看ブロ(看護師ライフのブログ)

40超えた看護師の生態

実習指導者が「怖い」と感じたら読む処方箋💊

こんにちは、臨床経験20年以上のベテラン看護師のtotakeです。🌸

看護師として20年以上、ICU(集中治療室)や一般病棟の最前線で走り続けてきました。認定看護師、そして特定看護師として、医師の指示を待たずに手順書に基づいた動脈血液ガス分析や薬剤調整など、高度な臨床推論を駆使する日々を送っています。

現在は管理職として、現場の改善だけでなく、看護学生や新人看護師の教育・メンタルサポートにも力を入れています。

今日、この記事を開いてくれたあなたは、きっと今、実習の真っ最中、あるいはこれから始まる実習に強い不安を感じているのでしょう。

「指導者が怖くて、足がすくむ」

「何を言っても怒られそうで、質問に行けない」

「自分は看護師に向いていないんじゃないか……」

そんな風に自分を追い詰めていませんか?

大丈夫です。20年選手である私、totakeも、かつてはあなたと同じように指導者の顔色を伺い、ナースステーションに入る前に深呼吸を10回繰り返していた学生でした。

 

今回は、特定看護師という「臨床のプロ」の視点から、「怖い指導者」を味方につけ、あなたの実習を劇的に変えるための戦略を徹底解説します。


 


1. 2025年、看護教育のパラダイムシフト:知っておくべき「あなたの権利」

まず最初にお伝えしたいのは、2025年現在の看護界において、「厳しい指導=愛の鞭」という時代は完全に終わったということです。

法律とガイドラインによる守り

厚生労働省が2025年8月に改正した『看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン』では、学生の「心理的安全性の確保」が明文化されました。また、特定看護師の養成が進む中で、看護教育は「根性論」から「科学的根拠(エビデンス)」に基づいた論理的な指導へとシフトしています。

  • ハラスメントの定義: 執拗な叱責、人格否定、無視などは、教育ではなく「パワーハラスメント」に該当します。

  • 心理的安全性の重要性: 「何を言っても拒絶されない」という安心感があって初めて、質の高い学びが生まれるというデータが確立されています。

もしあなたが「自分がダメだから怒られるんだ」と思っているなら、その考えは今すぐ捨ててください。指導者が「怖い」と感じさせること自体が、現代の教育現場では「改善すべき課題」なのです。


2. なぜ指導者は「怖い」のか?その正体を解剖する

敵(相手)を知れば百戦危うからず。指導者がなぜあんなにもトゲトゲしているのか、ベテラン看護師・管理職の視点からその内情を暴露します。

① 指導者も「怖い」と思っている

意外かもしれませんが、指導者もまた、恐怖と戦っています。

  • 「患者の安全」への恐怖: 学生の小さなミスが、患者さんの命に直結する可能性がある(特にICUなどの急性期)。

  • 「責任」への恐怖: 自分の指導不足で学生が事故を起こせば、責任を問われるのは指導者です。

  • 「無知」への恐怖: 実は指導者自身が、学生の鋭い質問に答えられないことを恐れ、威圧的な態度で壁を作っているケースもあります。

② 臨床推論の「ズレ」が生むイライラ

特定看護師は、患者さんの病態を「解剖生理→病態生理→臨床推論→介入」というステップで考えます。

学生が「血圧が下がっています」とだけ報告に来ると、指導者の脳内では「原因は脱水?心不全?出血?早く次の情報が欲しい!」とアラートが鳴ります。この情報のスピード感のズレが、「で、何が言いたいの!?」というきつい言葉になって表れるのです。


3. 【特定看護師直伝】指導者を驚かせる「臨床推論」型コミュニケーション術

指導者のトゲを抜く最も有効な方法は、「私はこの患者さんのことを、根拠を持って考えています」という安心感を与えることです。これには、私たちが医師と対等に渡り合うために使う「臨床推論」の型が役立ちます。

