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Pentaxのカメラで自動水平補正

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前回記事で思いついた仮説を確かめてみました。

自動水平補正機能付きのカメラを使えば、raw現像は不要、jpg撮って出しでいけるのではないか。

という仮説です。

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Pentax K-30

3年ほど前に中古で購入した、Pentaxの一眼レフ、K-30で検証します。

Pentaxの一眼レフはどれもセンサー駆動式の手振れ補正機構を搭載しており、それを流用した自動水平補正機能があるのです。(手振れ補正をオンにしていても)最大±1°の傾き補正が可能です。

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自動水平補正は有効、ただし…

結論を述べると、Pentax機の自動水平補正は役に立ちました。手持ちでラフに撮影しても、水平が保持されている率は有意にアップします。

もちろん、完全ではありません。当然ですが、センサーの反応速度や補正角度など、対応できる量には限界があります。

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↑ こちらのカットは補正量が足りず、撮って出しのjpgを後加工でわずかに回転させています。

また、撮影時にセンサーを駆動させることで、意図した構図が(わずかではありますが)「無視」されることになります。あまり柔軟に補正するわけにもいかないでしょう。

カメラ内raw現像

今回の撮影、完全な撮って出しではなく、カメラ内raw現像です。

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カスタムイメージ「雅」とホワイトバランス「CTE」の組み合わせです。汎用性を持たせるために彩度とコントラストはやや低めにしています。

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記事内の写真の設定はすべて同じ、露出補正も行っていません。

感想

現像時間はかからないとはいえ、なにゆえに自ら不自由な条件で撮影してるのか……。

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一枚一枚丁寧に現像したい気持ちをなぜ抑える必要がある……。

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撮影後に一切微調整・救済ができない/しないのは、フィルム時代のポジフィルム撮影のようです。

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その意味ではちょっと楽しかったかもしれません。

ミラーレスの自動水平補正

Canon EOS R7や、Ricoh GR III、GR IVなどもセンサー駆動式の自動水平補正ができますが、使い勝手はどうなのでしょう。

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EVFや背面液晶にてリアルタイムで水平を補正してしまう(し続けてしまう)と、カメラマンの手癖 *1 を増幅してしまい、結局補正しきれない気がします。

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一眼レフ同様、ギリギリまでカメラマン自身が水平を取り、撮影時に(カメラが構図を無視して)センサーを回転させるような設定はできるのでしょうか *2


*1:自分の場合、raw現像時に(補正のために)回転する方向が大体いつも同じなので、何らかの癖があるのだと思います。

*2:瞬時にセンサーを回転させるわけではないので無理ですね。

コブラ(続き)

前回の記事の続きです。

コブラの正体

何のことはない、別の箇所にコブラの正体が書いてありました。ロニー・ゾーンとのやり取りの部分です。

あと、視線を落とし、鋼の鞭のふくらみに眼を止めた。 「コブラか」

(金属製の)ムチとあります。英語でも「steel whip」です。

then lowered his gaze. He saw the bulge of the steel whip. “Cobra.”

なんか拍子抜けです。

原文と比較

わかりづらかったのは黒丸尚の翻訳が悪いからでしょうか。原文と比較してみます。

黒丸尚翻訳

女はカウンターの下から横長の箱を出してきた。黄色いボール紙の蓋には、首の膨れたコブラのとぐろを巻いた粗末な絵が捺してある。箱の中には、薄紙包みの同じような筒が八本あった。ケイスの眼の前で、茶色のしみだらけの指が、一本から紙を剥ぐ。女はそれを差し出して見せた。鈍色の鋼鉄の筒で、一端に革紐、もう一方の端にはブロンズ色の小さなピラミッドがある。女は片手で筒を握り、もう一方の手の親指と人差し指とでピラミッドをつかんで、引いた。固く巻きこんだコイルばねが三本、油まみれに伸び出して、噛みあった。
「コブラ」
と女が言う。

原文

She brought an oblong box from beneath the counter. The lid was yellow cardboard, stamped with a crude image of a coiled cobra with a swallen hood. Inside were eight identical tissue-wrapped cylinders. He watched while mottled brown fingers stripped the paper from one. She held the thing up for him to examine, a dull steel tube with a leather thong at one end and a small bronze pyramid between her oher thumb and forefinger, and pulled. Three oiled, telescoping segments of tightly wound coilspring slid out and locked. “Cobra, ” she said.

