2025-01-01から1年間の記事一覧
近年、日本でもイスラム教徒を自称する人々による路上占拠の祈祷が話題になることが増えている。 本記事では、それらの行為を是非で断じるのではなく、日本人がそれをどのような順序と視点で評価していくのかを分析する。 日本人特有の宗教観、原典確認への…
世界的には大ヒットを続けるアバターシリーズだが、日本ではなぜか苦戦が続いている。 キャラクター性やSF耐性、3Dへの苦手意識など様々な理由が挙げられるが、本当にそれが原因なのだろうか。 本記事では、1作目が日本でも大ヒットした事実を踏まえつつ、 …
帰省は嫌いじゃない。 家族仲も悪くない。 それでも、帰省すると――なぜか理論構築がまったく進まなくなる。 一人でいると常にバックグラウンドで動いている「理論構築モード」が、 家族のいる空間では起動しない。 むしろ、起動できない。 なぜ思考が止まる…
データは切り口次第。 この言葉はよく知られているが、実際に「体感」したことのある人は多くないのではないだろうか。 本記事では、戦時中の戦闘機分析で有名な「生存者バイアス」を導入として、 同じデータから全く異なる結論が導かれる仕組みを確認する。…
なぜ日本の神様はクリスマスを許すのか。 キリスト教の祭りであるはずのクリスマスを、日本人は神社や寺の信仰と矛盾させることなく楽しんでいる。 この一見不思議な光景の背景には、日本独自の宗教観と「神様との距離感」がある。 本記事では、サンタやケー…
現代の世界経済は、表面上は回復や成長を示しながらも、 その内側では「なぜ景気が良くならないのか」という問いを抱え続けています。 本記事では、 各国が不景気局面で選択してきた積極財政や金融緩和の歴史を整理しつつ、 資産価格だけが膨らみ、実体経済…
積極財政を行えば給料が上がり、国民生活が楽になる―― そう期待している人は多いだろう。 だが現代の日本経済において、 積極財政を行っても大多数の人の給料は上がらない。 仮に一時的に上昇したとしても、 それは生活の改善ではなく、 次のより深刻な経済…
日銀が金利の上昇を決めたことで、 なぜか「これで日本経済は良くなる」と受け取っている人が一定数見受けられる。 しかし、経済の基本から考えれば、金利の上昇は景気を冷やす手段であり、 景気回復のアクセルではない。 ではなぜ、「金利を上げると景気が…
本記事は、これまで書いてきた経済関連記事から自然に派生した 研究テーマ・理論群を整理したまとめ記事である。 個別の記事では、 金利、財政、通貨、景気、バブル、税、仮想通貨など さまざまな切り口で現代経済を分析してきたが、 それらは互いに独立した…
日銀はなぜ、このタイミングで金利を引き上げるという危険な判断を選んだのか。 円安是正、超低金利政策からの出口、海外からの視線、積極財政との関係――日銀の動機自体は理解できる要素が多い。 しかし、それらの動機は現在の日本経済の脆弱さと本当に噛み…
本記事は、フィンランドで起きた「つり目ジェスチャー」問題に対し、 なぜ日本人の怒りがここまで強く、謝罪があっても収束しなかったのかを、 独自理論である「文化素子論」を用いて可視化する試みである。 日本人が問題視したのは、写真そのものではない。…
43歳の誕生日を迎えるにあたり、この1年で特に印象に残った出来事をランキング形式で振り返ってみた。 5つ葉のクローバー発見という小さな偶然から、20年構想の著作出版、42歳での転職、AIとの出会い、そしてブログ開設80日という現在地まで。 人生42年目は…
フィンランドで発生した「釣り目ジェスチャー」写真を巡る炎上は、 単なる不適切表現の問題ではなく、 過剰に膨らんだポリコレ(政治的正しさ)と、文化摩擦が結びついた結果として理解する必要がある。 本記事では、 なぜ実害のない写真一枚が国際問題化し…
現代経済は「成長しない」「格差が広がる」「金が回らない」という限界に直面している。 しかし、これを突破するカギは、奇妙なことに“江戸”に残されていた。 江戸の町は、朝の魚河岸、昼の芝居小屋、夜の吉原―― わずか三つの娯楽空間だけで三千両が動く、世…
ィンランドで話題となった「釣り目ジェスチャー」を巡る騒動は、 行為そのものよりも、その後の対応によって長期化した問題だった。 本来は当事者の謝罪で終えられたはずの出来事が、 なぜ国家の姿勢や国際的評価にまで拡大していったのか。 本記事では、 差…