報告の質を変える「ISBAR」+「Because」

「怖い指導者」を黙らせ、納得させる最強の報告テンプレートを紹介します。

【ISBAR形式による報告例】

  1. I(Identification):自己紹介

    「学生のtotakeです。受け持ちのA様について、5分ほどお時間をいただいて報告してもよろしいでしょうか?」

  2. S(Situation):現状

    「A様の血圧が80/50mmHgと、平常時より20%低下しています」

  3. B(Background):背景

    「A様は本日術後1日目で、ドレーン排液が過去1時間で200mlと急増しています」

  4. A(Assessment):アセスメント(ここが重要!)

    「私は、術後出血による循環血液量減少性ショックの可能性があると考えています」

  5. R(Recommendation):提案・相談

    「すぐにバイタルサインの再測定とドレーン排液の性状確認を行いたいのですが、一緒にご確認いただけますでしょうか?」

なぜこれが効くのか?

特定看護師が使うこの思考プロセスは、単なる「報告」ではなく「アセスメントの共有」です。

「Because(なぜなら〜)」という根拠を添えることで、指導者は「この学生は状況を正しく分析できている」と判断し、あなたを「監視対象」から「パートナー」として認め始めます。


4. 場面別:怖い指導者の「地雷」を避ける具体策

実習中によくある「地雷」を、特定看護師の視点から回避・攻略する方法をまとめました。

ケースA:質問すると「自分で調べたの?」と突き放される

  • NG: 「すみません、まだです」と言って引き下がる。

  • OK: 「〇〇の参考書で確認し、××までは理解できましたが、△△の病態と今の患者さんの症状が結びつかなくて……」と、調べた「プロセス」を見せる。

  • totakeのアドバイス 指導者は答えを教えるのが嫌いなのではなく、学生の「思考停止」を恐れています。

ケースB:忙しそうで話しかけるタイミングがない

  • 戦略: 指導者の行動パターンを「臨床推論」してください。

  • チェックポイント:

    • 検温から戻った直後は、記録入力で最も忙しい。

    • ケアの前(準備中)や、午後のカンファレンス前が狙い目。

    • 「お忙しいところ申し訳ありません」と前置きしつつ、「緊急度」を伝えます(例:「緊急を要する変化ではありませんが、報告があります」)。

ケースC:厳しい質問攻め(詰め)に遭っている

  • 対策: 脳内をフリーズさせないための「時間稼ぎの技術」。

  • セリフ: 「その視点は今の私には欠けていました。非常に重要なポイントだと思うので、10分間お時間をいただいて整理し、再度お伝えしてもいいですか?」

  • totakeのアドバイス 分からないことを「分からない」と言えるのは、看護師にとって、必須の資質です(安全管理のため)。


5. 看護のプロとして持っておきたい「武器」と「防具」

実習を乗り切るためには、精神論だけではなく、具体的な「武器(知識)」と「防具(ツール)」が必要です。

【必須の武器:箇条書きで整理するアセスメント項目】

特定看護師がICUで患者さんを診るとき、常に以下の「3つのバランス」を見ています。これを意識するだけで、指導者の評価はガラリと変わります。

  • 酸素化のバランス: 呼吸数、SpO2、呼吸の深さ、努力呼吸の有無。

  • 循環のバランス: 血圧、脈拍、尿量、皮膚の温感。

  • 意識と痛みのバランス: JCS/GCS、表情、創部痛、せん妄の兆候。

【最強の防具:心理的レジリエンス

もし、どうしても理不尽な攻撃を受けたときは、自分の心にシールドを張りましょう。

  • 「主語」を入れ替える: 「私がダメなんだ」ではなく、「指導者の教え方が、今の私に合っていないんだ」と言い換える。

  • 記録を味方につける: 言われた内容が理不尽であれば、実習記録の「指導内容」の欄に、事実を淡々と記載しましょう。これは後にあなたを守る証拠になります。


6. 管理職totakeから、未来の仲間たちへ伝えたいこと

私は20年のキャリアの中で、多くの看護師、看護学生を見てきました。

「指導者が怖い」という理由で、看護の世界を去ってしまう学生さんがいることは、日本の医療界にとって大きな損失です。

認定看護師、特定看護師、管理職として、私は日々、医師や他職種と議論を交わします。時には激しくぶつかることもあります。しかし、それはすべて「患者さんをより良くしたい」という一点で繋がっています。

