常に多いのだが、DACによる音楽再生で、それなりの量の電流が流れてしまうと、miniPC内のその周辺から物凄く熱を持ち始める。そんなに長時間試聴したわけでもないのにあっという間にその熱がこのDongle DACにまで伝わって触れないくらい熱くなることを確認した。間違いなくDongle DACにもminiPC本体にも、良くない負担がかかり、最悪火災になるかもという熱さになった。背面へのアクセスが面倒でも、必ず背面から短いUSB延長ケーブルなどで取り廻すのが良いと思う。それが起きたときに、ああ安物DACを買いすぎたと思ったのだが、安物の問題はminiPCの仕様の部分であった。埃によるトラッキング以前の問題だと思う。機種によっては生じないかもしれないが、前面に別電源を持たないで使うDACをぶっ刺している場合は注意されたし。 ついでに、高音部がちょっと元気なイヤフォンが届いた。「KZ ZSN PRO 2でも買っておけば、もう音質的には今は何も文句ないだろう」みたいな話があったので、天邪鬼な私は、やっぱり実売がちょっと安いPRO Xの方を試したのだ。分解能はいままででいちばんよいかもしれない。
低音が欲しくなったら、USB-Lightningアダプターで、先に紹介した、ただ同然のEarPods with Lightning Connectorを使うか、ヘッドフォンにすると決めているので、これで問題ない。
面白いもので、こういう今時の分解能の高いイヤーフォンはカセットデッキでテープを聴くときには、粗が目立ちすぎてあまり良い音には感じないことが多い。アナログアンプでなんとか試聴にこぎつけるが、やはりその場合はスピーカーで試聴する方が無難だ。そうすれば「ああーええ音じゃー、すげー」ってなることが多いので、使い分ける。
昔、あの『美味しんぼ』で「ハンバーガーの回」の時の、バンズとパテ質の組み合わせの話に似ているなって思ったりする。そんなことがあるのか、って一方では思っているので、気のせいかもしれない。
ちょっと腰を据えて聞いてみようと、既に中古価格が落ちついた高評価のモニターヘッドフォンOneOdio Monitor 60(VGP2024も受賞しAmazonレビューも1000件超え)が安く手に入ったので、それを差し込んで試聴してみたが、本当に何のノイズも入らず、音質的に瑕疵もなく、この値段では文句のつけようがなかった。オーケストラ、ストリングスの全体バランスや音圧を感じて試聴するには、イヤーフォンではやはり無理だなと感じることが多くなった。
OneOdio Monitor 60の ― Wihte noiseと ― Sweep音による周波数特性 A headphone (OneOdio Monitor 60 ) sound recording with omini mic of TASCAM DR-100IIIスムージング処理をやっていないOneOdio Monitor 60の Sweep音による周波数特性
実は、100Hzあたりから妙な小山が連続して出ていて、どうやら録音用アタッチメントがあまりよくなくて「土管効果」がでてしまった。久しぶりに工作をやったのだが、凝ったぶん、よくなかった印象。
どこかでやり直して、OneOdio Monitor 60もアーティクルの材料にしてと思っている。というわけで、
VIDEO
モニタータイプのヘッドフォンでは、テストサンプル用Youtubeの音源も、映像が貴重ょであっても音質はピンキリなのだが、ここのプログラムは音が良い。
Jordi Savall 指揮の楽団 Le Concert des Nations, の演奏。 the Philharmonie de Parisでの収録。 Beethovenの7番の初演と同じ編成とのことだが、不思議なことに大編成よりしっかりした音の厚みを感じて楽しい。最近のデジタル録音技術が生かされている。
Concert des Nations, Le(ル・コンセール・デ・ナシオン)は Jordi Savall によって、1989年に設立された スペインの室内楽団で、バロックからロマン派などのレパートリーをピリオド楽器(古楽器)を使って演奏することも多いオーケストラ。 コンマスがディカプリオにちょっと似ている。この指揮者と楽団の第九も名演のようだ(「 心地よく消えていく音楽:サヴァールとル・コンセール・デ・ナシオンの第九」 )。ホルンその他、見たら驚くが楽器が古楽器そのものだったりする。ワイフが金管をやっていたのでいろいろびっくりして教えてくれた。トロンボーンとトランペットが合体したような楽器が使われていてしかもそれが二人しかいないって。後、クラリネット奏者に妊婦さんがおられるのをワイフが見つけて、これも彼女に受けてた。 私も久しぶりにヘッドフォンで試聴しながらとても心地よさを感じた。残念ながら、この記事のDACではなく、 DENON PMA-390III+OneOdio Monitor 60の組み合わせの方に移行した。まあ、しょうがない。550円の最新DACチップというわけでもないから、何十年も前のアナログアンプとはいえ、名器だし、ヘッドフォン仏力は、当時は今の安いデジタルアンプとは違って、目録以上の音質で、比べてはいけないと思う。
演奏は、「リズムの交響曲」、リストが「リズムの神化」と呼んだ曲にふさわしいもので、むしろ私がよく聴いていた演奏と違って、オリジナルな解釈が軽やかで新鮮にに聴こえてきた。こちらが、陳式太極拳で言うところの「老架式」なのだろう。
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