現代の人口問題は「少子化」や「高齢化」という単純な言葉では捉えきれない。 本当の問題は、社会制度そのものが“古い人口モデル”を前提に設計されていることにある。 医療、年金、福祉、教育、税制――これらは戦後から高度経済成長期に形成された制度であり…
本記事では、日本社会でたびたび議論となる「イスラム教の土葬問題」を、対立構図ではなく 文化構造の衝突 として整理します。 イスラム側の宗教的義務、日本側の公衆衛生基準・土地利用制度、そして両者が共有する“公共空間”という構造的制約を分解し、摩擦…
日本の円安が止まらない理由は、金利でも、財政でも、通貨供給でも説明できません。 通貨安対策として語られる三つの方法――金利上昇・通貨供給の拡大・財政健全化――は、すべて「通貨価値を動かす本質」からズレています。 本記事では、これらの対策がなぜ効…
文化素子論を使って、戦国時代の文化構造を読み解く試みです。 織田信長・武田信玄・上杉謙信・毛利元就・伊達政宗・今川義元などの戦国大名の内政を文化素子で可視化し、さらに農民の文化素子(村内モード+対支配層モード)と比較することで、それぞれの“…
本記事では、文化素子論の視点から「異文化共生で摩擦がなぜ起きるのか」を解き明かし、 その応急的な解決策として“共感素子”を活用する方法を提案します。 宗教・常識・マナーなどを束ねる「中域文化」は、本来は互いのコミュニケーションを支える層ですが…
北海道の冬道を走る「道路パトロール」は、想像以上に危険で、そして過酷です。 ホワイトアウトで道路の端が消える、気温差で路面の状態が急変する、雪山のシフトは体力も判断力も削られる──。 一般のドライバーが知らない“現場のリアル”を、実際に携わる立…
本稿では「不景気のバブル」の正体を、単なる景気悪化ではなく “通貨が循環に乗らない構造が自動維持される状態” として再定義する。 財政出動も金融緩和も、流し込んだ通貨が国民経済に戻らず“非循環側”に吸収されるため、政策効果が期待通りに発生しない。…
冬になっても熊の目撃が止まらない―― これは単なる“異常行動”ではなく、熊の生態そのものが変わり始めている兆候ではないだろうか。 本記事では、冬眠の必要性が低下した熊が今後どのように行動を変えるのか、 そして人間社会にどのような影響が生じ得るのか…
自己責任論は「努力すれば報われる」という単純な社会でのみ成立する。だが現代日本の複雑な構造では、個人の努力が正しく結果に変換されない“構造的欠陥”が存在する。そこで本稿では、国家が負うべき新たな概念「社会構造責任」を提示し、自己責任論では説…
財務省が嫌いな私が、それでも財務省を「世界一の財務管理組織」と評価せざるを得なかった理由をまとめた記事です。 不景気のバブルを唯一回避し続けた歴史的背景、他国との比較で見える構造的な違い、そして財務省が背負ってきた“嫌われ役”としての役割を、…
仮想通貨は、なぜ「通貨」として社会に根付かなかったのか。 本記事では、観測貨幣理論の視点から、その失敗の本質を整理します。 価値の源泉がどこにあるのか、通貨に必要な“循環構造”とは何か、そして希少性を価値の根拠にした設計がなぜ破綻を生むのか。 …
Bing のAIが、私の独自文化理論「文化素子論」を正式に理解し、検索「文化素子論」でトップページ2番目に私のブログが登場するようになった。早稲田大学や研究所・論文と並んで表示されているのは異例で、文化素子論が“独自の文化理論”としてAIに認識された…
現代の経済は、なぜここまで“奪い合い”を前提とした構造になってしまったのか。 本記事では、企業・個人・国家が互いに利益や税源を奪い合う「三すくみ構造」と、 その背後にある“循環を失った経済設計”を解きほぐす。 サービス業が価格競争で疲弊し、国が税…
冬なのに「熊が出没した」というニュースをよく見るようになりました。 食べ物不足や熊の増加など、いろいろ言われますが――今回はそこではなく、 「熊はどこまで人里に来るのか?」 「そもそも冬の山で熊はどう生きているのか?」 という、ちょっとした“ゆる…
本記事では、文化摩擦や異文化共生を説明するために提唱してきた「文化素子論」を、最小限の数学モデルとして再構築する。 譲歩・討論・規範・共感・序列の5つの文化素子をベクトル化し、文化距離・文化圧(流入圧力)・閾値・4層構造の結合モデルとして定式…