あなたが今、目の前の指導者に怯えているのは、あなたが「患者さんに対して誠実でありたい」と願っているからです。どうでもいいと思っていれば、怖くもありません。

実習の評価は、たかだか数週間のパフォーマンスに過ぎません。そこであなたの人生が決まるわけではありません。でも、この「怖さ」を乗り越えようと試行錯誤した経験は、将来あなたが看護師になったとき、後輩を優しく導くための最高のギフトになります。


7. まとめ:今日からできる3つのステップ

最後に、明日からの実習で試してほしいアクションをまとめます。

  1. 報告に「根拠(Because)」を1つ加える: 「〜なので、〜だと考えます」という形を崩さない。

  2. 指導者の「忙しさ」をアセスメントする: 相手の状況を観察し、最適なタイミングを計る。

  3. 自分を褒める: 実習を終えて帰宅したら、「今日も患者さんのために病院に行った自分、偉い!」と声に出して言ってください。

あなたは、未来の看護を支える大切な仲間です。

もし一人で抱えきれなくなったら、学校の先生や、私のような外部のアドバイザーを頼ってください。道は必ずあります。

看護の世界は、厳しさの先に、それ以上の喜びとやりがいが待っています。

一緒に、その景色を見に行きましょう。


いざ、

 

「できる!看護師!!」

目指しちゃいましょう☆

     

2026年、看護師は『治す』の主役へ!特定看護師が教える、一般病棟でも役立つ『攻めの看護』🚀

 

2026年の看護界を予測する:現場の「プロ」であり続けるためのサバイバルガイド 🏥✨

あけましておめでとうございます!

そして、こんにちは!

認定看護師・特定看護師として、そして今は管理職として現場を支えるベテラン看護師ttotakeです。💉

2025年、私たちは大きな節目を迎えました。いわゆる「2025年問題」のピーク。団塊の世代の方々がすべて75歳以上の後期高齢者となり、医療ニーズはかつてないほど複雑化しています。

ICUから一般病棟へ移られた方も、あるいは新卒として飛び込んだ方も、現場の「重症度」が年々上がっているのを肌で感じているのではないでしょうか?「ここ、本当に一般病棟だよね?」と、モニターの音に追われる日々に戸惑うこともあるかもしれません。

2026年は、私たちの働き方がさらに大きく、そしてポジティブに変わる年になります。ベテランの視点から、これからの看護界を予測し、私たちがどう進むべきかをお話ししますね。😊🌟

 


 

はじめに:2025年を越えた今、私たちが立っている場所

みなさん、今日もお疲れ様です!🍵 窓の外の景色を見る余裕もないほど、ナースコールの嵐と検温に追われる毎日……本当によく頑張っていらっしゃいます。

2025年、医療現場はまさに「多死社会・多疾患時代」の真っ只中に突入しました。かつてはICUで管理していたような重症な基礎疾患を持つ患者さんが、今は一般病棟のあちこちにいらっしゃいます。

特に一般病棟では、ICU並みの観察力が必要な場面が増えていますよね。「血圧は正常だけど、なんとなく顔色が悪い」「いつもより少しだけ呼吸が浅い気がする……」。

そんな皆さんの**「なんとなくおかしい」という直感**。実はそれこそが、2026年以降の看護を救う最強の鍵なんです。🗝️✨ この直感を「根拠ある確信」に変える方法を、一緒に紐解いていきましょう。

 


1. 2026年、特定看護師の「臨床推論」が標準装備になる? 🧐

2026年度の診療報酬改定において、キーワードとなるのは「質の高い医療の効率的な提供」です。国は、医師の働き方改革を背景に、特定行為研修を修了した看護師をさらに増やし、現場の判断スピードを上げようとしています。

「特定看護師なんて、一部のエリートやICUの人たちの話でしょ?」 ……もしそう思っているなら、それは大きな間違いです!