AIに聞いて作成した翻訳文

彼女はカウンターの下から細長い箱を取り出した。蓋は黄色い厚紙で、腫れたフードを広げた、とぐろを巻いたコブラが粗く描かれていた。中には、ティッシュで包まれた同じ形の円筒が八本入っていた。彼は、しみの浮いた茶色い指がそのうちの一本の紙を剥がすのを見守った。彼女はそれを持ち上げて彼に見せた。鈍い光を放つ鋼鉄の筒で、一端には革紐がついており、もう一方の手で小さな茶色がかった金属色のピラミッドをつまみ、引いた。すると、油を差された三つの伸縮式のセグメントが、きつく巻かれたコイルスプリングとして滑り出し、カチリと固定された。 「コブラよ」と彼女は言った。


telescoping segments」をどう訳すかにより印象がかなり異なります。確かに「(伸び縮みする)警棒」と訳したくなる気持ちもわからないでもない。

AIに聞く

Copilotに聞いてみました(類推させてみました)。

こちらでも「鞭または棍棒」とのこと。

コブラ

SF小説の登場人物や大道具をイラストに書き起こしているアーティストのサイトからの一枚です。


ウィリアム・ギブスンの小説『ニューロマンサー』の主人公ケイスが手に入れた武器、「コブラ」についての記事です。

どんなもの?

コブラとは、ケイスが自身の護身用として

  • 拳銃の入手は時間がかかるので諦め、
  • 代わりに提示されたショック銃テイザーでは満足できず、
  • 投げたことのない手裏剣シュリケンには目もくれず、
  • ナイフ類は好みでないので、

提示され、最終的に購入した武器、です。

ショック銃テイザーよりは強力で、拳銃に比べると劣る、ということなので、そこそこの威力がある武器のようです。結局は使われませんでしたが……。

で、何なの?

不明です。「コブラ」と称されるだけで肝心の「拳銃」「刃物」といった一般名詞が書かれていません。

女はカウンターの下から横長の箱を出してきた。黄色いボール紙の蓋には、首の膨れたコブラのとぐろを巻いた粗末な絵が捺してある。箱の中には、薄紙包みの同じような筒が八本あった。ケイスの眼の前で、茶色のしみだらけの指が、一本から紙を剥ぐ。女はそれを差し出して見せた。鈍色の鋼鉄の筒で、一端に革紐、もう一方の端にはブロンズ色の小さなピラミッドがある。女は片手で筒を握り、もう一方の手の親指と人差し指とでピラミッドをつかんで、引いた。固く巻きこんだコイルばねが三本、油まみれに伸び出して、噛みあった。
「コブラ」
と女が言う。

ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー(ハヤカワ文庫SF)』Kindle版

「コブラ」は『ニューロマンサー』の描写の象徴のようなものです。ディティールは丹念に書き込まれていますが、全貌が不明。文章としては成立していますが、(頭の中での)映像化が大変に難しい。

こんなのが他にも山ほど出てきます。この小説が「猛烈に読みづらい」という評価になるのも仕方がない *1 と思います。

他の人たちはどう解釈しているの?

なぜか海外ファンの考察では、「伸縮警棒」だということになっています。はあああああああああああああああ?

依って、コブラ = 「ASP」のもじり = 伸縮警棒

なのだそうです。はあああああああああああああああ?

blog主の解釈は?

