2015-08-04 (Tue)✎
公開されてからすぐに鑑賞したのですが感想が遅くなりました。
予告を観た時、ちょうど邦画の「脳内ポイズンベリー」が公開された頃で、似たような設定なんだな~と思いつつ「脳内~」の方は未見なので比べられないのですが、やはり人の脳(感情)はこんなでは?と思わさせられますね。想像はしていても、視覚的に描くとなると大変ですよね。さすがにピクサー作品!上手く描かれているな~と感心しました。(^^)
人の性格はきっとそれぞれの感情の強さの割合で決まるのかなと思いましたが、どの感情が欠けても人間らしくなくなってしまうので、やはり人というのは上手くバランスのとれた生き物だと思います(笑)。
ライリーという一人の少女の成長に沿って、彼女の中の感情が描かれるわけですが、人には忘れたくない思い出があり、また忘れたいのに忘れられない記憶も必ずありますよね。普段忘れていても、何かをきっかけに思い出すことも多いし、また嫌な記憶がトラウマとして長い時間その人に悪影響を与えることも多いでしょう。
しかし、本作を観ていると、本当にここに出てくるそれぞれの感情たちが切磋琢磨しながら我々を生かしているのかなとも思えてきます。ちょっとしたことをきっかけに落ち込んでいた気持ちが立ち直ることもあるし、また逆もあるわけで、やはり感情たちそれぞれが仲良くバランスをとってくれないとまずいですよね。
本作はファミリー映画なので、視覚的にもカラフルで登場人物(それぞれの感情)もユニークで可愛いく子どもでも受け入れやすいようにできているけれど、やはり本当のところは大人向きの作品かな。特に子どもの成長を軸にしているので、世の親たちならぐっとくるものがあると思います。夫婦の会話のシーンなど笑えるところもたくさんあるし(笑)。
ライリーが幼児の頃に空想の中で作り上げたビンボンは記憶から消えて行く存在ですが、彼を思い出さずに終わるのはライリーの成長を表しているということでしょうか。ちょっぴりせつないけれど、確かに人は大人になる上で捨てなければいけないものもあるわけで、それも成長の上での宿命なのかなと思いました。
とても楽しめる作品でしたが、「トイ・ストーリー」や「ウォーリー」のような感動までには至らなかったように思います。なかなか難しいテーマを素材にしているので、それは仕方ないかもですが。(^^;
今回、吹替えでの鑑賞でしたが、竹内さんも大竹さんも佐藤さんもピッタリでよかったです。さすがにお三人とも、お顔が浮かぶような声の出し方ではなく、ちゃんとキャラクターに合わせた吹替えで上手ですね。どうしても興行上、最近はアニメの吹替えに有名俳優を使うことが多いようですが、今回は成功だったと思います。(^^) やはりいろいろな声を使える方にお願いしたいですよね。
原題:INSIDE OUT
上映時間:94分
製作国:アメリカ
公開情報:劇場公開(ディズニー)
初公開年月:2015/07/18
ジャンル:ドラマ/ファンタジー/ファミリー
映倫:G
≪コピー≫
なぜ、カナシミは必要なの・・・? これは、あなたの物語――
監督:ピート・ドクター
共同監督:ロニー・デル・カルメン
製作:ジョナス・リヴェラ
製作総指揮:ジョン・ラセター
脚本:ピート・ドクター、メグ・レフォーヴ、ジョシュ・クーリー
音楽:マイケル・ジアッキノ
声の出演:
エイミー・ポーラー/竹内結子・・・ヨロコビ
フィリス・スミス/大竹しのぶ・・・カナシミ
ルイス・ブラック/浦山迅・・・イカリ
ミンディ・カリング/小松由佳・・・ムカムカ
ビル・ヘイダー/落合弘治・・・ビビリ
ケイトリン・ディアス/伊集院茉衣・・・ライリー
カイル・マクラクラン/花輪英司・・・パパ
ダイアン・レイン/田中敦子・・・ママ
佐藤二朗・・・ビンボン
【解説とストーリー】
女の子の頭の中で、女の子の幸せと健やかな成長を願い、日々奮闘している擬人化された5つの感情を主人公に贈るピクサー製作ハートフル冒険ファンタジー・アニメ。引っ越しをきっかけに女の子の心が不安定になったことで、頭の中で大事件が起こり、それぞれの感情が事態収拾に悪戦苦闘する大騒動の行方を描く。監督は「モンスターズ・インク」「カールじいさんの空飛ぶ家」のピート・ドクター。
11歳の女の子ライリーの頭の中にはヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミの5つの感情がいた。彼らは司令室に集まり、リーダーのヨロコビを中心に、いつもライリーが幸せでいられるようにと奮闘していた。しかし、それぞれに大事な役割を持っていた感情たちだったが、カナシミだけは誰もその役割が分からなかった。そんなある日、父の仕事の都合で引っ越しを経験したライリー。環境の変化に戸惑い、心が不安定に。そして、ふとしたトラブルでヨロコビとカナシミが司令室から吸い出されてしまう。ヨロコビとカナシミが消え、司令室は大混乱。おかげでライリーの様子もおかしくなってしまう。一方、早く司令室に戻らねばと、広大な頭の中で右往左往するヨロコビとカナシミだったが…。(allcinemaより)
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No title * by あくびまま
会社の方話だと、自分の子どもや近くにいた子たちがたくさん泣いていて、びっくりしたそうです!何か感じるものがあったのでしょうね~♪


でも、子どもの方がより感性が豊かなのでいろいろ感じたのでしょうね。