これからの一般病棟こそ、特定看護師の視点である**「臨床推論(クリニカル・リーズニング)」**が必要不可欠になります。

臨床推論とは「探偵の推理」のようなもの

例えば、夜間に患者さんの尿量が減ったとき。 「あ、尿が出てない。先生に報告しなきゃ」で終わるのがこれまでの看護。 「尿が出ていない。心拍数は?血圧は?肺音にラッセル音はない?これは脱水かな、それとも心不全の増悪かな?」と、原因を推測して報告するのが、これからの看護師に求められるスキルです。

ICUで培った「数値の変化から病態を読み解く力」を一般病棟で活かすこと。これこそが、医師の指示を待つだけの「作業者」ではなく、共に治療を組み立てる「自律したプロフェッショナル」への第一歩です。💪

✅ 2026年に差がつく!「攻めの看護」チェックリスト

  • フィジカルアセスメントの言語化 「いつもと違う」を「呼吸音が減弱している」「末梢が冷感である」と専門用語で医師に伝えられる 👂

  • 「点」ではなく「線」での観察: 1回の検温結果に一喜一憂せず、数日間のバイタル推移から異変の予兆をキャッチする 📈

  • 提案型のドクターコール: 「〜の症状があるので、〜の検査か薬が必要だと思うのですが、いかがでしょうか?」と投げかける 📞

  • 臨床推論の習慣化: 「なぜこの点滴が出ているのか?」「なぜこのタイミングで離床させるのか?」と常に「Why」を自分に問いかける 🧠


2. 「治し、支える」看護への完全シフト 🏡🤝

2026年は、病院完結型の医療から、地域完結型の医療へのシフトがさらに加速します。 「病気が治ったら退院」ではありません。「病気を抱えながら、どう地域で生きていくか」を、入院初日から考える時代です。

これからの看護師に求められるのは、高度な急性期ケアの技術だけではありません。 「この患者さん、家に帰ったらお風呂はどう入る?」「独居だけど、この薬を自分で管理できるかな?」という生活者としての視点です。

一般病棟こそ「多職種連携」の指揮者に

リハビリ、栄養管理、口腔ケア。これらをバラバラに行うのではなく、看護師が中心となって一体的に進める取り組み(リハ・栄養・口腔一体型管理)が、診療報酬でもさらに高く評価されるようになります。

ICUのようなクローズドな環境では見えにくかった「その人の人生」が、一般病棟には溢れています。患者さんが住み慣れた場所へ帰るための「架け橋」になること。これは、特定看護師のスキルと同じくらい、今の時代に求められている専門性なんですよ。✨


3. 医療DXは私たちの「手」を取り戻すための味方です 🤖📱

「パソコンに向かっている時間が長すぎて、患者さんの顔が見られない!」 「記録のせいで残業ばかり……」

そんな悲鳴を、2026年のテクノロジーが少しずつ解消してくれます。医療DX(デジタルトランスフォーメーション)は、決して私たちから仕事を奪うものではありません。むしろ、「看護の本質」に集中する時間を取り戻すための道具です。

  • 音声入力による看護記録: ベッドサイドでケアをしながら喋るだけで、記録の8割が完了する時代がすぐそこに。 🎙️

  • スマートセンサー&ウェアラブル 患者さんの心拍や呼吸、離床をリアルタイムで検知。ナースステーションにいながら「今、訪室すべき患者さん」がわかります。 👁️

  • AIによるアセスメント支援: 膨大な経過記録や検査データをAIが分析し、「この患者さんは3日以内に転倒するリスクが高いです」といった予測を提示してくれるようになります。 📄

「機械は苦手、人間味がない……」なんて言わずに、これらを賢く使いこなしましょう。浮いた時間で、患者さんの背中をさすったり、ゆっくりお話を聞いたりする。それこそが、私たちが看護師を志した原点のはずですよね。❤️

 