読み始めた初期の段階では「単発式の銃」かな? とも考えていましたが現時点での解釈は、

作者のギブスン本人が(形状を)決めていない。

したがって、読者それぞれによりそのイメージは合致することはありません。インターネットを検索して出てくるスプロール三部作のビジュアライズされた登場人物・ガジェット・背景は、私のイメージするそれらとはかなり異なります。

冒頭のイラストも、「ブラウンの遠隔機ドローン」以外、全く同意できません。

追記

続きを別記事で書きました。


*1:読みづらさの理由は他にもたくさんありますが……。

カウント・ゼロ〔新版〕

数日前、ウィリアム・ギブスンのSF小説『カウント・ゼロ』の新装版が発売されました。

ネットを検索しても「(初めて)読んだ!」「面白かった!」などの声はありません *1 。おそらくまだ読み終えていないか、前作の『ニューロマンサー』で挫折してそのままの人がほとんどなのでしょう。

他の人がどういう感想を持ったにせよ、読まなかったにせよ、私の愛読書はスプロール三部作です。読み返して気づいたことを記事にします。

ロア

マトリックスに棲むブードゥーの神々のような存在、「ロア」の正体は一体何なのでしょうか。

ある時は「ロア」と呼ばれていますが別の場所では「レグバ」とも呼称されています。

「レグバ──道と径路の主、通信のロア……」

また「ロウズ」ではなく「ロア」。単数形も複数形も同じ。一神教ではなく複数のロアが登場します。

ロアの名前

登場した複数のロアについて、それぞれ固有名詞を抜き出してみます *2

  • エジリ・フリーダ
    「聖処女」「ヴィエジ・ミラク」「聖母」「奇跡の聖処女」など様々な呼び名があります。

  • グラン・メ
    「大神」とも。「(直接に顕現したり、しゃべったりせず)もっと大きい存在」とあります。

  • ダンバラ・ウェドー
    ジャッキーを馬(巫女)とします。

  • アイーダ・ウェドー
    ダンバラの妻です。

  • ウーグウ・フェレエ
    「戦さの神」とあります。「サン・ジャック・マジュールッ」は別名でしょうか。ウーンガンの一人、ルーカスは「仮におれたちがウーグウ・フェレエと呼ぶものを、きみなら氷破りアイスブレーカと呼ぶかもしれない」と語っています。

  • サムディ
    「男爵サムディ」とも。「道路の神」と自称しています。「墓場の神」「死を王国とするロア」などの表現も。

ロアを説明する登場人物

結局、ロアの正体は一体何なのでしょうか。

アンジイはこう説明します。

全体が自分というものを知るようになって──そしてそのあと、それが自分のいろいろな部分部分に割れていって、たぶん、その部分というのが、ほかのもの、光るものたちなんだと思う。

ジャマーはこう説明します。

そいつらがウィルス・プログラムで、それがマトリックスの中で解き放たれて自己複製するうち、本当に賢くなった、と──それでも充分おっかないから、たぶんチューリングの連中も表沙汰にはしたがらないだろう。あるいは、もしかしたらAIが、どうかして自分の一部分を分割してマトリックスじゅうにまいたか。

あくまでも登場人物によるもので、作者ギブスンの説明ではないことに留意が必要です。

前作から導き出される考察

『ニューロマンサー』を読了済みの読者はまずこのように想像します。

冬寂ウインターミュートとニューロマンサーが合体し、マトリックス全体に広がった。その後一部が分割し、ブードゥー教の神々のような振る舞いをしている。

例外はエジリ・フリーダで、彼女だけはアンジェラ・ミッチェルの脳の中のバイオチップです。

上記程度の理解があれば読書する分には問題ないのですが、細かな描写に気を付けると、以下のような読み解きも可能となります。

仮説

ロアとは、人間の人格(のみ)がマトリックスに残った後、数年かけてマトリックスに拡散した形、と考えます。前作『ニューロマンサー』でマトリックスに人格を丸ごと保管された人物が数人います。

  • ダンバラ・ウェドーとアイーダ・ウェドーの夫婦はケイスリンダですね。足を洗って子供4人のケイスと殺されてしまったリンダではなく、ニューロマンサーに吸い取られて、構造物の端に座ってる方の二人です。

  • ウーグウ・フェレエはおそらくディクシー・フラットラインですね。証拠があります。それは「不愉快な笑い声」。

そう言ってからこの声も笑うが、その銀色の笑いが自分の中から泡のように沸き上がると、ボビイは常軌を逸しそうになる自分を抑えなくてはならない。

  • グラン・メがマトリックス全体に散らばった/同化した二つのAIだと思います。

謎のロア

サムディ男爵の正体だけがどうにもわかりません。冬寂ウインターミュートのなれの果てのような気もしますが、サムディ男爵は『モナリザ・オーヴァドライヴ』にも登場し、モリイと他人行儀なやり取りをするのです。

他にマトリックスに取り込まれた人物はいたでしょうか? アーミテジ? リヴィエラ?

