
はじめに:2025年、今さらK-5?
カメラの価格高騰が続く2025年。最新のミラーレス機も素晴らしいですが、僕は、かつての憧れカメラ、PENTAX K-5 を購入しました。
発売からかなりの年月が経ったこの一眼レフカメラ。
なぜ今これを選んだのか、そして実際に山や航空祭で使ってみてどうだったのか。結論から言うと、「最高のお買い物」でした。
今回は、そんなK-5への愛と実用レポートをお届けします。
かつての「憧れ」と再会


時計の針を少し戻すと、K-5が現行機だった当時、私はライバル機である Nikon D7000 を愛用していました。レンズラインナップやシステムの充実度でNikonを選んだものの、実は心の中でK-5に対して密かな憧れを抱いていたのです。
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ピントの山が掴みやすい、クリアな光学ファインダー
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「パシャッ」という静かで吸い込まれるような心地よいシャッターフィール
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所有欲を満たす、剛性感あふれるマグネシウムボディ
PENTAXというメーカーには、「開発者に絶対にカメラオタクがいる」と思わせるような、スペック表には現れない「使って楽しい」「触って気持ちいい」作り込みがあります。
その後継機であるK-3にも興味があり、「いつか安く手に入らないかな」とぼんやり考えていたある日、いつものコメ兵で運命の出会いがありました。
衝撃のプライス、セットで3万円

ふと棚を見ると、そこには状態の良い PENTAX K-5 が。
お値段なんと、値下げ価格で18,000円。
今の全体的に高値のカメラ相場を考えると、二度見するレベルです。「え、この名機がこの値段でいいの?」と。一眼レフて、ミラーレス機に比べ人気がないんですね。
さらに、万能ズームレンズ smc DA 18-135mm F3.5-5.6 WR も 12,000円 で発見。合わせて買っても3万円。もう、次の瞬間には「これ下さい」て言ってました。
ボディとレンズ、セットでまさかの3万円。
いてもたってもいられず、その場でお持ち帰り(保護)しました。思わぬ価格で憧れのカメラを手に入れ、帰りの足取りはウキウキでした。
登山カメラとしての適性を試す
今回このセットを導入した大きな理由は「登山用カメラ」としての期待です。
普段はOLYMPUS E-M1を愛用しており、写りには満足しているものの、AFの弱さが気になりE-M1 Mark IIへの買い替えを検討していました。しかし、OLYMPUSと双璧をなす「小型一眼レフカメラ」の雄、PENTAXなら山にピッタリではないか?と思ったのです。防水性もありますしね。堅牢性と防水性が、登山カメラに求められる条件です。
フィールドテスト①:登山
実際に山に持ち出してみましたが、DA 18-135mmの万能感がすごいです。
正直、OLYMPUS Zuikoレンズのようなカリッとしたキレはありません。でも、「まあ、撮れる」という安心感があります。
そして驚いたのがAF性能。思ったよりも良く、日が落ちて暗くなっても結構粘って合焦してくれます。
さらに、APS-Cフォーマットの余裕を感じました。レンズが多少暗くても高感度耐性があり、綺麗に撮れます。重量はマイクロフォーサーズより重くなりますが、ホールド感が良く、登山のお供として十分許容範囲です。
フィールドテスト②:雨の浜松航空祭
古いカメラなので防水性能(パッキンの劣化など)が心配で、本来なら防水カバーを用意したいところですが、小雨降る浜松航空祭でテストを兼ねて使ってみました。
結果は……WR(簡易防滴)レンズの安心感、絶大!
多少雨に濡れても問題なく動作しました。
そして、ここでもAFが期待以上。
「PENTAXはAFが弱い」というイメージがありましたが、スピードこそ爆速ではないものの、「ちゃんと合う」という印象。飛行機相手でも十分に使え、期待以上のおまけを得たような気分です。
正直なデメリットと注意点
もちろん、良いことばかりではありません。
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レンズの解像感: 高倍率ズームなので、さすがにZuiko 12-40mm F2.8のような単焦点並みの写りはしません。「便利ズーム」としての割り切りは必要です。
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周辺描写: 一眼レフの宿命か、基本的には真ん中番長です。隅々までカリカリに解像させたいなら、やはり現代のミラーレス機に軍配が上がります。
まあ、3万円のセットにそこまで求めるのは贅沢というものでしょう。
まとめ:今こそおすすめしたい名機
登山用に特化して購入したつもりが、航空祭やスナップでも十分に使える万能選手でした。
これがセットで3万円台で手に入るなんて、素晴らしい時代です。
あまりに良すぎて、友達におすすめしたらその友人も同じセットを買ってしまいました(笑)。
カメラが高くなってしまった昨今、これからカメラを始めたい人や、ガシガシ使えるサブ機を探している人にとって、PENTAX K-5は「今こそ」おすすめしたい選択肢です。
最後に、K-5で撮影した作例を貼っておきます。
(以下、作例写真)




























































































































































































