こんにちは.changです.
2年ぶりに1年の振り返りを書きます. 2年ぶりになったのは単純にサボった所為もありますが,2024年に目標としていたSDA王滝とツールド沖縄が共に雨天中止になり,1年を締める気になれなかったことが大きいです. ですので,今回は2年ぶんを締めます.
1. 目標の達成度
昨年末に目標を立てなかったので2023年末に立てた目標についてになります.1年間でやろうとした事を2年掛けてやったのでインチキですが...
(1) 王滝SDA年代別で表彰台
達成しました. リザルトは年代別の表彰台ではなく,全年齢での5位入賞でした. 目標を超える成果です. 昨年の無念を晴らす事が出来て満足しています.
(2) デュアスロンに挑戦
未達成です.と言うか,興味が薄れてしまって,正直忘れていました.
2024年は,デュアスロンの協会に登録してレースにエントリーしようとしました. しかし,良いタイミングのイベントが無かったり,枠が埋まってしまったりで出場出来ませんでした. ランニングは続けているのですが,競技でやるのは自転車だけにしようと思うようになりました. もう若く無いので,色々な事で自分を追い込むのは正直疲れます. 2025年は協会への登録を継続しませんでしたし,2026年も登録しないつもりです.
デュアスロンとその先にあるトライアスロンには,常に興味を持っています. エンデュランスな感じが,僕に合っていると思っています. 決めている訳ではありませんが,何となく,もう何年かしたらロードレースは怖くなって止める様な気がしています. そうなった時に挑戦したい事の筆頭です.
(3) 査読付きの論文の投稿
達成しました.仕事の事なので詳しく書きませんが,2024年度に大学の先生と共同研究をして,その成果を2025年に国際会議で発表 & 国内学会誌に投稿しました. 論文は既に採択されていて,年明けに掲載予定です. 査読付きを書いたのは10年以上振りでした. 国際会議発表に至っては初めての経験でした. 国際会議については後述しますが,40歳を超えて,我ながら良くやったと思います. 今夜はほんの少しだけ自身を讃えてビールを飲みます.
(4) Windows OSを捨てる
達成しました. 既に1年近く,プライベートではWindowsを使っていません. 超快適です! 色々と書きたいことがあるので,改めて寄稿します.
2. 2025年のトピック
2. 1 国際会議での研究発表
7月にフランスで行われた国際会議で研究発表をしました.
僕は一応博士号を持っているのですが,恥ずかしながら国際会議での口頭発表経験がありませんでした. 大学によってルールが違うと思いますが,“国内の査読付き論文1件 + 国際会議での口頭発表2件”とかを学位審査のノルマにするケースが多いと思います. 僕は,海外での査読付き論文1件 + 国内の査読付き論文1件で審査を受けました. 学生時代に国際会議に行かなかった理由はいくつかありますが:
- 所属していた研究室が国際会議に積極的でなかった
- 個人的にも海外旅行に興味がなく未経験だった
- 諸事情で約1年ぶんの研究成果で無理やり学位を取ったので,半年程前からエントリーする必要のある国際会議への参加が厳しかった
- 英会話に自身が無かった
こうして並べると言い訳ですね. 要は1人で行くのが不安で尻込みしていたのです. 長年のコンプレックスでした. そんな話を(当時の)上司にしたら,"挑戦してみろ”と背中を押されました. 僕の勤め先は中小企業で,商社なので,学術界での研究活動は求められていません(少なくとも入社当時はそうでした). 他の経営陣を説得して予算を通すのは大変だったと思います. 上司には大変感謝しています.
発表を終えて感じた事,考えさせられた事が沢山ありました.
(1) AI活用
率直に,ChatGPTに救われました.
当然,論文(日本で言う予稿)を英語で書く訳ですが,ChatGPTに添削させると素晴らしい英文になります. 学生時代に使っていた有償のネイティブチェックは,完全に不要でした. 正直,国内のネイティブチェックは品質にばらつきがあります. また,自分の研究内容に(そこまで)精通していない方が担当になる事が殆どです. ChatGPTにはその辺の不安が全くありません. 英訳は常に正確で,科学論文に適した表現になります. また,同じ分野で発表されている論文の予備知識を使って直したり,相談に乗ってくれます. まるで,大学の先生が寄り添って執筆を手伝ってくれている様な感覚でした.
英会話の練習にもChatGPTを使いました. 就業時間の終了前30分を英会話練習に充てていたのですが,その様子を見た同僚が“海外のユーザーと会議をしているものだと思った”と言っていました. 発表練習を聞かせて質問させたり,改善点を提案させる事も出来ます. 専用の英会話アプリもありますが,発表練習に関してはChatGPTを直接使うのが良いと思いました.
マジで時代が代わりましたね... AIには出来ないことを如何にやっていくか,真剣に向き合わなければなりません.
(2) 社員の反応
思った以上に社員が喜んでくれました. 発表練習を手伝って下さったり,帰国後に励ましの言葉をかけて下さった方が多くいました.