4. キャリアの「踊り場」にいるあなたへ:資産としての専門性

中堅からベテラン世代になると、「自分はこのままでいいのかな?」とキャリアの踊り場で立ち止まってしまうことがありますよね。

管理職として皆さんの相談に乗る中で、私がいつも伝えるのは「何をやりたいか?自分がやってきた勉強の証として資格取得は一つの手段」だということです。

  • 特定行為研修を受けて、臨床のトップランナーを目指す。

  • 認定看護師として、一つの領域を究める。

  • 専門性を活かして、在宅看護や施設でのリーダーを目指す。

  • あるいは、現場の知恵を活かしてマネジメントの道へ進む。

2026年の看護界は、これまで以上に「多様な働き方」を認めてくれるようになります。大切なのは、周りと比べることではなく、「自分はどんな看護をしたいのか」という軸をアップデートし続けることです。

私のモットーは「何でも看れる看護師」です!!

ですから、日々勉強中です

 


💡 看護師のための資産形成:番外編

キャリアを支えるのは、知識だけではありません。「経済的な安定」もまた、良い看護を続けるための土台です。

  • 自己投資を惜しまない: 学会参加や書籍購入は、将来の自分への投資です。特定行為研修の費用も、その後のキャリア(給与交渉や転職の有利さ)を考えれば、リターンは計り知れません。💰

  • 「時間」という資源を守る: DXツールを使いこなして残業を減らすことは、自分の寿命を資産に変えるのと同じ。余った時間でしっかり休み、感性を磨きましょう。🌿


おわりに:自分をアップデートし続けよう 🌈

ICUでの経験や、一般病棟で幅広い疾患の患者さんを看ているあなた。 その「ハイブリッドな視点」は、2026年以降の看護界で、喉から手が出るほど求められる最強の武器になります。

制度が変わっても、テクノロジーが進化しても、私たちの根底にある「患者さんの苦痛を和らげ、回復を支えたい」という看護の心は変わりません。

でも、その尊い「心」を確実に届けるためには、時代の変化に合わせた「新しい知識」という武装が必要です。

未来を恐れる必要はありません。 一緒に、誇りを持って歩んでいきましょう。 私は、現場で悩みながらも前を向くあなたを、いつだって全力で応援しています!📣✨


🎯 この記事を読んだあなたへの次の一歩

  • 学びを深める: 『フィジカルアセスメント』の本をパラパラめくってみる。

  • 未来を覗く: 2026年度診療報酬改定の速報ニュースをチェックしてみる。

  • 自分を労わる: 今日は美味しいコーヒーを飲んで、ゆっくり寝る!

 

 

いざ、

 

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看護師の給料が上がらないのは、個人の努力不足ではなく“構造”の問題である

 

 

2025年も終わりですね。今年を締めくくるのはお金の話(笑)

 

 

看護師なのに給料が上がらない…それ、あなただけではありません💭

「夜勤もしているし、責任も増えているのに、給料がほとんど変わらない」
「後輩指導や委員会も増えたのに、評価されている感じがしない」

こんな気持ちを抱いたことはありませんか?😢
看護師として数年働いてくると、仕事量と給料のバランスに違和感を覚える方はとても多い印象です。

新人の頃は、まずは業務を覚えることで精一杯だったのに、
中堅・ベテランになるにつれて、

・重症患者の対応
・リーダー業務
・後輩指導
・委員会や係活動

など、目に見えにくい負担が確実に増えていきます。

それなのに給与明細を見ると、大きな変化はない…。
このモヤモヤは、決して珍しいものではありません🍀

給料

1、頑張っても給料が上がらないのは、なぜ?

