発達障害だって、頑張るもん!

発達障害だって、頑張るもん!

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

 

*** 当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。 ***

*** 収益金の25%は、日本ユニセフ協会へ募金されます。ご協力ありがとうございます。 ***

 

【小学生の漢字練習】 小学校低学年・ADHD向け「楽しい」漢字練習方法

野原で勉強する子供たち

** 2025年9月更新 **

 

こんにちは。ココです。

注意欠如多動症(ADHD)で自閉スペクトラム症な息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。

 

今回は、小学生当時、数ある宿題の中でも息子にとって一番大変な作業だった、漢字練習の対策について。

飽きっぽい息子が低学年時に4ヶ月間やることが出来た手法をご紹介しますね。

 

● とにかく書かなければ漢字は覚えられません。まずはママが「一緒に」「漢字練習をする」という対策で試してみましょう。

 

 

漢字練習はもれなくかんしゃくつき!

 

息子はADHDがななり強く出ている子どもです。

注意欠如多動症(ADHD)には「不注意」「多動」「衝動性」という3つの特徴がありますが、このどれか1つだけの特性を持つ子もいれば、3つの特性全てを併せ持つ子もいます。「混合型」ともいいますね。

 

息子はこの「混合型」。

 

苦笑いの女性のアイコン







そして3つの特性全てがメーター振り切っています…。

 

とにかく注意散漫がハンパない我が息子。どの宿題でもそうですが、一人で机に向かうことすらできませんでした。

 

定型発達の子供たちの話を聞くと、ダイニングテーブルで宿題をさせながらママは夕飯の支度をしていたり。

習い事までの待ち時間に、そこのテーブルや車内でちゃちゃっと算数ドリルやっていたり。

「ママ、これってどう書くの?」「こうよ」「あっ、そうか。よし、書けた!」

 

こんな会話をよく習い事の会場で耳にしていました。…なんて和やかな勉強風景。

いいなあ、どこでも集中できるんだ。かんしゃく起こさないなんて、凄い…。(かんしゃくを起こさないだけで、すでに『天使』…。)

同級生の子のこんなやり取りを見ていて、本気で泣けてきた私でした…。

 

英語を勉強する子供

 

ADHD息子の勉強の様子

 

息子が宿題をできる時。それは自分の机に向かい、私が始めから終わりまでずーーっっとトイレに立つこともなく側についている時。

 

苦笑いの女性のアイコン





その間かんしゃくが起きないかと言えば、それはまた別の話…。

 

プリント一枚。音読、漢字練習、計算カードを全て終わると、かれこれ3時間経過。夕飯の支度どころかお米さえ研げずにもう夕方です。

その中で一番多くの時間を要する宿題が「漢字練習」でした。

 

息子のクラスはA4一枚のお手本を見ながらノートに書いていくシステムでしたが、息子、ホントに集中力5%。

 

私もイライラしながらじっと傍にいると怒ってしまいそうなので、時々トイレに立ったり、ちょっと食材を冷蔵庫から出したりするなど身体を動かしてイライラ値を発散させていたのですが。

 

私が椅子から立ち上がるなり、「何?あ、見て見て、ママが動いたから空気清浄機のランプ赤くなった!ねえ、ランプってどこで感知して光るのかな?ねえ、ここじゃない?センサー。ん?ここ、開けれる!」(そして空気清浄機が解体されようとし、私に怒られる…。)

あっという間に気がそれちゃって、もう30分位机に戻れません。

 

こども探偵

迷宮なしの名探偵!真実は「じっと座ること」以外っ!

 

私と同じように、注意散漫で見ているとイライラして怒ってしまう…という方は、トイレに立ったり少し離れた場所で温かい飲み物でも飲んだりして、とにかくママ自身が意識的に動いて子どものやっていることから気を逸らす方法をお伝えする場合が多いのですが。(親のイライラ値が子どものかんしゃくを誘発させるからです。)

 

この方法、息子には向きません。

私が離れると余計に気が散り、さらに「ママが僕から離れた」ということに怒りのスイッチが入り、毎回かんしゃくに移行してしまうからです。

 

ADHDと一言でいっても、その対処方法は千差万別。

一人一人の特性とその子の持って生まれた気質を、時間をかけて丁寧に見ていくしかないんですね。

発達障害って本当に難解です。

 

ママと一緒に漢字の書き取りをするよ! 

