前記事では、いわき七浜海道サイクリングといわき観光について紹介した。今回は、いわき七浜海道サイクリングの経験を活かして作曲した、いわきの応援ソング「いわき七浜の風」について紹介する。
(1)「いわき七浜の風」
まずは聞いてもらいたいと思う。同一歌詞で2曲あるので、それらを区別するため、「いわき七浜の風 U」、「いわき七浜の風 V」と命名した2曲を以下に示す。
これらの曲は、いわきの久之浜と勿来の関の間の海岸沿いの「いわき七浜海道」(主に防潮堤の上のサイクリングロード)でのサイクリングを歌っている。
(2)「いわき七浜の風 U、V」の歌詞
Verse1
朝焼けの色が 久之浜染めて
ペダルをこいで 走り出していく
気持ちよい風が そっと吹いてる
今日のライドの 始まりさ
Chorus1
風に身を任せ 走っていこう
僕の胸が 熱くなってる
どこまでも続く 防潮堤の道
いわき七浜 風が吹いてる
Verse2
小名浜めざして 海沿いを行けば
気がつけばもう 腹ぺこさ
いわきららみゅう 一休み
海の幸を 食べて行こう
Chorus2
風に身を任せ 走っていこう
七つの浜を つないだ道
海にそびえる 塩屋崎
心が波に 溶けていく
Verse3
どこまでも続く この道を行く
みんなの願いを 乗せながら
寄せては返す 太平洋
優しい風が ささやいてる
Chorus3
風に身を任せ 走っていこう
いわき七浜 復興の道
やっと見えたよ 勿来の鳥居
いわき七浜 風が吹いてる
(3)曲の修正の経緯について
作曲方法の概要については、前記事[1][2]で紹介したので、参照してほしい。
今回は、作曲の修正経緯を分析したので、それについて紹介する。
下表は、今回の歌詞の変遷を示している。まず最初に私が作成した原案は、左側の茶色列の1番だ。その原案の歌詞をChatGPTにインプットしてFolkSong調を指定して添削してもらった結果は、2番目(ピンク列)だ。このChatGPTが添削した歌詞は、作曲AI (sunoAI)にインプットする前に私が再修正した歌詞が3番目(橙色列)だ。この3番目(橙色列)の歌詞をsunoAIにインプットして出来た曲はA,B版の2曲ある。sunoAIは、同一歌詞で必ず2曲を作曲してくれるのだ。
3(橙色列=A,B版)の曲が気に入らず、更に歌詞を修正して作曲したのが4(黄色列=C,D版)となる。このように修正・作曲する度に、下表の右側方向に進むことになり、各列の作曲で必ず2曲ずつ作曲されるため、それらの曲はA,B,C,Dというアルファベットで版数を識別している。
このように、今回は、作曲された曲が気に入らず何回も修正を繰り返した結果、最終的には、一番右側の13番目の曲(U版、V版)となった。
ちなみに、下表の歌詞に着色してある行は、最終版の歌詞がどの段階で生まれて、どの段階で修正されたかを示している。一方最終版(13列)の各行の色は、最終修正された段階の列の色を示している。例えば最終版(13列)の歌詞の最初の行はピンクだが、これは、2番目(ChatGPT)で修正された歌詞が最終採用されたことを示している。
いわき七浜の風 曲の修正経緯

今回は収束するのに多数回の作曲が必要だった。その主な原因は以下の2つだ。特に(2)後半の曲調指定に苦労したことが一番大きい。
(1)前半の1~4では、歌詞がしっくりせず修正した。
(2)後半の5~13では、曲調が期待通りにならず、曲調チューニングを繰り返した。
曲調指定は、sunoAIではstyleとして指定できるのだが、私は音楽知識があまりないので、styleを無指定にすることがある。それでもsunoAIはおまかせで作曲してくれる。
しかしながら、今回の作曲では無指定だと伴奏がギターだけとか貧弱になった。一方Japanese Folk Songと指定すると昭和歌謡曲になってしまう。そこで無い知恵絞ってBalladを指定したら、Vocalが歌い上げてしまうため、合わない。
結局、最終のU,V版ではJapaneseのない"Folk Song"と指定し、かつ"lonely traveller"と指定することにより、さすらいの旅人風の曲調になるようにsunoAIに指定したところ、何とか期待通りのフォークソング調になった。
(4)歌詞の修正について
下表は、最終版(U,V版)の歌詞が、どの段階で生まれて、どの段階で最終の歌詞になったかの修正経緯を表す数字を示している。
例えば、最初の行「朝焼けの色が ひさのはま染めて」の右側の"12"の意味は、1(原案)で生まれて、2(ChatGPT)で修正されて、最終的な歌詞となったということを示している。また2行目の「ペダルをこいで走り出していく」は"1234"と表示されているが、具体的には、以下の様に修正された。
1(原案):ペダルを 踏み出していく
2(ChatGPT):ペダルひとこぎで 胸が軽くなる
3(A,B版):ペダルひとこぎで 走り出していく
4(C,D版):ペダルをこいで 走り出していく
下表の修正パターンを示す数字を集計すると、"123"が一番多く6行がこのパターンで修正されている。すなわち、1(原案)で発案された歌詞が2(ChatGPT)で修正されて、さらに3番目に私が再修正して最終形になったパターンだ。
最終のU,V版の歌詞の集成経緯

(5)背景動画について
今回紹介した「いわき七浜の風」U版、V版では、背景動画として、太平洋の波の動画を4本使った。実はそれら4本のうち、実写動画は1本のみで、残りの3本は、私の撮影した写真からPowerDirector365のAIが作成した動画だ。
実写動画は塩屋埼灯台の上から撮影したので、高い位置からの撮影で、しかも実写なので手ぶれがある。
一方のAI動画は、当然ではあるが手ぶれはないが、10秒間のみの動画なので、それ以上の時間の背景とする場合は、繰り返して表示する必要がある。実際にAIで作成した動画は、如何にもありそうな波に仕上がっており、品質は高いと思う。
何とも便利な世の中だとは思うが、一方でAIの進展がどこまでいくのかと思うと少し怖い感じもする。
(6)終わりに
今回は、期待する曲調の指定に苦労したため、多数回の作曲が必要になったが、この一つの要因は、sunoAIのくせを熟知していなかったことだ。もう一つの要因は、私の音楽知識の乏しさのため、曲調指定のためのボキャブラリィが貧弱で、適切な曲調指定出来なかったこともある。
これらを反省材料として、次回はもっと手際よく作曲したいと思う。
参考文献
[1]2025/9/7当ブログ「風になる日 -サイクリストに捧げる応援歌-」
[2]2025/10/8当ブログ「「GoGoシルバー世代」 -シニアへの応援歌-」
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