
こんにちは。ココです。
注意欠如多動症(ADHD)で自閉スペクトラム症な息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。
今日は、一度は耳にしたことがあるかも?スイス出身の有名な精神分析学者カール・ユングの「タイプ論」のお話です。
人間は「2つ」のタイプに分かれる
スイスの精神分析学者カール・ユングは、人間は「2つ」のタイプに分かれる、と考えました。「外向型」と「内向型」の2つです。
何となく文字だけで想像がつくかと思いますが、説明しますね。
外向型
心のエネルギーが自分の外に向かうタイプです。
明るく社交的で行動的。現実主義で新しい環境にもすぐなじみます。
ただ「周りからどう見られるか」を重視るするため、周囲の状況で自分の意見が左右しやすい面を持っています。
内向型
心のエネルギーが自分の中に向かうタイプです。
控えめで内的な意味・価値・思考を重要視して考えます。
外部の刺激に疲れやすく、他人の意見はあまり取り入れずに自分の価値基準を貫こうとする面を持っています。

4つの心の機能を分類する
ユングはさらに、その人が何の機能を優位にして判断するか、という4つの分類も行いました。
Thinking(思考機能)
物事を合理的・客観的に判断する心の機能。
Feeling(感情機能)
価値観や人間関係など感情面で物事を判断する心の機能。
Sensation(感覚)
物事を快・不快、五感で判断する心の機能。
Intuition(直観)
直観や無意識で判断する心の機能。
公式に推奨されている心理検査ではない
このユングの「タイプ論」を基にした心理検査に「MBTI」というものがあります。
MBTIは8タイプよりもっと多い16タイプ。
インターネットでも雑誌でも、今は「16タイプ診断で考えよう!」など、ファッションからビジネス、自己啓発と様々な分野に登場しています。
自己理解を深めたいという、特にZ世代に圧倒的人気のようですね。

しかしこの心理検査、日本の精神医学・心理カウンセリング現場で診断基準として使われている米国精神医学会では公式に使用されていません。
同じように米国心理学会でも同様に推奨されていません。
MBTIは信頼性と妥当性に疑問が示されているんです。
ただし、創作物(キャラクターを設定するなど)やキャリア支援、自己分析などの分野では、今一番人気があるのは確か。
公式には推奨されてはいないけど、「楽しむ」ためにやってみる、という使い方が適しているかな、と思います。
簡単に診断してみよう!
さて「楽しむため」だけの「ざっくりとした」診断だよ~。ということに納得していただけたなら、簡単に診断してみましょうか?

じゃあいってみよ~!以下の質問に答えてね!
心の「向き」はどっち?
「外の世界への関心が高い。人や経験を重視」 → 「外向型」です。
「内面の世界への関心が強い。考えること、感覚を重視」 → 「内向型」です。
心の「主機能」はどれ?
以下4つのうち、あなたに近いな、と感じるものを選んでください。
計画的で理屈っぽい → 「思考機能型」です。
共感力があり、他人の気持ちに敏感 → 「感情機能型」です。
体験重視型で現場に強い → 「感覚機能型」です。
アイデアを出すのが得意 → 「直観機能型」です。
心の「向き」と心の「主機能」を組み合わせたものが、あなたのタイプとなります。下の表で確認してみてくださいね!

あなたはどのタイプだった?家族で楽しんでやってみてくださいね!
タイプ論・8つの性格タイプ
では、先ほどの選択を基に、ユングの「タイプ論」における8つの性格タイプを見てみましょう。
あなたはどこに当てはまりましたか?
| 外向型 | 内向型 | |
|---|---|---|
| 思考機能型 |
外向思考型 現実的で客観的。効率・合理性を重視する。指揮官タイプ。 |
内向思考型 理論派で哲学や抽象的概念に関心がある。 哲学者タイプ。 |
| 感情機能型 |
外向感情型 共感力が高く、集団の調和を重んじる社交家。人気者タイプ。 |
内向感情型 感受性が高く繊細。感情を表に出さない慎重派。小説家タイプ。 |
| 感覚機能型 |
外向感覚型 現実生活を謳歌する行動派。快楽主義的な面がある。美しいもの、美味しいものが大好きな現実主義者タイプ。 |
内向感覚型 空想好きで感覚的な世界を日常に見いだせる人。記憶や過去を大切にする。創作が得意な詩人タイプ。 |
| 直観機能型 |
外向直観型 可能性を求めて常にトライできる柔軟な考えを持つ。アイデアに溢れ、変化に富んだライフスタイルを好む。冒険家タイプ。 |
内向直観型 ひらめきや直観を大事にする。無意識の世界に興味があり、洞察力も高いが社交性に欠ける。変人天才芸術家タイプ。 |
重ねてお伝えしますが、これは「楽しむための」診断。公式な検査として推奨されている性格検査の代表としてはMMPI、EPPSなどがあります。
これらは専門的心理検査に分類されるため、医療機関やカウンセリング機関などで行われるもの。

インターネットや自己啓発本などで簡単に診断できるものじゃないんだって。だから誤情報で騙されないように注意してね!
まとめ
いかがでしたか?今回は、最近流行っている「16タイプ診断」の基となっている、ユングの「タイプ論」についてお伝えしました。
本来人間というものは、そんな簡単に診断されるようなものではありません。ココロとは、知れば知るほど、まるで宇宙のように広く深く途方もないもの。
でもたまにはね、こんな心理判断遊びも楽しいかな?ということで、記事にしてみました。
ココのちょこっと心理学、お楽しみいただけたでしょうか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
