[今日の絵] 1月前半 1 Bouguereau : L'amour mouillé 1891 新年おめでとうございます。今日からは<天使>の絵、まずはギリシア神話から。ブグロー1825-1905の「濡れたキューピッド」、通り雨に降られたのだろう、少女のような少年が美しい 2 Anton Raphael…
ホーム 投稿を作成 FBの、伊藤千尋氏のベネズエラ報告、その2 ストーリーズ フィード投稿 伊藤千尋 ベネズエラが「一転、態度軟化」の意味 今朝の新聞はいっせいに、ベネズエラの新政権が「米国に協力する」と表明したことを伝えています。これを見てベネズ…
自己紹介 筑波大付属駒場高校に在学していました 東京大学教養学部教養学科 Philosophyに在学していました。 東京都世田谷区出身 既婚 写真 友達 友達153人 鈴木 一川 誠 中西睦 入不二 基義 加古 邦明 高木 英男 三好 裕策 はたやま よしみ 佐々木 隆 ライ…
[今日の絵] 12月後半 22 Luca Signorelli : Fra Angelico 1505 今日からしばらく、私の大好きな画家フラ・アンジェリコ1395-1455の絵を。まず本人の肖像、死の50年後にルカ・シニョレッリ1450-1523が描いた、別の画家の絵をもとに描いたのか、「フラ」は「修…
[今日のうた] 12月 枯葉のため小鳥のために石の椅子 (西東三鬼、「のため」の繰り返しがうまい、冬の公園によくある光景、人はいないが、石のベンチの上には枯葉が落ちており、小鳥が来ている) 12.1 冬ばらの蕾(つぼみ)の日数重ねをり (星野立子、冬ばらに蕾…
[美術展] 原美術館ARC「Träumerai トロイメライ」 伊香保・原美術館ARC 12.23 (↑やなぎみわ : 無題Ⅰ 2004と、加藤美佳 : みんなのお墓 2006。以下、貼った写真は、原美術館ARCの展示ではなく、ネットからの引用) 今回は「Träumerai トロイメライ」というテー…
[今日の絵] 12月前半 1 Hans Andersen Brendekilde : First of November 1884 俳句に季語があるように、絵の中にも季節が描かれている、これは11月冒頭で雪がちらついている、コペンハーゲンか、広告を見ている娘の横の警官は何やら疑わし気な表情、ブレンデ…
[オペラ] ヘンデル《ロデリンダ》 寺神戸亮指揮 レ・ボレアード 北とぴあ 11.30 (写真↓は、ベルタリードとロデリンダ) こんな素晴らしいオペラがヘンデルにあると知って驚愕。日本では2013年に初演、今回が二度目という。いったい日本の音楽家は何をしていた…
[今日の絵] 11月後半 16 Courbet : 小麦の選別1854 今日からは<労働する人間>、19世紀後半ごろから、働く姿がたくさん描かれるようになった、労働者階級が誰の目にも見えるようになったのも理由の一つか、パリ=コミューンにも参加したクールベ1819-77の、…
[今日のうた] 11月 あぜか潟(がた)潮干のゆたに思へればうけらが花の色に出(で)めやも (よみ人しらず『万葉集』巻14、「僕が君を好きなことを人に知られたら困ると君が言うから、あの遠浅のあぜか潟の豊かな潮の満ち干のように静かに君を想う僕は、うけらの…
[今日の絵] 11月前半 11.1 Pissaro : Young Peasant Girl Wearing a Hat 1881 少女を描くのは大人の女性を描くより難しいだろう、少女の顔は大人に比べるとまだ<個>の要素に乏しいからだろう、ピサロは風景画で名高いが、この「帽子をかぶった農民の少女」…
[今日のうた] 10月 けふからは日本の雁ぞ楽に寝よ (一茶『七番日記』、津軽海峡で詠んだとされる、はるばる海を渡ってきた雁を迎え入れる、一茶らしい優しさ) 10.1 向きあふて何を二つの案山子(かがし)哉 (子規1894、案山子は「向き合って」いても、何か考え…
[今日の絵] 10月後半 17 Judy Drew : Portrait in Autumn tones 今日からは「秋」の絵、俳句に季語が含まれるように、絵にはおのずから季節も描かれている、タイトルのように「色調」だけで「秋」は表現できる。ジュディ・ドゥリュー1951~はオーストラリア…
[演劇] アリストファネス (ペーター・ハックス翻案)『平和』 うずめ劇場 シアターX 10.19 (写真↑、左上から時計回りに、トリュガイオス、ヘルメス、コロスのリーダー?、そして右下の腹の大きい人物が聖職者ヒエロクレス) アリストファネスの原作を、ブレヒ…