まとめ

このレベルの考察は国内でもおそらく過去に行われており、結論は既に出ていると思います。ただ、『カウント・ゼロ』は1986年の小説です。インターネット掲示板も日記もない時代、Niftyサーブもまだありません。なのでどこにも書き留められていない……。

ご存じの方 *3 はお知らせください。

追記

『モナリザ・オーヴァドライヴ』を読むとロアについて微妙に設定が異なります。また、別の記事を書くかもしれません。

追記2

答えは『ニューロマンサー』最後のページに書いてありました。東部沿岸原子力機構の段に立っていたのはケイスとリンダに加え、ブラジルの少年、すなわち燃える柴、すなわち人格としてのニューロマンサーでした。ニューロマンサーがサムディ男爵です。


*1:Xでも、「買った。でも高~い」「献本御礼」を若干見かける程度です。

*2:全て(旧文庫版の)Kindleで調べました。

*3:旧文庫本の解説には「ターナーの代理人は誰なのか」などといった考察のお題がありました。新版にはなにかヒントはあるでしょうか。

自動水平補正

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近所の散歩にせよ、ちょっとした外出にせよ、小旅行にせよ、カメラを持ち歩くようにしています。ここ最近はキヤノンのEOS R50を使っています。小型軽量で写りもよい、とてもよいカメラです。

相変わらずrawで撮影し、自宅に帰ってから現像しています。撮って出しjpgはラクなのですが、やろうという気が今一つ起きません。

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デジタル補正

歪曲収差、色収差など、各種の収差はカメラ内で補正されるので撮って出しでも実は問題ありません。

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ピクチャースタイル

今回は自作の「ベルビア風」を使っています。カメラに登録できるの撮って出しでも実は問題ありません。

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露出

何も考えず評価測光の「適」で撮影しています。現像時にアンダーにすることが多いです。撮影時に丁寧に補正すれば撮って出しでも実は問題ありません。

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シャープネス

きめの細かいシャープネスが好きなのですが、今のキヤノン機は適用量・半径・しきい値すべてカメラ内で設定できるので撮って出しでも実は問題ありません。

また、超2000万画素の今どきのカメラは、シャープネスの設定値を気にし過ぎてもあまり意味がない気もしています。

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水平

おもむろにカメラを取り出して、ちゃっと撮ってしまうことが多いです。なのできちんと水平が取れていない *1 ことに現像時に気づくことがそれなりにあります。微妙な傾きは気持ち悪いので現像時に補正します。もっと水平に気を付けて丁寧に撮影すればよいのでしょうが、そういうことにばかりこだわりだすと、それはそれで写真の質が変わってしまう気がします。

撮って出しできないのはこちらが一番の理由かもしれません。

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水準器

今どきのカメラには電子水準器がついていますが、あまり活用していません。ただ、動画撮影時には必ず表示させています。

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自動水平補正

いくつかのカメラには自動で水平補正する機能が備わっています。センサー駆動式の手ぶれ補正機構を流用したものです。

  • EOS R7には自動水平補正機能が備わっています。
  • (おそらくすべての)Pentaxのカメラには自動水平補正機能が備わっています。
  • GRIIIとかには自動水平補正機能が備わっています。Pentaxの技術が親会社のRicohにフィードバックされた形です。

これらのカメラを使えば完全撮って出しでの撮影になるのかもしれません。

レンズ

ここ2ヶ月ほどはEF28mm F2.8 IS USM(+マウントアダプター)を着けています。また、外出時に交換レンズを携行することは全くなく、撮影中にレンズを変更することもありません。