勿論,"無駄なことに金を使いやがって...”と思っている社員もいると思います. 古い話ですが,或る政治家が"2位じゃ駄目なんですか?”という発言しました. 現在では,“愚かしい”という解釈がされていると感じますが,世論を一定程度に反映していたことも事実です. 研究という,良く判らなくて,短期的に儲けが出ないことにお金を使う事を無駄だと思う方は多いです. ある程度は仕方が無いですが,日本はこれが行き過ぎて国力を下げてしまいました. 僕の今後の活動を通じて,社内の風潮,国内の風潮を少しでも変えていきたいです.
(3) 国際会議発表の意義
"所属していた研究室が国際会議に積極的では無かった”と上述しました. これは,国際会議発表が履歴書目的になってしまって,研究公開の部分で形骸化してしまうケースが多いからです. 僕を含めて,普段から英語で仕事をしていない人間が国際会議に行って実り高いディスカッションが出来るかと言うと,正直厳しいのです.
※ ちなみに僕のTOEICの最高点は830です.読み書きにはほぼ問題がありませんが,会話で仕事をする時は少し気負います.必要なのは座学ではなく,留学経験なのです.
英語発表での一番のハードルは,発表後の質疑応答です. 怒られそうですが,これがまともに出来る日本人は少ないと思います. “英語が苦手だから簡単な質問にしてくれ,と言え”,と本に書いてある位なのです. ポスターセッションに至っては時間潰し状態なのではないかと思います. なので,“研究の評価を真に受けたいなら,査読付きで論文を書け”というのが恩師のお考えでした(僕の解釈かも知れません). 今回発表してみて,やはり恩師のお考えは一定に正しいと感じました. 同じ分野の会議に何回も参加すれば馴染めていくと思いますが,パッと1度だけ行って,注目を集めたり,コネクションを作れるものでは無かったです.
発表して良かった事も沢山ありました. 先ず,聴講者の真剣度がとても高かったです. これも怒られそうですが,日本の学会の聴講者は大抵,部屋の後ろの方に座ります. パソコンやスマフォで内職をしている方も多いです. 海外は違いました. 皆さん発表している僕の眼の前に座って,ものすごく真剣に聴いて下さいました. 気迫を感じましたね.
ディスカッションも,上手に受け答え出来たとは言えないものの,座長がフォローして下さって何とかこなせました. 日本の学会で多い“突っ込み”的なコメントも勿論あるのですが,発表内容をフォローするというか,“一緒に盛り上がっていこう!”みたいな質問が多かったと感じました. 当たりの会議を引いただけかも知れませんが...
何にせよ,1回だけでは単なる記念受験になってしまいます. 今回の経験を活かせる様に,投資をして良かったと思って頂ける様に,この先のアクションプランを考えます.
2. 2 レース成績
(おそらく)全成績が以下になります.
2月
雪上ファットバイク4時間耐久: 優勝
3月
常陸の国MTB耐久3h: 6位
MTBクロスカントリー in NODA: DNS(体調不良)
4月
JBCF伊吹山: 中止
JBCF群馬: 43位
6月
富士ヒル: 1:06:24
7月
シマノバイカーズフェス 3h: 4位
9月
ツールドふくしま140km(Men 40-44): 41位
SDA王滝ロング: 5位
10月
川崎マリンエンデューロ2h: DNF
11月
ツールド沖縄市民200: 101位
Specialized Day MTB 3h: 2位
ロードレースがボロボロでしたね. 単純に,出場レース数も少なかったです. 正直,特に7月の海外出張を中心として,仕事に気を取られたのが大きかったです. あれもこれも上手くはいかないですね.
2. 3 マウンテンバイクへの傾倒
成績を見ると出場レースの半数がMTBで,全体的に好成績でした. 王滝を筆頭としたMTB耐久レースがとても楽しいですし,自分への適正が高いと感じます. リザルトが良かったのは,今年の7月に導入したOrbea Oizの恩恵も大きかったです(別記事で書きます).
3. 2025年の目標
(1) SDA王滝ロング優勝
来年は本気で勝ちに行きます. 来年勝って,2027年からエキスパートに挑戦しようと思います.
(2) JBCFマスタークラスでの表彰台
来年から実業団登録をマスターズに変えます. (E1への)昇格が目標ではなくなるので,個々のレースでのリザルトに集中します. 未だ年間スケジュールを見てませんが,自身に向いたコースレイアウトに絞って表彰台を獲りたいです.
(3) 研究の配信
仕事の事なので詳しく書けませんが,2023年度末から始めたYouTubeでの技術・研究配信を2026年も継続します. 良い動画を沢山作って,若い方の刺激になりたいです.
当ブログでの技術記事も少しずつですが書いていきます. 個人ブログだからこそ書ける,伝えられる内容があると思っています.
4. むすび
2026年もよろしくお願い申し上げます.
















