前回は、Merkai Cloud Monitoring改めHybrid Operating ModeにおけるCatalystのMeraki Cloudへのオンボーディング方法に関してまとめました。
今回は、そのHybrid Operating Modeで何ができるのかをまとめていきたいと思います。
基本的にはCloud Monitoringと同じ
Hybrid Operating Modeとは言ってもCloud Monitoringとそれほど変わりません。
Meraki DashboardのGUIでは設定は不可でRead Onlyとなります。
ポートのステータスの確認も可能ですが、「編集」アイコンはグレーアウトされているため設定変更はできません。

Cloud CLI
Hybrid Operating Modeの目玉機能はCloud CLI機能となります。
これまでのMeraki DashboardにおけるCLIはshowコマンドのみ入力可能でしたが、Hybrid Opeating Modeでは編集モードからCLIを使って設定変更が可能となります。
Switch画面の「クラウドCLI」タブからCLIターミナルを起動します。

パスワードの入力画面が表示されますので、現在ログインしているMeraki管理者のパスワードを改めて入力します。
Catalystへのログインのクレデンシャルではないので注意が必要です。

Webブラウザ上でCatalystのコンソール画面が表示されます。

設定変更を行う
コンフィグモードにてCatalystの設定変更を行なってみます。
今回はIntergace gigabit 1/0/1に対してVLANの設定変更を行ってみます。

これまでのCloud Monitoringでは「config terminal」コマンドは受け付けられませんでしたが、Hybrid Operationg ModeではコンソールポートやTelnet、SSHでのアクセス時と同様に設定変更が可能になることがわかるかと思います。
CLIで設定変更を行なった数分後、Meraki DashboardでもVLANが変更になっていることが確認できます。

ログイン履歴の確認
クラウドCLIを介してCatalystへログインした履歴の確認も可能です。
ログインした時間、Meraki管理者を時系列で確認出来ます。
クラウドCLIで設定変更を行なった場合は、どのように設定変更を行なったか確認が行えます。


コンフィグの差分の確認も可能
これもCloud Monitoring時代からあった機能ですが、定期的にコンフィグのバックアップを取っており、時系列で設定の差分を表示させることが可能です。

まとめ
このHybrid Operating ModeはこれまでのCloud Monitoringから地味ながらも確実に進化していることが分かったかと思います。
・Appレスのオンボーディング
・Meraki DashboardからCLIを使った設定変更
この2点によりIOS-XEなCatalystを使いながらもMeraki Dashboardによるシンプルな管理が可能となっており、多くの企業において有益な機能となっていると思います。