「自分の努力が足りないのかな」
そう思ってしまう方もいるかもしれません。

ですが、看護師の給料が上がりにくい背景には、
個人ではどうにもできない構造的な要因があることが多いと感じます。

・資格職で業務範囲が大きく変わりにくい
・成果が数字で評価されにくい
・医療業界全体が人件費を抑えやすい構造

こうした条件が重なり、
「どれだけ頑張っても給料に反映されにくい」状況が生まれやすくなっています。

そもそもベッドの稼働率や回転率を確認して下さい。

空床が多ければ多いほど、給料があがることは難しいでしょう。

どれだけ、忙しくても、診療報酬としての医業収益がなければ、私たちの人件費は生まれてこないのです。

 


2、看護師の給料が上がりにくい構造を整理する📝

ここからは一般論として整理します。
勤務先によって異なりますが、一例として参考にしてください。

昇給額が小さい

多くの医療機関では、定期昇給は数千円〜1万円前後に設定されている場合が多いです。
年数を重ねても、大きく跳ね上がるケースはあまり見られません。

組織によっては、勤続10年、20年ごとに昇給額が変わることがあります。

夜勤ありきの給与体系

基本給を低めに設定し、
夜勤手当や時間外手当で総支給額を調整している病院、施設も少なくありません。

そのため、夜勤回数を減らすと
「給料が下がったように感じる」ことがあります。

残業も同じく!

評価基準が見えにくい

「何をすれば評価されるのか」が曖昧なまま働いている看護師も多く、
努力が給与に直結しにくい構造になりがちです。

人事考課のある組織だと、評価基準が見えやすいかもしれません。


3、20年以上働いてきた看護師として感じたこと🕊️

私自身、急性期病院で20年以上働いてきました。

正直に言うと、「給料が大きく上がった」と実感できた時期は多くありません。

年収は、夜勤や残業時間で大きく左右されます。

基本給は所属組織に左右されます。国公立、民間、独立行政法人など

 

責任や判断力は確実に求められるようになったのに、
給料は緩やかにしか変わらない。

 

また、経験を積むほど
「できて当たり前」
「支えて当然」
という空気を感じる場面も増えました。

 

こうした積み重ねが、看護師全体の「報われにくさ」につながっているように感じます。

 

現在、私は医療法人に属しています。

基本給、ボーナスは低いですが、年収は少なくないです。

残業時間がもらえる環境だからです!

働いた分だけもらえます。

 

私のは過去記事で有料にしていますので、興味のある方はどうぞ

 

cnnurse.hatenablog.com

 


4、給料が上がらない中で、どう考えるか🔍

給料だけを見ると、つらくなることもありますよね。
そんなときは、視点を少し広げてみるのも一つの方法です。

今の職場で得られているもの

・スキル
・経験
・働きやすさ
・人間関係

給料以外の価値も含めて考えてみると、整理しやすくなります。

将来の自分に合っているか

5年後、10年後も
この働き方を続けられそうか。
体力や生活とのバランスも大切な判断材料です。


5、病院・施設差・規定を忘れずに⚠️

給与や評価制度は、病院や施設差が非常に大きい分野です。

同じ看護師でも、
・病院の規模
・地域
・診療科
によって条件は大きく異なります。

また、役割や評価には病院方針や経営状況が影響する場合もあります。
最終的には勤務先の規定に従ってください。

不安な点がある場合は、給与規定を確認することが安心につながります。


6、【まとめ】給料が上がらなくても、あなたの価値は下がりません🌱

看護師の給料が上がらないのは、
あなたの努力不足ではありません。

全国同様です、勤務先によって違ってきます。

 

多くの看護師が、同じ構造の中で悩み、立ち止まっています。

だからこそ、
・自分を責めすぎないこと
・選択肢を知っておくこと

これがとても大切だと感じます。

今すぐ答えを出さなくても大丈夫です。
悩みながら考えているあなたは、もう前に進んでいます🍀


 

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看護師5年目、やる気が出ない理由と向き合い方

カンファレンス

 



1.5年目なのに、やる気が出ない…それっておかしい?

看護師5年目。
新人でもなく、中堅と呼ばれ始める時期です。

後輩指導も任され、夜勤も一通りこなせて、急変時もある程度は落ち着いて動けるようになった頃。
周囲からは「もう一人前だね」と言われることも増えます😊

それなのに、
・仕事に行くのがしんどい
・以前ほど達成感がない
・このまま続けていていいのか分からない

そんな気持ちがふと湧いてくることはありませんか?