 

そんな一般ADHDっ子対策論が通用しない息子。

あれやこれやと作戦を立てた中で、当時約4ヶ月ほど頑張ってこられた方法を今回はお伝えしようと思います。

 

眼鏡をかけた男の子のアイコン







4ヶ月後はまた効力がなくなり、違う方法を新たに探してやっていたよ!

でもこの方法は低学年の子には結構効果あるみたい。数人の子が僕と同じ方法で高学年まで頑張っていたよ!

 

その方法とは「ママも子供と同じお手本を見ながら、ノートに漢字の書き取りをしていく」こと。

 

「じゃあ一緒にスタートするよ。よーいどん!」

そうして子どもと全く同じお手本を見ながら、用意した全く同じ漢字練習帳にこちらも書いていくのです。 

 

息子の場合は途中何度も私のノートを覗き、一つでも自分より早く書いていると

「あーっ、遅くなった!遅くなった!もうダメだ!もう書けない~っ!!」と大噴火をおこしていました。

 

そうなると30分~1時間以上のクールダウン時間を要します。

なので次は「ママは2回ずつ書く」というハンディをつけて挑みました。

 

例えば息子が「空が青い。」と書くとき、私は「空が青い。空が青い。」と2回繰り返して書くのです。

そして、息子の書く速さを横目で見ながらスピード調整。

「絶対に」一文字も追い越しません。

 

書き上げる頃には2つ位残すほどにスピードをダウンさせます。これで書き終わった息子の気分はうきうき。

 

眼鏡をかけた男の子のアイコン







あ、まだママ「白い雲」と「夕やけの空」が残ってる!残念だったね!

書くまで待っててあげるよ!

 

いつも「自分はできない、ダメだ」と思っている息子にとって、誰かより秀でることは本当に気分がいいのでしょう。

親として、ちょっと切ない気分になりますが…。

 

二人で勉強

「気分よく」できることが、何より大切!

 

楽しくできる工夫を

 

ちなみに私の場合は遊びゴコロで

「うさぎがケーキを作った。おいしい。うさぎケーキやさん開店!1こ10万円!」

「白い雲。ぷっかぷか。乗ってみた。どかーん!ケーキの中に落ちちゃった。」

など、全然関係ないクスッと笑える短文を途中に盛り込んだりして書いていました。

 

全部書き終わったあとに息子に見せるとゲラゲラ笑って「また書いて!」

と言われ、こんな落書き文章を毎回ちょっとずつ加えながら一緒に4ヶ月漢字練習をしていました。

 

ちょっとした笑いがあると、勉強時間も楽しい親子のふれあい時間に変わるんですね。

 

それと意外な副産物もあって。

くせ字で綺麗な字とはほど遠い私でしたが、学校の先生が書いてくれる美しいお手本を息子と毎日練習していたせいか、あるときお店で「読みやすい字ですね」と初めて褒められました。(もちろんお世辞でしょうけど、それでも嬉しい!)

 

まとめ

 

4ヶ月後にはADHDの特性でもある「新奇追及性」が働き、この手法ではもう漢字練習が進まなくなってしまった息子でしたが。

飽きっぽい息子にしては珍しく長く続けられた方法でした。

 

その後あれこれ手法を変えて漢字練習をしましたが、相変わらずあちこち気が飛んで時間はかかったものの、6年生になった頃には黙っていても漢字練習の宿題を終えられるようになりました。

 

できるようになるまでは果てしない道のりに感じますが、こうして5年かけて「やっとなんとか」できるようになるものも出てきます。

時間をかけたからといって全て定型発達児と同じようにできるわけではありませんが、いくらかは努力次第で何とか掴むことはできるのです。

 

今、できなくても。この方法はだめでも。

もっとずっと先、いつかは…。違う方法ならもしかして…。

淡い期待と言わず、色々なやり方を試してみて下さいね。

 

ウインクして笑う笑顔の女性のアイコン





「ちょっとした笑い」を盛り込んで、家庭学習の時間がストレスばかりにならないようできたら、最高ですね!

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村