[今日の絵] 10月前半 1 島村信之 : アトリエ・春1993 ホキ美術館展で、島村信之1965-2024が昨年亡くなったのを知った。今月の前半は、追悼を込めて、彼の絵を鑑賞したい。これは島村27歳の作品、モデルはたぶん2年前に結婚した妻、色彩も豊かで、<白>を基…
[今日のうた] 9月 素見物(すけんぶつ)見て居る顔をあげられる (『誹風柳多留』、「素見物」とは、吉原など遊郭で、並ぶ遊女を見るだけの客。「あの娘、いい女だなあ」とうっとり眺めていたら、さっそく別の客に指名されてしまった。あるべくしてあることだろ…
[今日の絵] 9月後半 16 Kristian Zahrtmann : ユバルとその家族 今日から「音楽」の絵。旧約『創世記』に登場する「ユバル」は音楽の発明者とされている人物。音楽には、弾く、歌う/聴く(さらには踊る)という人と人との関係が含まれ、人と人とのよい関係性…
[オペラ] R.シュトラウス《サロメ》Metライブ 東劇 9.24 クラウス・グート演出、2025.5.17 Met上演。グート演出は、通常の《サロメ》とは違い、王女サロメの少女性を徹底的に前景化する面白いものだった。サロメは成熟した女性というよりは、いつまでも少女…
[オペラ] ショスタコーヴィッチ《鼻》Metライブ 東劇 9.16 2013.10.26のMet上演。W.ケントリッジ演出、P.スメルコフ指揮 (写真上↑)原作のゴーゴリ『鼻』1836は、下級官吏の八等官コワリョフがある朝起きてみると、鼻がなくなっており、新聞広告を出してそれ…
[オペラ] プッチーニ《蝶々夫人》ロバート・ウィルソン演出 パリオペラ座イン・シネマ 東宝シネマズ日本橋 9.13 (写真↓は、舞台、左側はピンカートン、そしてエレオノーラ・ブラット演じる蝶々夫人) 2024年9月30日 パリ・オペラ座上演の映画版。前衛演出家ウ…
[今日の絵] 9月前半 1 François Boucher : La Petite Laitière 1769 タイトルは「ミルク運びの少女」。今日から「立ち姿」を見てゆく。重いものを運んでいる時、身体の各部分に重力の複雑な均衡が割り当てられるが、そうでない時でも、身体は自分の各部分と…
[オペラ] モーツァルト《魔笛》Metライブ、東劇 9.8 (↓キャラクターの「鳥」性を強調した演出。パパゲーナも「鳥」) 2017年10月14日のMet上演の映像、ジェイムズ・レヴァイン指揮。《魔笛》なのだから、音楽も歌手も申し分ないが、演出家ジュリー・ティモア…
[オペラ] ワーグナー《ワルキューレ》 ROHライブ 東宝シネマズ日本橋 9.5 (↓ワルキューレたち、後方の焼け焦げたトネリコの樹、下に並んでいる戦士たちの遺体は焼け焦げたトネリコの枝。写真下はジークリンデの家に来たジークムント、焼け焦げたトネリコの木…
[オペラ] モーツアルト《コジ・ファン・トゥッテ》 Metライブ 東劇 9.2 (写真↓は、ドラベッラ(イザベル・レナード)とフィオルディリージ(スザンナ・フィリップス)) 2014年4月26日のMet上演。指揮ジェイムズ・レヴァイン、演出レスリー・ケーニッヒ。場所は「…
[オペラ] モーツァルト《フィガロの結婚》 Metライブ 東劇 8.26 [写真↓は舞台。フィガロを黒人の男性歌手(マイケル・スムエル)にしたのが珍しい] 2025.4.26 Met上演、リチャード・エア演出、指揮は女性のヨアナ・マルヴィッツ。私は、《フィガロ》は実演だけ…
[今日の絵] 8月後半 17 十八世紀の舞踏会の様子を描いた石版画 今日から、ヨーロッパ絵画でたくさん描かれた「社交」が主題。「社交」=societyは、集団お見合いのような場でもある。ジェイン・オースティン『高慢と偏見』からも分るように、ヨーロッパは社…
[今日のうた] 8月 かりそめの恋のごと夕菅(ゆうすげ)の色 (津久井延子「朝日俳壇」8.3 小林貴子選、淡い黄色のユウスゲの花は、夕べに開いて朝方にしぼむ、その色の淡さといい、開花時間の短さといい、切ない恋のよう) 8.4 卦体糞通じぬ部下と飲むビール (近…
[オペラ] 細川俊夫・多和田葉子《ナターシャ》 新国立劇場 8.13 (写真↑は舞台) 二人の男女がナターシャとアラト。ひょっとして人類終焉時のアダムとイブなのか。しかしアラトはメゾソプラノ(山下裕賀)が歌うから、男性というより中性的。細川のオペラ《松風…
[今日の絵] 8月前半 8.1 Alfred Emile Stevens : The Milky Way 1885 タイトルは「天の川」、月明かりもあり、北欧の夏の海は明るい、スティーブンス1823-1906はベルギーの画家 2 Will Ashton : Evening Along the Seine タイトルは「セーヌ川川辺の夕べ」…