「5年目なのにモチベーションが下がるなんて、甘え?」
そう自分を責めてしまう方も少なくないと思います。

でも、この違和感を抱くのは、決して珍しいことではないように感じています。


2.なぜ“5年目”で燃え尽きやすいのか

5年目は、看護師としての立ち位置が大きく変わる節目です。

・新人の頃の「教えてもらえる立場」ではない
・かといって、裁量を持って働けるわけでもない
・責任だけが増えていく

このギャップに、心が追いつかなくなることがあります😢

また、
「理想の看護」と「現実の業務」の差に気づき始める時期でもあります。

学生時代に思い描いていた看護と、実際の臨床現場とのズレ。
それを冷静に理解できるようになったからこそ、悩みが深くなる側面もあるのだと思います。

 


3.5年目看護師に起こりやすい心の変化を整理する

一般論として、5年目前後の看護師には次のような変化が起こりやすいと言われています。

・「できること」が増え、刺激が減る
・評価されにくくなる
・目標が見えにくくなる

新人時代は「できるようになること」自体がモチベーションでした。
しかし5年目になると、成長を実感しづらくなるのです。

さらに、後輩指導や委員会活動など、
「直接ケア以外の業務」が増えることで、負担感が強まることもあります。

もちろん、これは一例としての話であり、
感じ方や状況は施設によって異なります。


4.私が4年目を迎えたときの正直な気持ち

私自身、田舎の急性期病院で4年目を迎えた頃、
まさにモチベーションの低下を感じていました。

 

急変対応は一通り経験し、
「初めて」が減っていく中で、仕事が作業のように感じる瞬間が増えました。

少し、天狗になっていた時期でもあります。

 

先輩看護師も少なく、頼れる人も少ない。


医師や上司からは「もう分かっているよね」という前提で話される。

 

正直、
「私の考えはあっているの?このままでいいの?」


そんな思いを抱いていたのを覚えています。

今振り返ると、自分の中で目標設定が更新できていなかったことが大きかったように思います。

 

この経験から、私は5年目に病床数500以上の急性期病院のICUに飛び込むことにしました!

 


5.“辞めたい”は危険信号?立ち止まるポイント

5年目でモチベーションが下がったとき、
すぐに「転職」「退職」と結論を出す必要はありません。

一度、次の点を整理してみてください。

・仕事そのものがつらいのか
・職場環境が合わないのか
・成長実感が持てないだけなのか

例えば、
「看護そのものは嫌いじゃない」のであれば、
配置換えや役割の変更で改善する可能性もあります。

逆に、
「どの現場を想像しても気持ちが沈む」場合は、
一度しっかり休む、働き方を見直す選択肢も考えられます。

これは一例としての判断基準ですが、
自分の感情を言語化すること自体が、とても大切です。


6.注意点|病院・施設差

モチベーション低下への対応や選択肢は、
本当に病院や施設によって異なります。

・異動がしやすい職場
・キャリア面談が整っている環境
・人員に余裕がない現場

同じ「5年目」でも、置かれている状況はさまざまです。

また、体調不良やメンタル面の不調がある場合は、
自己判断だけで無理をせず、
産業医や主治医に相談することも重要です。

最終的には、何を目指したいか、どうなりたかったのか、立ち止まって原点にもどりましょう。


7.まとめ|5年目で悩むあなたは、立ち止まれる力がある

看護師5年目でモチベーションが下がるのは、
「弱さ」ではなく、視野が広がった証拠とも言えます。

これまで必死に走ってきたからこそ、
「この先」を考える余裕が生まれたのだと思います。

今すぐ答えを出さなくても大丈夫です🍀
悩みながら立ち止まれること自体が、看護師としての大切な力です。

あなたの経験は、決して無駄にはなりません。
焦らず、自分のペースで次の一歩を考えていきましょう。

 

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新人看護師、最初の夜勤で起きる現実

 

〜想像と違って当たり前。それでもあなたは間違っていない〜

 