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余談

タグはいま流行りのキーワードにしてみました。Xを検索すると「ダッチ」「ダッジ」「ダッヂ」いろいろありますが英語だと「Dutch」です。クルマのブランドではないので「チ」は濁りません。「ダッチワイフ」や「go Dutch」など同じ類の用法でしょうか。オランダ人もいい迷惑ですね。

意図なく傾いた構図にすることは絶対にありません。


*1:そんなに極端に傾けるわけではなく、例えば1.4度とかです。

電子手ブレ補正の挙動

あ、そうなんだ……。今さら気づきました……。

条件と挙動

EOS R50で電子手ブレ補正を使用した際の挙動についてです。

  • EOS R50にはセンサー可動式(物理式の)の手ぶれ補正は搭載されていません。
  • 代わりに、EOS R50には電子式の手ぶれ補正を搭載しています。

電子接点のないレンズ(中華レンズやオールドレンズ)を使用した場合、電子手ぶれ補正は機能しません。

  • 電子式手ぶれ補正 *1 使用時には使用センサーエリアのクロップが発生します。設定をオンにしていると、(手ぶれ補正はされませんが)クロップはそのまま維持されます *2

検証動画

手持ちでの4K撮影です。電子手ブレ補正:強で撮影しています。

  • 純正レンズのRF16mmでは、手ぶれ補正が行われています。ゆっくりと画面が動くのはカメラマンがきちんと構えていないからです。また、オートフォーカスによる合焦位置の揺らぎが発生しています。
  • 中華レンズのTTArtisan 17mmでは、手ぶれ補正が行われていません。画面のビリつきが発生し続けています。

その他

  • R50ではそもそも中華レンズの装着時に、画角を聞かれたり入力したりしていませんでした。そりゃ補正できませんよね。
  • センサー駆動式の手ぶれ補正を搭載したEOS(R7など)は、通信非対応レンズのために焦点距離を手動で入力できます。

EOS R7の取扱説明書(PDF版)より

結論

残念ではありますが、初心者向け *3 のEOS R50は、原則として純正レンズを組み合わせて使うことを前提に設計されているようです。ていうかキヤノンのカメラ全般が他社製のレンズ・アクセサリーに対して排他的な気がします。


*1:キヤノンでの名称は「動画電子IS」。

*2:レンズ鏡胴のISスイッチの挙動も似た感じです

*3:センサー式の手ぶれ補正を搭載したOlympusやPentaxはエントリーモデルでもきちんと設定可能です。

ロシアレンズでスナップ

EOS RPにM42のロシアレンズをつけてスナップ撮影しました。

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МИР-1B

МИР-1B 37mm F2.8

レンズはМИР-1B(ミール1B)です。マウントアダプター経由でいくつかのカメラに装着して *1 使っていましたが、今回初めてフルサイズのカメラでの撮影です。

作例(のようなもの)

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絞り開放(F2.8)で撮影 *2 すると、それなりにソフトな描写になります。

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写りは決して「よい」とはいえず、いかにもな古い描写となりました。

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絞れば実用的なシャープさはありますが、それでも古臭い印象が残ります。でも、主観的なものかもしれません。

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raw現像中に感じる解像の甘さも、blogサイズで掲載すると判別できません。

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レンズプロファイルがあるわけではないので、各種の収差は残ったままです。また、EOS RPのDIGICはVer.8なので、DPP4で明瞭度の操作もできません *3

安いコンパクトカメラにリバーサルフィルムを詰めて撮影した *4 ような、どうにもぼんや~りとした描写です。


手持ちのレンズを使った撮影に義務感を感じるようになってしまいました。

あるいは単に夏が暑いので撮影に出かけるのが億劫なだけかもしれません。


*1:

*2:

電子先幕シャッターですが、F2.8だと通常の昼間であればボケ欠けはほぼ発生しません。

*3:

*4:

焦点距離は37mmなので、ちょうどその種のカメラの画角です。raw現像時のPicture Styleはベルビア風を使っています。