夜勤中

1.「夜勤ってこんな感じ?」と戸惑うあるある 😢

新人看護師として配属され、いよいよ迎える最初の夜勤
日勤とは違う空気、少ないスタッフ、静かな病棟…。
「自分にできるのかな」「何か起きたらどうしよう」と、不安でいっぱいになりますよね。

私自身も、最初の夜勤では
・ナースコールが鳴るたびに心臓が跳ねる
・時間が進まない
・メモを何度もみて確認
そんな状態でした。

SNSや先輩の話では「夜勤は慣れ」と聞くけれど、
実際に立ってみると想像と違うと感じる方はとても多いです。
まずは、その戸惑い自体が「普通」だということを、知ってほしいです。


2.新人の夜勤は「できなくて当然」なのに責めてしまう 😔

夜勤が終わったあと、
「自分は役に立たなかった」
「迷惑をかけた気がする」
そんなふうに、自分を責めていませんか?

新人看護師の最初の夜勤は、
・判断が遅れる
・報告のタイミングに迷う
・優先順位が分からない
こうしたことが重なりやすいです。

それでも多くの新人さんは、
「できない=自分の能力不足」
と考えてしまいがちです。

しかしそれは、環境と経験の差によるものがほとんどです。


3.夜勤で新人が直面しやすい現実を整理 📝

一例として、新人看護師が夜勤で直面しやすい現実を整理します。

 人が少なく、相談しにくい

夜勤は日勤よりも人員が少なく、先輩もそれぞれ受け持ちがあります。
「今聞いていいのかな」と遠慮してしまいがちです。

 急変時の緊張感が強い

夜間は医師が常駐していない施設も多く、
「自分の判断で動く」場面が増えます。
これは施設によって異なりますが、新人には大きなプレッシャーになります。

 予測できない出来事が起きやすい

せん妄、転倒、ナースコール連打など、
教科書どおりには進まないのが夜勤です。

こうした状況で戸惑うのは、決して珍しいことではありません。


4.20年以上前、私の最初の夜勤の話 🌙

ここで、私自身の体験を一例としてお話しします。

急性期病院に配属され、初めての夜勤。
点滴の滴下確認をしている最中に、別の患者さんからナースコール。
戻ると輸液が早すぎたり、全然おちていなかったり、頭が真っ白になりました。

先輩に報告すると、
「大丈夫?落ち着いて」
そう言われたことを、今でも覚えています。

当時は「こんなこともできない自分はダメだ」と思いましたが、
今振り返ると、経験がなければ分からないことばかりでした。


5.新人が夜勤で意識したい考え方 🧭

夜勤で迷ったときの判断基準として、以下の視点が参考になるかもしれません。

・「いつもと違う」は早めに共有する
・一人で抱え込まない
・判断よりも報告を優先する

新人のうちは、
正確な判断よりも、早めの相談が大切な場面も多いです。

「こんなことで呼んでいいのかな」と思う内容ほど、
先輩にとっては重要な情報であることもあります。


6.注意点、病院規定・医師指示を必ず意識 ⚠️

夜勤対応は、施設によって異なります
マニュアルや夜勤体制、医師のオンコール体制もさまざまです。

また、
・どこまで看護師判断で動くか
・いつ医師へ連絡するか
これらは必ずその病院のルールを確認してください。

最終的には夜勤リーダーや医師の指示に従ってください。
自己判断で抱え込むことが、最もリスクになる場合もあります。


7.最初の夜勤で不安になるあなたへ 🌱

新人看護師の最初の夜勤で起きる現実は、
「できない自分に気づく夜」かもしれません。

でもそれは、
成長のスタートラインに立った証拠でもあります。

夜勤で感じた不安や戸惑いは、
経験を重ねる中で少しずつ形を変えていきます。

今日できなかったことは、
明日できるようになるかもしれません。
あなたは、ちゃんと前に進んでいます。

 

夜勤明けのドカ食いと衝動買いには気を付けてくださいね!

 

suzuri.jp

いざ、

 

「できる!看護師!!」

目指しちゃいましょう☆